• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

暇人ぶぅのブログ一覧

2014年05月21日 イイね!

漏水田の除草について

 ・うちは米農家ではないので、あんまり米に関しては気を使ってないのだが、それでもヒエが多いと周囲にも迷惑かけるしやっぱり食い扶持が減るのは困るので、改めて勉強してみた。今は除草剤により草取り作業を手でやるのは「よっぽど暇な自称篤農家」ぐらいになってるが(本当に上手い人は草なんか生やさないから)(そのぐらい除草剤と土地改良の効果が大きい)、除草剤が効かない漏水田の人達はどうやって米を作っていたのか?あるいは現状作っているのか?もちろん漏水を止めるというのが一番簡単な答えだが、実際問題限度があって今年もやっぱり漏れてるし。

 ・除草剤は農協に行くと「一発除草剤(田植え後5~7日で使うタイプ」と「初期除草剤+後期除草剤を使う体系処理」の薬が10種類ぐらい売られている。初期除草剤は大抵が液体(エリジャンとか農将軍フロアブルとか)で流し込みタイプ、当然漏水田では何の役にも立たないし、仕上げの代掻きをすれば事足りるので、余程へんな草が出る場合以外はいらない。一発剤も投げ込みタイプ(ジャンボ)とか粒剤とか液体があるようだが、投げ込みは薬害が出やすいのでここらへんでは好まれない。湛水しててゆっくり溶け出す粒剤が比較的効果があるが、やっぱり不十分な気はする。まあ、最悪二度歩くってのも手かも知れない。後期は一発と同じ感じ。他に補助剤と言って特定のに比較的選択的に効くのがある、ヒエクリーンとか。要は稲と同系統の雑草の場合選択除草は「出来ない」んだが、発育ステージの違いで効きやすくしているので、稲が順調に生育していれば薬害は出ないみたいだが、うちは昨年生育が停滞した。薬害も多少あったのではないかと思うが、ヒエに対してはそこそこ効果があった。それでも、ヒエは散発的に発芽するんで、生育の遅れは競合に結びつく。だから、密植や多植は一つの防除体系とも言える。本来ならもっと少なくてもちゃんと収穫出来るので、最近は疎植に移行しているが。

 ・他の要素として、薬の効き方のメカニズムの違いで、多少は水田への適正が違うみたい。香川県がその資料を公開しているが、困るのは除草剤も単剤ではなく有効成分を組み合わせた複合剤になっていて、しかもモデルチェンジが早いって事だ。一個も知ってる名前の薬剤が無かった。肯定的に捉えるなら、万能的な薬剤レシピ、あるいは地域にあった商品に絞ってあるのかも知れないが、うがった見方をするなら「いらねえモデルチェンジで消費者を困惑させている」ような気もする。大体、農協出荷だとすでに防除暦が決められているので、自分のレシピなんかで出荷出来るか分からないし。

 ・他には物理除草が考えられるんだが、今年も準備出来なかった。そもそも、あれも浮いた雑草を流す工夫が必要なので、水位がある程度確保出来る必要がありそう。

 ・雨なので外仕事が出来ないので、雨よけハウスで潅水チューブを敷設してきた。一応出来たけれど、かなり不満足。敷設作業そのものの不満点としては、チューブに水通さないとどこに飛ぶか分かりづらく、飛ばしながらやってるとびしょ濡れになり、丸いチューブはなかなか思った角度に固定出来ない。多分だが、製造時には平折りしたチューブにレーザーで穴あけていく関係で、折り目に対して対称に穴あくため、地面に対して一番不安定になるのか、水平が一番でづらい。また散水レベルが低いので、ちょっとした障害勿(草とか石)の影響を受けやすい。ほんと、なんにも無い畑ならいいんだろうけど、果樹園の下をそこまで耕したりしないからなぁ。また水圧的にはポンプ最弱ちょっとでもハウスの列の中間にかかりづらかった。かと言ってホースひっくり返すと意味無いし。それから追加で買ったシーアイ化成のセフティー潅水チューブが前の製品と違っていた。

