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2013年12月21日

未来を見る目・車の暖房はタダか

 ・今頃ATD-Xをいじっている日本って開発遅いのかな?と思って調べたら、F22の原型のYF22の初飛行が1990年!ATD-Xの模型による電波吸収のテストが2005年なので、まあそれ以前から多少は研究やっただろうけど、2000年代に入ってからの研究だろう。遅いよねぇ。実際は航空自衛隊は2000年にやっとF2を配備しだしているし、初期不良の対応にあたっていたので、2005年頃はやっとF2実用化の目処がついたあたりだろう。一説によるとF2の技術開示がアメリカに行われたからF22が・・・みたいな話しも聞くけどどうなんだろうね?2001年には同時多発テロが起きているので、まだF117やB2のようなステルス「攻撃機」の時代だったろうとは思う。ステルスに空中の機動性は求めないというのが常識だったはずだ(空力とステルスは本来は両立しづらい)。ま、世界の趨勢に目を見張ってないと取り残されるというお話だが、日本は専守防衛という方針なので、当初は攻撃機の先制攻撃的な意味合いが強いステルス機を調達するという考えはなかったのかもね、F117買おうなんて話し聞いたことないし。まあ武器禁輸の考えから言うと、この手の兵器開発しても意味ないし・・・って言う人もいそうだけど、F22だって結局米軍だけしか持ってないし、究極の兵器ってそうそう売れるものでもないとは思うんだ。F22に関しては一応モンキーモデルを同盟国に出すって話しも一時期聞いたんだけどぽしゃったし。

 ・またニコ動のトップでひどいエントリーがあったので、みんからやっている人は騙されないだろうけど、一応書いておく。その記事は「クリッカー」ってまがいなりにも車関係のポータルサイトっぽい所が元ので、車の空調にACボタンがついているけど、暖房時にはACのようなヒートポンプ動作をしてんじゃないから大きな動力を喰わないので、暖房かけても消費エネルギーはほとんどかわない、よって盛大に暖房使ってもOKという主旨だった。うーん、素人相手の知ったかなのか、意図的な簡略化なんか分からないし、そもそも車の暖房がエンジンの熱である事を知らないドライバーがどのぐらいいるのかとも思ったが、「知らなかった」ってバカッターが多いのでそうなんかもな。うちの親もそこらへん分かってなかったし。
  エアコンボタンはクーラー、これは事実。車用エアコンはヒーポン動作はしない、これも知る限り真実。暖房時にクーラーが動作しない、これは間違い。てか、説明書にドライ送風とか曇り取りとか書いてないか?ホームエアコンでも同じ機能があるが、温度を変えず除湿だけ行う運転では、一度冷やして結露水を取り除いた空気を再び暖めて循環させている。だから冬場でも車のAC機能は重要だ。そういう私はもうACがない車ばっかり乗っているので、この問題はかなり深刻だ。ACによる除湿がない車で暖房効かせると・・・もちろんそれでも曇りは取れるんだけど、暖められた空気で飽和水蒸気量がすごい増えるので、ヒーターを止めると一瞬で曇ってしまう。地獄のような高い温度で走り続けなければならなくなってしまう。ま、そうなったら窓開けてヒーターつけて、結露取りながら換気するんだけどね。もちろん外気導入も一つの手ではあるんだが、どのみち車内温度が下がる。
  で、ACのドライの出番である。こいつは内気循環やりながら除湿だけ出来るので、温度を適度に上げた状態で弱い風を送りながら曇りを取る事が出来るのだ。記者やバカッターの奴らはそんな事もしらんのか!と言いたいのだが、実は今はこの内気循環と外気導入すら自動化されていて、知らない人はほんと知らないまま使っていると思う。うちのデミオやステラで冬場にデフロに切り替えて暖房を送風すると、ACが「勝手に」入ったのだ。それまでACを切った状態で送風だけ使っていても、車がこの状態だとACを動作させるべきだと判断して、勝手にACが入るの。知らない人はボタンも押してないから気がつかないかも知れない。うろ覚えだが、デミオは外気導入にも切り替わったような気がする。という事で、オートエアコン使っている人はそもそもAC切って暖房入れるとか出来ないから関係ないわけよ。
  あ、あと一つ指摘。そういうすごい賢い機能を付けているにも関わらずDYデミオのデフロは非常に出来が悪かった。ACが無いミニキャブやエブリィの方が良かったぐらいだ(笑)。多分エアコンのドレンの作り方が悪いんだろうが、デフロ付けると突然水蒸気たっぷりの風が出てガラスがすぐに曇る。デフロ回さない方がマシ!!と何度思った事か。私の車じゃないので触らなかったが、マツダの無神経さに腹だったのを思い出したわ。エンジン暖まるまではどんな車でも熱風でないから取れないし・・・
  ちなみに、冬場に関して言うと、実は上のデフロの話しは関係なくなる時がある。家庭用エアコンでも一緒で、冷媒の気化が低温になると悪くなるため、ACってのは5度らへんになると運転出来なくなる。回しても意味がなくなるので、そういう時はACスイッチを押しててもクーラーもドライも働かない。ま、元から湿度が低い状態な訳だからそれほど問題ないのかも知れない。また昨今は冷媒がめまぐるしく変わっていて、家庭用ヒーポン(エコキュートーとか)ではCo2冷媒なんか使って0度付近でも運転出来るようにしたりするので、運転下限は違うかも知れない。「暖房時にエアコン(クーラー)が動かない」ってのは正解じゃないかって?ぶっちゃけEVでもなんでも暖房がない事に関しては着込んでいれば耐えられる、バイクよりはマシだ。でも視界の確保は生命線なので、そんなの関係ない甘い冬の所はそうかもね。

