2014年05月26日
・今日は朝は消毒、住宅地で気を使うわ、いろんな意味で。なんでわざわざ消毒前に草取りに出るよ?って気もするが、草に薬掛かるっちゃ掛かる。そして風。朝は全く風吹いてなかったのに、じょじょに風が強くなり、SSで巨峰園に入る事にはすでにノズルから少しの場所では薬液が押し戻される状況に。このSSは単なる1.5㎜穴のコーンパターンなので、風が吹かれると圧力落としても辛い。ファン回してもドリフトえらいし、ほんとこのノズルはお金が余裕ある時に交換だな。背負い噴霧機で穴がないように散布。今の時期の消毒は殺菌剤がキノンドー80とポリベリン、殺虫剤がスカウトなんだが、このポリベリンがえらい独特の臭さがある。いかにも農薬的な臭いっつうのかな。そして吸湿してダマになったり扱いが難しい薬である。キノンドーは銅製剤の一種かな?ちょっと倍率が特殊。
・あとは巨峰の摘房やって、テキライグシも使ってみた。てか、改めてテキライグシがここらへんで普及しない理由が分かった。すぐ近くの地域だと普及しているって事でここの資材センターにも入ったのだが、すぐに扱いが無くなったのだ。理由は簡単で、大粒種専業ならこの時期は暇してるから摘房進めてあるのでテキライグシも使える。一方デラが主要な品種だと、この時期は大粒種はほったらかしで、摘房もまだまだな所が多い。そうするとテキライグシを使えないのだ、残す房決まってないから。そうすると後の房作りが大変でデラに作業割けなくなるという悪循環になるので、デラと大粒種両立が大変になるわけね。テキライグシはこの時期使うと大きい房では仕上げ摘粒に近いぐらいまで大雑把に減らす事は充分可能。小さい奴でも絶対後は楽になる程度には減らせる。ただ房伸びしきってないから、房作りでどの程度のサイズになるのか分からないっちゃ分からない。でも、極論すると粒は残った奴で適度に伸びるので、昨年は粒10gで40粒見当だったが、30に減っても13gに伸びれば同じとは言える。
・あとは夕方遅く雨降ってきたので潅水チューブ系統のパーツやらパイプやら一輪車のタイヤやらを購入。車内に入れたらタイヤがすさまじく臭くて発狂しそうになった。食事は今日も野菜バリバリ食べてます。あと、以前から気になっていたコンチャイトロのサンライズというブランドのワインを飲んで見ました。よく売ってるけれど、あの味はどんなんなのかと思ったんですが、学生時代に飲んだチリ産のワインそのものの味で懐かしかったですね。人間の味覚とか嗅覚ってすごいアテにならないかと思う反面、記憶に深く結びついている気がします。カベルネソーベニヨンですが、結構ストラクチャががっしりしていて隙がないというか、シルクスクリーンプリントで作った絵みたいな感じかな、ラベル絵みたいに。これがフランスとかだと、安い奴でも肉筆で加筆したような、デッサンの下線があるような濃淡を感じます。日本のだと、こんな感じで品種の特徴は出づらいかな。アジの竜田揚げに、いつもの野菜セットで美味しく頂けました。チリのカベルネってどこか醤油に似たニュアンスがあってそこらへんには自然に合わせられるような気がしますね。
・明日は雨上がったら巨峰摘房続き、もしかしたらデラ消毒、潅水装置の拡充、モグラトラップ設置。風車ってあれ効果あるんだろうか?最近また結構見る。あと、塩尻の方に出かけたが、あっち最近街の品位というか風紀というかが乱れてるのかな・・・なんか車とか見てちょっとそう思った。
・仕事しながら考えていたネタ。パトレイバーというのは電池駆動である。工事用のレイバーの中にはバッテリーではなく内燃機を積んだとおぼしき機体もあるが、あれも発電用も兼ねたハイブリッドではなかろうかと思う。バッテリーであれだけの物を動かし続けるのは辛い訳で、一応超伝導技術を使った超大容量バッテリーやリニアアクチュエーターと呼んでいる効率良さそうなモーターを使っても、劇中何度かバッテリー切れになるシーンは出てくる。ちなみにイングラムのTV冒頭解説では動力にSCB,駆動系にSCLMを採用と言っているが、恐らくSCBはバッテリー、SCLMはリニアモーターで、Sは篠原だろうと思う。問題はCで、「篠原重工」は当然だがSCにはならない。メディアによって「株式会社篠原重工」ってなってるからCompany?いや、そんなんテクノロジーの名前には付けないよな?前進は「篠原鉄工所」「篠原自動車部品製作所」「篠原製作所」であり、合併したのもあんまり関係なさそう。ま、ともかくバッテリーで動くんです、大抵のレイバーは。
