
最近は同僚達が休みがちだ。
チームリーダー(サブ)が休みの時には生き生きしているのだが、出社している時には黙り込んでいる。
仲間と会議室に入って打ち合わせに入っている。(チームリーダー(サブ)抜きで)
チームリーダー(サブ)は人気がない。
チョコ父の会社の昇進は係員からの昇進には試験がある。
どうやら、「実力主義の会社なんだ」と対外に言いたいらしい。
チョコ父が若いころに社長に言われたことがある。
社長「チョコ父、昇進試験、受けないの?」
チョコ父「現場が好きなんで」
社長「チョコ父が試験受けたら、無条件で合格なんだけどなぁ。とりあえず、受けてくれない?答えは書かなくていいから、名前だけ書くだけでいいから」
チョコ父「とりあえずって、ビールじゃないんだから」
社長「受けてよ~。でないと、昇進させられない。どうして、こんな制度作っちゃったのかなぁ。合格する奴らって、本当は合格させたくないの・・・」
チョコ父「だから、それがダメなんだって。この制度は昇進したくない者が昇進しなくても良い制度と受け取っていますよ」
社長「でも、そうしないと、社長の気分で昇進させてるみたいに思われちゃうでしょ。昇進してほしい人たちが係員のままで、どうにもならない人がチームリーダーとかになっちゃってる」
社長がやってきた。(社長は社内をウロウロしているので、迷惑なんだ)
社長「社内の力量が減っているんだよなぁ。最近、特に。この間、昇進試験を終えたんだが、なんだかなぁ」
チョコ父「そうね。さっきも係員がサブリーターに『これはサブリーダーの仕事でしょ。何も考えずに係員にぶつけないでください』って叫んでましたもんね」
社長「聞こえてた・・・。サブリーダーもそうだが、実務の経験が少ないんだ。無理だわなぁ」
チョコ父「無理だわなぁ、って他人事みたいに」
社長「もう、昇進試験って辞めちゃおうかなぁ」
チョコ父「なんと、唐突に。さっき、隣の係員に昇進試験、頑張れよって応援しました。彼は技術屋として無理だから・・・。彼は嬉しそうにしてましたよ」
社長「そうなんだよなぁ。そんな奴らばかりが役職に付いちゃってるんだよなぁ。」
チョコ父「そして、勘違いしてふんぞり返っている」
社長「そうなんだよなぁ、勘違いしてるよなぁ。そうなんだよなぁ」
と、ひとしきりボヤいて去って行った。
チョコ父は早々に退社する。
Posted at 2022/11/12 14:08:45 | |
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