 ・ここは潅水イメージの表示もなんもない「安かろう不親切かろう」って言うメーカーなんだが、物の表記もピッチと穴径と両面か片面かしか書いてない。で、両面しかなかったのでそれ買ってきたのだが、両面の意味が分かった。穴4つって事だ。本来斜め上に散水するチューブに、上下対称に穴あけて下にも出るようになっている。メリットとして飛距離が短い散水も同時に出るので水圧下げ切らなくても手前が散水出来る、デメリットとしては水圧が倍下がるので上の水が全然飛ばない。水平設置がしづらい、などなど。一瞬便利かと思ったが、これ一体なんの意味があるんだろうかと。また穴詰まりが多いので潅水の穴が多かった。これは言われては居たのだけれど。こっちをハウスで使って、片面のを露地園に持っていきたくなったが、長さがもう切ってしまったからなぁ。まあ、根域は果樹はかなり広いので、そこまで均一散布に拘る必要もなく、棚に飛ばなきゃどう散水してもかまわないと言えば構わないので、むしろ潅水ポンプの能力上げても大丈夫なぐらい潅水量が多いチューブが望ましいかも。そうすると、今日設置した奴らは露地行きか。そういや畑に首を綺麗に食いちぎられた大きな鼠が落ちていた。猫だろうか?

 ・午後3時ぐらいからは雨も上がったのでデラの再処理、やっぱり途中でバッテリーの具合がおかしくなって調べるとDLC(メーカー名)のがダメになってる。結局秋月でDLCのにNiHi二次電池を結構買ったけれど、大半が数回使ってダメになって捨てた事になる。そこまで悪い噂を聞いてなかったので、充電器との相性なんかも知れないけれど、ともかくひ弱で無駄な買い物した。ダイソーの100円のセルなんか皆元気にやってるってのに。再処理は3時間ぐらいで全部済み、やっぱり自分一人の方が早かった。露地は気温低かった事もあって全然伸びてないな。今後も温度低いので再処理の吸収もやや心配だ。

 ・最後に日没まで30分ほどあったので巨峰園の摘房を少しだけやった。雨の後は樹体の水分が増えていて房を折るのが楽で助かる事を思い出しながらやった。巨峰はほんと房の成長がでかくて、無駄に養分使ってるが、だからこそ安定生産が出来ているとも言える。これが房持ちが悪ければ効率悪いしね(ピオーネとかロザリオとか)。なんかGSが閉じるのが早いなと思っていたら、7時ぐらいまで外に居られるからだった。とは言え寒いし、ライトを持ち歩かないので自転車無灯火になってしまうわ。

 ・明日の予定:デラのジベ処理で完全に終わる予定、出来れば一日で9畝という記録に挑戦したい所。雨が降らなければいいんだが。これが終われば巨峰も前倒しで処理が進められる。

 ・そうそう、近所の人に「ブドウを畑に植えたいんだが、どうすりゃいい」って話を聞かれた。よく勘違いしているのは、樹冠面積が任意ではないという事。種類によるが、16㎡とかだと生食用は作りづらい。単管の棚は正直良く分からないというか、高く付くだろうけど作れるんだが、どのみち単管で作る人はウィンチ持ってないし鋼線も扱えないので、ろくな棚を見た事がない。プロのハウスは別だけど。
Posted at 2014/05/21 19:52:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年05月20日 イイね!

今日の仕事

 ・展着剤について、先日みんともさんの日記で展着剤が出ていて「有機リン系殺虫剤の乳剤に展着剤なんか入れるんかやぁ?」と思って調べてみた。とは言え、結論から言うなら、それは組み合わせOKの仕様なので、私がそれに対してとやかく言う気はなくて、勉強って意味でね。まず大前提として、界面活性剤による付着効果は実験によると「下がる」そうである。普通ワックス層(クチクラだっけ)が撥水性なので、界面活性剤で親水性を得れば付着量が増えそうだが、実際は撥水状態の方が水滴が大きくなって薬液の保持量が増えるのだそうだ。まあ、植物の形やワックス層の強さで異なると思うので、垂直に立ってる稲なんかはどうなんだろうね?ブドウだとない方が付く。元から撥水力が低いのだそうだ。