・んでもって不思議なのはグリフォンなんですね。イングラムと長時間格闘やってもバッテリーが切れたって事がない。稼働時間はイングラムより長かったにも関わらずです。特にOVA版なんか無双やってましたが、やっぱりバッテリー問題は無かった。冷却液を積んでいるし、作動音なんかからしてグリフォンがモーター駆動かそれに近い電動である事には疑問はないんですが、あの超高容量バッテリーは一体なんなのかですよ。んで、勝手に想像してみました。グリフォンのバッテリーは実は燃料電池系なのではないか?
・一時期燃料電池が次世代の電源や車の動力になるともてはやされましたが、結局使い勝手の悪さ、危険性、コストなどから現時点ではまだ普及してません。ただ、物質のポテンシャルエナジーを考えた時にバッテリーってのは物理的に詰め込めるエネルギー密度に限界があります。SFみたいにエネルギーそのものがカプセルなりキューブになるなら別ですが、一番ええのはエネルギー密度が高い物質を直に電力に変換して使う事で、まあガソリン、水素らへんはそこらへん非常にエネルギー密度が高い。内燃機だとエネルギー効率をどう高くしても35%らへんだと思いますが、燃料電池だと50%から70%というのもあります。しかも酸化剤の方は空気から取り込めるので、重量のいくらかは持ち歩く必要もありませんし。
・もちろんグリフォンは水中でも活動しているので、バッテリーを積んでいるのは間違い有りません。ただ推進ユニットは飛行ユニットと同じで取り外せそうですから、そっちの動力をレイバーと共有はしてないんじゃないかな?燃料電池で長時間駆動しつつ、バッテリーをキャパシターとして使ったり、並列利用出来るようにしているんじゃないかと。そっからさらにとある動画ネタに飛躍。グリフォン戦はこれまでレイバーの性能勝負でしたが、密閉空間であれば酸素がない空間にしてしまえば燃料電池が機能しなくなるんじゃないのかなと。問題はグリフォンのコックピットは水密なので当然気密もあるでしょうから搭乗者は平気でしょうが、イングラムは腰上防水ではなく、水没したイングラム(主に太田機)は必ず搭乗者がずぶ濡れになっていましたから、気密も怪しい。エアコンはあると書いてありますが、そこらへんどーなんかなー。でもジオフロントでは密閉空間の火災対策が義務化されているので、あちこちにCO2消火ボンベらしき物はあります。もっともO2ボンベだかN2ボンベっぽいのもあるので、消火なのか工事用なのか分かりませんけど。
Posted at 2014/05/26 21:03:40 | |
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2014年05月25日
・天気が悪い。何が悪いって、ここまでカラカラだったのに、ジベ処理の時に限って雨が降ってる。うちは幸い一回目では被らなかったが、月曜は再処理の予定だったのに火曜にかけて高確率で雨である。そんな予報じゃなかったのにな。毎年気象庁の悪口は書き疲れたのでもう書かない。あと消毒だよなぁ、こっちもちょうどジベ後3日の前回から10日のタイミングで雨が始まるみたい。再処理している所以外は割と簡単に消毒できるし、摘芯してあるので葉っぱはそれほど伸びていないんだが、重要な防除ではあるので、嫌っちゃ嫌だなぁ。だからデラは嫌いなんだ・・・巨峰園も前回から10日以内だけんど、どうしよっかなー。
