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暇人ぶぅのブログ一覧

2014年05月13日 イイね!

自作肩上げ補助具

 ・FRPポールを使って肩上げ補助具を作って見た。なかなかいい感じ。自分なりに設計の工夫点など。まず安い、これ大事、量産された物を組み合わせるだけで、設計と言うのもおこがましいな。丈夫、これも大事。ひ弱な所がどこにもないので、特に壊れやすいって物はないと思う。さて、市販品はこの手のは二種類、グレイパーとアシストスーツなんだが、値段はさておき、それぞれに目指している点が違って、一言で言えばデラにはあんまり向いてなさそうだった。

 ・比較的仕様がはっきりしているアシストスーツに関して言うと、どうもこいつは大粒種なんかの房作りとか袋掛けに向けて作ったようで、肘のロック角度が低い。実際肩が辛いのは肘が水平に近い時ではあるので、目論みは分かるのだが、それが問題になるのは棚上仕立てで大粒種を作った時みたいな条件だ。デラのジベ処理のような棚上に伸びている枝についている房を処理するような時にはロックしてくれないし、一回に3秒ちょっとで終わる作業だと忙しすぎるだろう。

 ・もう一つのグレイパーは持っている人がいるそうなので、今度使用感などを教えてもらう予定ではあるが、肘はバネの反発力で持ち上げていると理解している。それと半分は支えのような構造による物かな。それはそれで良い部分もあるんだが、バネの反発力を上げると腕が上げっぱなしで下げられないし、弱くするとアシスト力が弱まる。特定の角度でベストだと、他の角度が良く無いような問題が考えられるし、いくらバネが柔軟でも肩を完全に降ろす事は出来ない(ベルトで肘を固定するため)。いくつかの問題は形状記憶合金によって解決したのだろうが、それで価格がすごい高くなってる。

 ・んで、私のFRPポール方式である、こいつは弾性は非常に高いし軽い。安い。これを二本束ねて、その間に肘を預けられる程度のパーツを置く。肘はここに押しつける感じで預ける。うーん、上の二つが机に肘を置くような設計だとするなら、これは壁に二の腕をよっける感じかな。デラのジベ処理の角度としてはこのぐらいが使いよい。んで、肩を降ろしたかったら、そのまま肘を内側に曲げてサポートパーツから外せば逃げて降ろせる。FRPはここでも柔軟なので邪魔しない。ただ、ポールを体側に沿わせるために、胸にもベルトなりなんなりを巻く必要があるし、それがずり落ちる危険もある。そこはリュックでもヒモでもなんでも工夫すれば良い。両手で使うと、お互い引っ張るので、より強い反発力が得られる。

 ・で、早速デラのジベ処理で使ってみたのだが・・・・いいんだけど使えないな。恐らく既存品と同等の肩のサポート力、柔軟性はある。しかし、デラの一回目のジベ処理は速度が命でかなり腕の稼働領域を広げてあちこちを触る必要がある。さらに持ってるのはこぼれやすい液体入りのコップ。なのでサポートパーツが邪魔というか引っかかったりして予期せぬ動きをしてしまう事の方に集中しなければいけない。まあ、房作りや二回目以降の処理だとかなり使えそうなのが分かったのは収穫だったが、装着がめんどいなぁ。

 ・ジベ処理は予定通り3本の成長が早い木から行った。雨よけだけではなく、隣接する家屋の蓄熱も影響している印象、一本でジベ処理が1時間、摘芯で15分ぐらいな感じで、おそらく一日6畝ぐらいイケル(この園なら)、無理すりゃ1反いけんじゃないかなー。でも、自分が速くなった分、補助員使ってもスキルの低さにイライラするんじゃないかとも思う。いや、正確である事が第一なんだし、いずれ速くなってくれれば継続的に頼めると思いたいんだが・・・あとはジベ処理後の潅水もポンプでちゃっちゃと、夕方に潅水すると涼しくて気持ちいい。15分ぐらいだから2tちょっとかな?摘芯は今回は8枚ぐらいを目標にちょっと強めに落とした。樹勢が強い事もあるし、ジベをより強く効かせたいなら強摘芯して潅水多目というのが本当か見て見たかった。

 ・そうそう、雨よけ園で気がついた事だが、暑さはそれほどでもなかった。温度は確かに高いのだろうが、結局周辺と同じ空気を加熱しているので、水蒸気量は相対的に低くなる=乾燥するからじゃないだろうか。風が吹くと気持ちいいし、汗もほとんどかかなかった。マジクールはまあ触った感じ涼しいけど、なくても平気。ただ水は結構飲む。もう一つ気がついた事は、この乾燥が雨よけ園の強みではないかという事。複数の人が雨よけの中で育苗すると苗がすごい伸びると言っている。具体的には一年でやっと棚上に伸びる程度の苗が、雨よけ内部なら樹冠が出来ちゃうほど伸びる。温度が高いから?とも思ったが。夏場に温度不足は考えづらいし、雨が当たらないから病気ストレスが無いとしても、防除をしない訳ではないから薬物ストレスはあるし・・・と考えていて、「こんだけ乾燥していれば蒸散作用がすごい強くなるから水の吸い上げも増えて養分吸収が早まるんじゃないか?」と思ったのだ。もちろん、適切な水量があればという前提がつくが、逆に言えば通常より水の蒸散量も増えるから、潅水量を増やすべきなんかも。

 ・明日の予定「房作りを残りの木で再度勧めておく」「疲れたら巨峰園の芽欠きとか」「弱い木への尿素散布二回目余裕があればやっておく」「すだれ、タイヤ交換」

 ・乗用草刈機の補助輪用のベアリングが届いた。やったーと思ってプレスベアリングを叩き抜いたら衝撃の事実、このベアリング、フランジついてんじゃねえかぁああああ!外寸37、5㎜らへんで、内寸は35㎜、買ったベアリングが37㎜なので2㎜ほど削るかなんかしないといかん。どうせ捨てるベアリングなんだから、さっさと抜いて計っておけば良かったよ・・・ディスタントカラーが入ってない時点で、ちょっと疑問はあったんだけど。2㎜の穴拡大は結構面倒で、ベアリングを捨てて良ければ熱で溶かして入れても多分平気。精度は元がプレスベアリングだから関係ないし。ただ、シールドベアリングなんで、出来ればそれはやりたくない(やるとしても相手をちょっと焙る程度)。もっと穴が小さければリーマーが使えるが37㎜となるとそもそも穴あけ工具は使えないし、切削工具でそんな精度の持ってない。もちろん、一番ええのは旋盤だが持ってないし、タイヤあるからチャック難しいだろうな。もっとラフでも削れる事は削れるはずなので、フラップホイールとかで内径ラフに落としてから焙って圧入かな。
Posted at 2014/05/13 20:36:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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