 ・メイト修理、とりあえず完了、走り出すまでいけた。手間喰ったなぁ、って感じだけど、とりあえず覚え書き。まずニードルバルブの固着だと思われた現象だが、ばらしても正常で、よく見たらフロートのステーの歪みで、フロートがキャブボディー(下のフロート室カバー)に干渉してニードルを押し上げていたみたい。これを修正してニードルは戻った。コックからのガソリン漏れはタンクとの間のパッキンの劣化だった、劣化というか、見た目すでにヒビが貫通していて、ひっくり返したらばらんばらんになって落ちてくるレベル。これは注文するしかないが、とりあえずテスト用タンクで運転を目指す。もらった時からガソリンタンクが綺麗だったので「ガスを全部使い切って仕舞ったのか?」と疑問だったが(負圧コックなんでオーバーフローはないから)、タンクからガソリンが抜けてただけみたいだ。なまじ残ってると中で腐るので、ここだけはヤマハの耐久性の無い事に感謝、怪我の功名だな。ここでキックで始動を試みるも、ガスが来ない。まあ、仕方ないので、プラグホールからガソリン入れて無理矢理始動させたら、なんとかエンジンが掛かるようになってきた。ただ、燃料系がおかしいようで、チョークをひいてないと停まる。スロー系はエアスクリューだから締めるほど濃くなるはずだが、どうも締めてもストールする。なんとか妥協出来る所を探しだしてとりあえず走行したのだが・・・面白いなコレ。

 ・自動クラッチはスクーターのそれとほぼ同じ感じ。割と低い所から絶妙な感じでつながり、そこでもエンジンのトルクで普通に走る。もっともっとかったるい物を想像していたのだが、自転車の感じでぐいぐい走る。ダッシュ力はスクーターよりは低いだろうが、郵政カブのあの感じがアクセルだけで出来る。まあ、かなりハイスロなのもあるだろうけどな。ギアが1速は結構ひくいみたいで10kmちょっとで頭うつから、駆動トルクは結構高め。頭はコレ、リミッター的な効き方だな、もしかしたらオイル切れてるとそうなるのか(今は混合ガス)。シフトはやってるのかどうか良く分からない。ナンバーなくて私道でしか試してないのでトップスピードとか不明だが、かかとで蹴り込むの無理じゃないか?ブレーキはフロントは確かに甘く感じるが、それはボトムリンクだからだろう。整備してフロントの動きを良くしたら逆にブレーキが効かないような感じを受ける。小回りは右はフルロックできるので楽だが、左は例の不具合で大回りになる。あと右は強い転倒したみたいで、ステップのペグがひん曲がっているので修正しないといけない。外す前に正常か確認しておけば良かったよ。あと、この手のバイク一般がそうなんだが、キックがやりづらい。シートが低くて体重かけづらい場所にキックがあるのだ。こいつはセルがあるからマシなんだけど、カブ90とか壊れているのかと思ったほど。

 ・フロントタイヤの交換は自分でもびっくりするぐらい上手く行った。リアタイヤを3回も組み直したので、もうミシュランでも大丈夫かな。相変わらず「こんなきつくて大丈夫か?」って思うけど。フロント周辺はメーターケーブルが抜けなくて苦労した。ここは内部でOリングが噛んでいるだけだから、壊すつもりで引っ張って抜いて下さい。抜け止めのクリップ用の溝なんか彫りやがったヤマハの責任ですね、そこにシールリングが引っかかる。普通こらへんはボルトでカバー止めるか、ねじ込みだと思う。ボトムリンクは支点にグリスニップルがあるけど、結局の所分解しないとグリスが入らない構造だった。普通ニップル付ける所はクリアランスが大きくてグリスガンでうつと古いのを追い出す構造になっている。無駄になるんだけど、内部のグリスが減っていればそれで補充出来るはず。しかしメイトのフロントリンクはブッシュもベアリングもないソリッド構造でクリアランスもタイトなため、ガンで打ち込んでも全く出てかない。ほんと内部で減ってりゃ入るだろうけど(内部には円周方向に溝ある)、そもそも回転しないような軸だから、そうグリスも減らないだろ、カバーあるし。例えばスズキのスクーターあたりもフロントはリンクサス(ただし後ろにリンクがあるので、ジャッキアップはおきない)はそこ樹脂ブッシュだったと思う。

 ・あとは前もらったバーディーのスクリーンの取り付け、予想した通り互換性があった。バーディーだとハンドル下のステーボルトが飛び出ているのか、マウントプレートが凹んでいるのだが、メイトは逆に引っ込んでいるのでプレートを裏返して取り付ければOK.形状的にも特に違和感ないが、前垂れはきっと互換性がないので外してある。ミラーは干渉したが、ほんと元の形がわからないようなミラーなので、ひん曲げて逃がしたけどそれが普通なのか分からない。個人的にはこんな小さいミラーだと後方確認の用はなさないのではないかと思うが、パトカーのサイレンが回ったら分かる程度。チェーンケースのボルトが長すぎるからか、歪みがあるのか、ちょっとケースでチェーンの干渉音がするのでその修理が必要。あとリアブレーキランプがスモールも付かなかったが、これはボディーアースが塗装でなくなったためだった。今もやや付きが悪い。塗装の剥離はかなり酷い場所もあるので、どうしようかなー。
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Posted at 2013/12/21 19:35:48

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