・って事でご相談したら「再処理が遅れるのは好ましくないので、まず再処理、雨が降っても再処理だから1日あればそこそこ効いてるだろう」、なるほど。なので、雨よけ園の消毒の後、デラの再処理をやった。自分でも早く終わるだろうなとは思っていたが、まさか11時にはじめて5時に終わるとは思わなかった、昼飯もなしだったけどな!今回は店にはいれないぐらい真っ赤になってしまったのだ。らくらくカップを本物の単一セルで回したら噴射の霧が降り注いでこの有様だよ!いやー、房減らしているとは言え、やる気になれば出来るもんだなー。あとは雨が降るのが出来るだけ遅い時間である事を祈ろう。あとは巨峰園で摘房続き、現代農業見たらシャインマスカットの特集で「長い枝はこの時点から摘芯して他のとそろえつつ葉っぱの充実を図る」とあったので、長いのはそうやってみた。園の半分ぐらいまで進んだので、明日は消毒関係終わったら巨峰進めるか。クラフトフェアは結局全く行けなかったよ、まあ工芸の五月そのものは一度楽しんだしいいんだけど。
・明日の仕事予定 朝一で宅地の中の園の消毒、後SSで巨峰園消毒。遠方のは前回消毒が20日だし、ジベやった後なので雨が降るにせよ消毒は雨の後という事に。雨前に巨峰園の摘房。雨降ったら雨よけ園の潅水装置をもう少し改良、別の園の潅水チューブ部品も準備しておきたい。チューブは実際の所、誘引してても何度か踏んづけて引っ張ってしまったし、やっぱり地上設置は辛いなぁ。
・先日からやってる誘引について。誘引はあんまり技能が必要な仕事とは思われていない。実際私もそう思う。折れなきゃいい?房が絡まらなきゃいい?受光面積が稼げればいい?まあ、そうの通りなんだけど、一番は「ちゃんと枝を返してあげる」って事じゃないかとも思う。枝って進行方向に向けておくと栄養成長に傾くので、極力まげてやって成長を抑える必要がある。が、それを全部やると今度養分を引っ張る力が弱くなるので、先端だけは真っ直ぐにしてやる。結果翌年の結果母枝も充実して使いやすいのが揃うって事なんだろう。
・ミニキャブのエアクリ清掃したのだが、やっぱりかなりフィールが変わっていた。回転が軽いし、アイドルの安定が早い。改めて基礎整備の大事さを実感する。燃料クリーナーも発見したので投入。さて、軽トラの燃費について。うちのはコンスタントに15kmあたりを記録していて、これはインジェクション化したモデルのカタログ燃費と一緒ぐらいなので、軽トラはカタログ燃費と実燃費の差は少ないとは言える。いわゆるエコモデルでもカタログ33km、実燃費が17~23kmらへんな事を思うとそれほど悪くは無いのだが、世間様的には「もっと走って当然」という声があるのも事実。よく説明でギア比が低いからと説明しているのを見つけるが、私はそれは嘘とまでは言わないが、そんな簡単な話でもないと思う。
・街乗りの燃費の話をするのだから、法定速度の60kmからちょっとの部分での燃費になる訳だが、軽トラでも5MTで60km出してるのってエンジン出力から言うとそれほど余裕余裕って訳ではない。ちょっとした坂や向かい風なら4速に落とすぐらいである。エンジンがトルク型というのはちょっと微妙な話で、昔のモデルは確かに低速カムだったからか出力特性が低速重視になっていたが、今はVVTにインジェクションなので、それほど見劣りしなくなってきた。ただ、本質的にはそこがキャブの頃の大きな違いだと思う。トラックって余裕馬力を大きく見積もる必要があるから、踏んでいってトルクが出てくる必要がある。すると圧縮を上げきってアクセルを軽く当ててる時の効率を上げきれない弱みが出てくる。たとえば昔のアルトなんかはノッキングしまくったが、エブリィは同じエンジンでもノッキングしたことがない。ミニキャブもノックしないでストールする。
・これらは書いたようにVVT・VVL、究極的にはVTECのような機構を入れれば解決するし、それらはキャブだと苦しくてインジェクションになる訳だが、いかんせん新世代のそういう軽トラを運転する機会があんまり無いし、まるっきり同じシャーシでって訳でもないから比較も出来ない訳だけれど。
Posted at 2014/05/25 19:30:02 | |
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2014年05月24日
