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イイね!
2013年12月20日

2世代前の1ランク下

 ・メイトV50の最終組み立て、パズルのようなメチャクチャな組み方に辟易し、降っては止み降っては止む雪を呪いながら、ホースも交換してエンジンに火を入れようかと言う段階に来ました。長かった・・・混合ガスを送ってさて始動と思ったのですが、そもそもガスが落ちてこない。コックがバカになってて、へんな場所で出るかと思ったら他の場所で停まったり、もうばらした時にちゃんと動いてたのに、何なんだよぉ・・・そして、コックを無視してキャブにガスを送るも、キャブが吸わない。念のためホースから息を送っても全く空気が入りませんでした。キャブOHしたのにニードルバルブの固着かよ!いい加減にしろよ!他にもスロットルボディーがギチギチでスロットルがちゃんと動かないとか、もの凄いハイスロになっているとか、エアクリ取り付けがキチガイだとか、インマニラバーが鉄だとか・・・ぶっちゃけC50カブと同時期なので、C50並なのを期待していたのですが、中身は二世代前C100のコピー(もちろんエンジンは4ストと2ストで違うんだけど、キャブ周辺とか)、製造精度はC65ぐらいじゃないのかな?センターであげて外したサスを取り付けようとしたら、伸びきっているはずなのにボルトが入らないとかあるし、そもそもボルトを内側から通すって設計がわからんわ。あまりにもおかしいので、自分が間違えているのではないかと思ってメーカーHPでPLをDLして見たけど、本当にその通し方でびっくりしたよ。

 ・もう少し詳しくスロットルのやばさについて。最近のキャブはスロットルトップはスクリューで、そこでベンチュリーを上げ下げしている。チョークは全く別系統だ。ところがこいつはキャブトップがネジ止めで、チョークプランジャーとスロットルが同じトップキャップに取り付けられている。ついでにプランジャーの固定はスプリングの反力で押しつけているだけ。だから、しょっちゅう先端が外れる。本来ここは高い気密が求められるのだが、これじゃ気密が怪しいし、取り付け時にプランジャーもスロットルボディーもスプリングで押してくるので作業しづらい。さらにボディーとの加工精度がおかしいらしく、ベンチュリーが引っかかる。こいつ、暴走とか大丈夫だったんだろうか?まあリターンスプリングがその分強力なので大丈夫だったんかも知れないけど。ともかく、内部にこういう設計をやった奴が居るってだけで他のも心配になるよ。

 ・ま、良い点も一つぐらい書いておこう。こいつはエンジンとの配線がコネクターじゃなくて、全部端子にネジ止めなのを取り外すという、戦前のような設計だと書いた。コネクター式でない場合、配線を元通りに繋げるかは結構重要になる。もちろん私はデジカメで記録していたので抜かりはないのだが、昔の人はそんなのないしSMないとエンジンも降ろせないってのは非常識だ。で、ケース内部にへんなシールが貼ってあった。妙にカラフルで、一見するとタイミングライト的な使い方が出来そうなマーキングだ。一体なんなんだろう?と思っていたのだが、今日組んでいて分かった。このカラーリングは配線の接続のカラーマークだわ!ちょっと色味は違うけど、まあ普通に組み直せそう。ちょっと感心した・・感心はしたんだが、それを言ったら普通配線って色分けしてあるから、元の端子に接続されているコードの色見りゃ分かるんじゃね?  そうお察しの通り、このエンジンはハーネスと本体でコードの色が違っている箇所があるのだ(笑)。

 ・塗装はガス漏れで簡単にとろけて大失敗だった。これまでいろんな塗装を見てきたけど、たれたガスでドロドロと流れ出したのはこいつがはじめて。気温が低くて硬化しなかった、所定より薄めた(スプレーでうつため溶剤を増して粘度を下げた)なども考えられるが、雨や雪に対してはかなり強い皮膜だったので、まるで手品みたいにガスで溶け出すのはびっくりだよ。これだったらガスで塗料落としが出来ちゃう。バイクに使って落ちる分には私の勉強だったからいいんだけど、いくら一般鉄部用だって、ここまで溶剤に弱ければ耐久性低いんじゃないのか心配になってくる。あと硬度は低くて、ちょっとぶつけると擦れる。下地との密着というより、強度が無くてこすれて落ちる感じか。ちなみにラッカースプレーの防錆塗装の方は全く溶けてなくて上塗りだけダメになる感じ。ラッカースプレーは溶剤が強いらしく、逆に硬化後は溶けづらいらしい。アトムハウスペイントのハイブリッドコートなど昨今の家庭用のは弱溶剤タイプになってきているので、中途半端な乾燥とかだとダメなのかもね。ほんと、下地やっといて良かった。こりゃ車屋でウレタンのソリッドカラーからかわんとならんな。

 ・地元の会議、うーん、世の中どんどん難しくなっていく気がする。法を立てるのは人民の心に信がないから、という言葉を思い出す。私は適当な人間なので、ええやん、そういうのはその場その場で臨機応変、善意でやってりゃーと思うのだが・・・・てか、何このギスギスした雰囲気、昨年までこんな感じじゃなかったじゃん、どうしちゃったの?と言った感じ。俺だったら、こんな面倒な感じになったら、じゃあ組織運営なんか興味ないからやめるわってなっちゃうけどな。そうそう、畑コンの最後の引き落とし連絡が来て、補助がいくらかあったので、まあまあの値段になっていた。あんなイビキ地獄で当初の値段だったらキレてる。事務局の挨拶はやるなーっと言った感じ、こういう一言で人は動いたり動かなかったりするんだろうな。
  
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Posted at 2013/12/20 23:20:57

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