2013年12月19日
飛行教導隊とアグレッサー
・今日は朝から雪なので、思う存分艦これ・・・げふんごふん、お部屋掃除をしています。薪ストーブも全開運転、こういう時は薪ストーブはいいよねぇ。点火も乾燥した薪がそこそこあるので、割と簡単です。石油ストーブより立ち上がりが早いって程でもありませんし、そこそこ手間掛かりますけどね。あと、バイクパーツで頼んでいたパニアケースが届きました。良くオークションで出ているハードタイプの怪しい奴です。これを白く塗ってVTに乗せようと思っているのですが、思っていたよりサイズは大きく作りは甘くって感じですね。鍵がないと開閉が出来ない仕組みなので、なんとかしたい所です。スタッドレスは初雪ですが、みぞれ状態だと割とツルツルしてしまいました。ウェットはスタッドレスは弱い物だけど、こんな弱かったっけ?
・今年の航空自衛隊祭で買ってきたカレンダーは一枚目がアグレッサーである。アグレッサーって何だ?って事で検索すると、飛行教導隊って所が運用している戦闘機らしい。教導隊と言うと、ファイブスターストーリーでハスハ(たしかナカカラ)の戦いでAトールにぶち当たったブランジェトップのナイアスブリュンヒルデ(ゴシックナイアス)が、同行していたヨーン・バインツェルン君に自らの謎の部隊(ブーレイ騎士団T223)が実はノイエシルチスのグリーングループ、教導騎士団であると明かしたシーンを思い出す。というか、それしか知らない。え?自衛隊の中にデッドセルみたいな部隊があるって事?と思ったら、半分そういう事らしかった。
・教導隊のお仕事を一言で言うなら仮想敵、なんだそうな。各飛行隊ももちろん厳しい訓練をしているのだろうが、独自に戦術研究とかやってたら共通のフォーマットが出来ないし、敵の動きの研究なども難しい。そこで仮想敵をやれるエースパイロットの部隊を作って訓練すればいいという事で教導隊は発足している。当時はソ連が仮想敵だったので、Migシリーズに似ているT2高等練習機を使った空中戦を主にやっていたそうだが(当時の主力はF4で、F1が補助に入ってるぐらい)、F15が導入されて空中戦やってたらT2が空中分解おこしたってんで、今ではF15が教導隊の任務機体になっている。この仮想敵機体の事をアグレッサーと呼ぶらしい。
・で、アグレッサーの役割は主としてクロースレンジの空中戦のようだ。まあ遠距離戦は電子戦だからパイロットの技量云々じゃないし、比較的言葉で伝えられるし、対地目標とか鈍足爆撃機とかは多分そんな練習の対象ではないだろう。で、そういう一目見て敵である事、あるいはその役割が特定の何かである事が分かるためにアグレッサーは特殊な迷彩をしている。つまり、あれは、普通の部隊のカモフラージュの実験やブルーインパルスのような見せるための模様ではなくて、訓練時の識別記号みたいな物だったのだ。で、カレンダーの機体は090号機でF15DJなんだそうな。多分だけど、訓練時はこの色だったらSU30を想定とか、086(緑迷彩の)だったらSU27の対地兵装、みたいな事をやるんじゃないだろうか?残念ながらF2はアグレッサーにはないので、特殊な迷彩は無いみたい。
・飛行教導隊の部隊マークはコブラである。教導隊は陸自にもあって、こっちは仮想敵って意味合いは無くて、教育を主に担う感じかな。一線部隊に準じる装備ですぐに前線に出られるように訓練するような感じだと理解している。ただ、陸自にだって仮想敵は必要なはずなんですが、あんまり良く分からないですね。昔、AH1Sがアグレッサー部隊の物であるという写真を見た記憶があって、たしかにそいつはエンブレムが飛行教導隊と同じコブラだったように思うんですが、陸自のエンブレムでもコブラの部隊がありますから(記憶あやふやだけど、10式とかヘリでも似たような部隊があったはず)(戦車の教導隊は流れ星マークのがそうみたいだけど)。
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Posted at
2013/12/19 02:06:25
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