・久々にぐっすり寝て体力回復、今日も頑張らなくては。デラの誘引は昼間やるといいかも知れない。枝が程良くしなびてて誘引しても折れづらい。しかし人間は暑さで折れそうだけどな。書類の配布はさくっと終了、世界が1km圏内にまとまっているというのはなんと良い事なんだろうか。せいぜい一里四方で人生の99%が完結している綺麗な世界。ナイアの摘芯は指導の展葉9がなかなか来ない。デラは潅水していたがナイアは潅水してなかったからか、他の要素か。どのみち、それほど大きくなって欲しい訳じゃない。誘引はテープナーという器具を使うんだが、最新のモデルに変えたら動作は軽いが、いくつか使いづらい点も。まず巻き戻り防止のカエシがきつくて、テープ引き出しすぎると戻せないし、引き出す時も重い。また先端の樹脂パーツのカエシがあって、こいつが棚線や枝にひっかかる事もある。あと、クランプ幅が狭くて枝なんかに巻き付けたい時は不便、やっぱり一番大きい奴にしときゃ良かったかなとも思うが、デラだとこれで使いやすい。前のと違ってミス少ないしゴミが出ないのは良い。
・巨峰は結構時間食いそうなので、とりあえず左右振り分けだけ軽く確認棚下の場合、親線の左右だけはちゃんと守って伸ばしていかないときつい事になるので。ま、今回はちょっと早くて長い奴だけ選んで伸ばすだけだったが、割合間違ってるのは少なくて助かった。
・ミニキャブはプラグ買いに言ったらBKR5E-11のイリジウムが無くて標準のBKR6E-11になった。まあ、5万キロ走行の比較にはなるかな。てか、この車で5万キロ走ったか、あんまりそんな感じないんだけどな。最近ちょっと気になるのは、荷台の立て板を外してリアが軽くなり、タイヤも劣化したからか急な転回路なんかでリアが空転する事が増えた気がする。まあ、登りだから荷台重量よりやっぱりタイヤの劣化かな。
・ごくごく私事なんであるが、このブログのPVは突如昨年の8月16日のエントリーが伸びまくって一位である。内容はまあ地元観光道路でバイク事故が多いので、装備をしっかり安全運転で走ってこいよって事で、多少は批判されるかなと思いつつ今までそのようなご意見もなく、逆に私が見聞きしている範囲では軽装ライダーも重大事故の話も聞かないので、見られた方に事故が教訓になってくれてればいいんじゃないかなーと思ったりしている。あの後多少は情報も入ったけど、やっぱりご家族とか考えるとかわいそうだよ。
・クラフトフェアで人が沢山来ているのに、珍走族がうるさくて松本のイメージダウン必至。それを放置する松本警察署は市民の味方だね(ニッコリ)。どうせなら、とっつかまえてフェアで公開処刑すりゃいいのに、ニコニコ動画で「GTA5改編の警察物」見ていて思ったんだが、ほんとああいう事する手合いってどうせ反省もしないし成長すりゃしたで別の悪さするんだし、現行犯は現場で処刑しちゃっていいと思うんだ。実は10年ぐらい前は警察もそこらへん熱心で、捕まえた珍走の厨房だかに拳銃をくわえさせて「一遍死んでみるか、オラァ」とやってた。そうしたらモンペと人権派弁護士がイチャモンつけて裁判になって、警官は確か退職したと思う。犯罪者がヌケヌケと・・・と思ったし、法律おかしいと思ったけど、残念ながら退職した警官がマックスみたいに改造したインターセプターで珍を皆殺しとかにしたという話は聞かない。まあ、もしかしたら表面化してないだけで、警察の裏セクションみたいな所でやってるんかも知れないけど。
Posted at 2014/05/24 20:19:26 | |
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2014年05月23日
・今日はデラの残りのジベ処理から、なんか天気も良さそうだし、時間も追われないので焦る事なく(でものんびりもせず)終える事が出来た。今回も弱い枝に蛾の幼虫が入っていて、珍しくいぶり出せたので跡形無くなるまで存分に踏みつぶしてすり潰す事が出来た。数本いかにも弱い木はまだあるが、案外雨の後伸びた木が多く、無理に摘房しなくても良かったかな?という気もするが、今年は楽しよう。
・午後はデラ園で誘引してみたり、巨峰園で摘房してみたり。デラは記録的な早さで伸びていて、全部が大きい。房も葉も「おまえ巨峰か?」って言う大きさである。つまり、それだけ日照の受光も蒸散も早いという事で、さらに速度を上げて成長するんだろうと思う。誘引すると時々折れるのが痛いけど、まあ半日ありゃデラの部分の誘引は出来るか。巨峰も多分一日あれば摘房終わると思う。棚下短梢の摘房は原則から言うなら「第一果房」だ。何故なら、房の位置が棚より低い、目線の位置で出来るというのがこの作り方のメリットだから。んが、そうではないという意見もある(って公開していいんかな、秘密というかコツの話になるんだけど)。消毒の時に第一果房で作った房は表側からは薬液が当たるのだが、反対列(裏側)からだとちょうど主枝の影になって具合が良くないという人もいる。また、風で遊んだときに主枝にぶつかって痛むという事もある。当然房の形がちゃんと綺麗になる果房を選んだら1番じゃなかったって事もある。そこまで厳密に選ばなくても巨峰は房が大きく下がってくるので、多少上ので作ってもデラほどたいへんではないし、棚下にしてあると最初から誘引位置が低いので初期作業は楽。
・明日の予定:デラ誘引、巨峰摘房ふりわけ、もしかしたらナイア摘芯
Posted at 2014/05/23 20:46:38 | |
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2014年05月22日
・一日中ジベ処理でした。シンプル。朝早く出ようと思ったら痴呆老人にジベカップ捨てられてて他の園のお古探し出して使ったりね、もうここ出たい。仕事忙しくて不在だと要らんことしやがる。忙しい時にストレス加算とかもう、ね。幸い天気も持ったようだし、ジベの処理本数も記録的な速さで、上の問題のロスがなければ一日で終わったかも知れない・・・というのは若干言い過ぎだが、そのぐらい進めた。ただかなり発育がばらついたし、弱い木あるし、枝にコウモリガ入って食害して枝単位で弱ってたりするのはなんとも。一応あぶり出してコロしてるけど、中で死んでしまうケースもあって、なんか充実しないんだよなぁ。苗の所はドラム缶タンクは上手く機能して400リットルの水が手に入ったので、潅水はしばらく楽になる。やっぱり地下水位が高い所は苗が伸びる伸びる、もう新梢が50cmぐらいあるんじゃないか?
・スパークプラグの寿命について。スパークプラグは非常に高度なノウハウが詰まった部品で、第二次大戦の日本の戦闘機はスパークプラグの不良に悩まされたと言う話がある。今はNGKがあれだけのブランドになっているんだが、それでも消耗品である事には違いない。で、NGKさんは交換の目安を距離で表示しており、ノーマルプラグ(ニッケルプラグ)で普通車は15000km~20000km、軽自動車はその半分、バイクはさらに半分ってな所。そして貴金属を両端子に使ったタイプは自動車で最大10万キロと書いてある。2輪車にはその設定は無いのだそうだが、もしかしたら流用可能なのはあるかも知れない。ま、ビッグバイクでインジェクションならヘタすりゃ車より持ちそうだし、普通車だってブン回して乗ってれば短いだろうけど。しかし、困るのは貴金属プラグの寿命がえらいいい加減な事だ。ノーマルプラグだと車種別に幅を設けて書いてあるんだから貴金属プラグだってもっと厳密な寿命ってのがありそうなもんだが。
・一つ言えるのは、貴金属プラグの場合、性能低下が非常に緩やかで、許容範囲をノーマルプラグのラインで引くと長くなりすぎるという事だろうか。AE100カローラではノーマルプラグで5万キロ走っていたが、グリーンプラグの端子エッジが全然分からないぐらい摩耗していた。一方ミニキャブのはイリタフ入れてるが先日ばらしても全然異常は無かったし、今も性能低下は感じられない。燃費的にもまあこんなもんじゃないかと思う。しかし、じゃあイリジウムプラグならではピーク性能がどうなってるのかは分からないので、今度交換してみようかとは思う。もう一つは熱価問題で、ミニキャブは6番で、軽自動車は大抵6か7だと思うが、これを5にしたらどうなるんか興味はある。NGKのはかなりワイドレンジだから走る分には大丈夫だろうが、そもそも焼けが来ないぐらい綺麗に焼ける傾向があるので、プラグの焼け以外で分かるんかなと。ま、綺麗に焼けてるから長寿命ってのはあるのかな。
・あと、ミニキャブ、あちこちの消耗品が交換時期だわ。エアクリ、プラグ、プラグコード、ギアオイル、デフオイル、ブレーキフルードらへん。ブレーキもOHしたいが、これマスターバック外せるんかや?
・松本市の一大イベント、クラフトフェアがもう30回目である。昔はさぁ、公園の思い思いの場所に小さいシートひいたり、ひかなかったりして、ギター持って寝っ転がってたり子供相手に手相みたり、ほんとのんびりしたイベントだったんだけど、ここ5年ぐらいは大型化に拍車がかかって洗練されて、スタッフも良くも悪くもプロ化して、商業的な側面もありつつの複雑な感じになっている。幸いこの時期にやってる割りに天気には恵まれているので、今年も行きたいなと考えている。上手く行けば再処理の時になる。調べたら昨年のジベは一回目21日に入っている。多分地元園だな、再処理したっけか。
・唐突だが、遺伝子と寿命の相関関係について、双子というのは非常に便利な比較対象なので色々な統計があるみたいだが、寿命のような長いファクターに関しては遺伝子の相関率は0.25と低く、身長のような要素でも0.8~0.9なんだそうな。遺伝子の要素が高いガンでも相関率が0.15と、遺伝子と発現個体の差は思った以上に大きい事が分かった。氏より育ちって奴ですな。そして大阪大学のとある研究者の説明で大いに納得したのは「寿命決定の最大ファクターは配偶者の性格」って物。家庭でのストレスが寿命を大いに決定づけるのだろうと言っていた。じゃあ、結婚という人生のばくちを打たなければどうなるのか?今日、国営ラジオでも女性DJがさからしげに放言していて、ああこういう奴らを国はキャリアウーマンとして売り出したいんだなと思って聞いてるが、きっと別れた旦那も寿命が大事だと思ったんだろう。性格が良い女性なんて二次元にしかおらんわ。で、「寿命 未婚」で検索すると、これがまた面白い結果に。
・アメリカの研究でも日本の研究でも未婚者の寿命は10年近く短かったり死亡率が1.5~2倍近く多かったりと「未婚である事は寿命リスク」という結論が出ています。ただし、この統計の引用もとの解説としては「そもそも結婚出来ないという社会的地位、仕事、健康状態などの要因のある人は短命であるという分析が妥当」としており、積極的な意味での未婚の死亡リスクではないと言っています。今でも未婚の割合はそこまで多くないしなぁ・・・ただ、国としては具体的な結婚リスクを出す事はしないでしょうね、万一マイナスの因果関係が明かになればますます未婚率が上がりますし、そうすると少子化歯止めかからなくなるし。
・その一方で、日本も事実婚重視になるのかな?という気もします。男女平等参画の推進で同権化が進んでおり、また扶養者控除の撤廃など(これは苦しい言い訳ですが)結婚する事のメリットを投げ捨ててる。夫婦別姓も普通になり、もう結婚を契約的に捉える事が難しくなったし、離婚率も今後も増えるでしょうし、フランスみたいになるんじゃないかな。
・明日の予定 ジベ処理残りをやる。巨峰の摘房。
Posted at 2014/05/22 20:27:39 | |
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