 ・では有機リン系の殺虫剤と混ぜてメリットがあるか?これ、スミチオンの説明に「残留して食べた虫なども殺す、忌避効果」がうたわれており、実際残留農薬検査でこれは検出され問題になるので「残る」っちゃ「残る」。浸透性があるとも言ってるし、ガットサイドSのようにペーストに塗り込む事も出来る。てか水和剤は粉末なので、その状態だと確かに残ると言えるし、書いたような効果もあるだろう。しかし一般に有機リン系はガス化して効く感じが強く、接触しないでも揮発ガスで効果があると感じている。まあ、虫に接触すると効果発現が早まるので、恐らく速やかに動物細胞にも吸収されるのだろうが、直接当てるなきゃダメって感じでもないなぁ。そこらへんはサリンやVXと同じだろう。そして、乾燥状態になると、ほとんど毒性は出なくなると思っている。つまり、乾燥状態で植物をカバーしてもほとんど殺虫効果はないだろうし、接触毒として虫が弾くから効かないって事もあんまり無いとは思う。ま、おまけでその機能があっても邪魔ではないぐらいか。あとは微少な害虫に対しては薬液カバー率があがるのでメリットはあるという意見もある。

 ・ま、しかし、それ以上に今ほとんどのスミチオンは乳剤だ。水和剤もあるんだけど、それは展着剤なり他の乳剤と合わせて使う前提でのレシピ、やっぱり乳剤化した方が効果は出るとメーカーは考えているようだが、乳剤に展着剤ってのは過剰というか重ね掛けになりゃせんか?という気もする。
 
 ・で、これらを調べて居て、いい勉強になったのがデランと展着剤(うちの使い方だとマイリノー)。梨の黒斑病に登録があるデランだが、これは表面張力を上げて耐雨性を高めたために、カバー率が低くて風媒病には逆に効果がなかったが、展着剤を入れたら発病が3~12%(1/30~1/8)に下がったという実験データーがあった。おお、ブドウだと入れなかったよ、ヤバイじゃん!となったが、付着量は1/6とダダ落ちである。雨に対してはとことん弱くなっているが、元が強いからなんとか持ってるかな?って所だと思われる。そしてブドウで怖い晩腐病は雨媒病なんで、ほんとどうなんですかね?もう一つもの申すと、デランは逆に耐雨性を意識しすぎてると思う。使った人は分かるだろうが、デランフロアブルは混濁液が濃すぎて薬液量が外から見られないほどだし、開封後内部で固形物がすごい発生してフィルターに詰まったり溶け残ったりする。要は濃すぎるんである。これが展着剤を入れる前提での物だったらブドウの場合は邪魔なので濃度1/2にして投入量を1/3にしても良いという事になりゃせんだろうか?同時に使うミクロデナポンはカーバメート系だから別にカバー率とか言わんし。

 ・ちなみに・・・展着剤で私が一番信用していない物がアプローチBIで、こいつが悪いってんじゃなくて、これを入れる防除でトラカミキリが死なないという事があるんだが、実験を見ると確かに浸透力は上がっているみたい。実際、秋に使えば効果あるよって人もいる。そのアプローチBIならジベに使えば効果あるんじゃない?と以前から思っていたら、なんと登録が追加されていた、と思う。いつもこいつの適用みてる訳じゃないし。んで、これが面白いのは、ジベだとタブーの降雨を前提に考えられている事。注意書きに「雨が降らなかったら房が伸びないから、使用適期を外すな」という意味不明な文章があるのだ。雨が降るなら普通やんないし、適期にやっての話だろ?と思うんだが、いい言い訳が思いつかなかったとしか考えられない。んでも、気象条件が最悪の年にジベやんなきゃいけない!って事になったら、アプローチBI入れて見るってのも一つの手かなと。

 ・仕事は朝遠方デラ園、苗木園、スチューベン園を消毒、背負い噴霧機がつまって時間がかかった。先日入れたフィルターどころか、その下の元のフィルターまで全部詰まっていた(が、ノズルには流れなかった)。原因は消毒タンクにしているドラム缶が錆びて汚れが大量に出たからで、これは前前から問題だと思っていたが放置していたので、今日は洗って乾かして、後で塗装する予定。ま、一番いいのはポリのタンクにする事だが、あれ最近売ってないんだよな。なぜ水タンクではなくドラム缶を愛用しているかと言うと、水タンクは吸い残しが多く軽トラの荷台だと安定させるために無駄に荷台を占有し、200リットルサイズの物が割高で買う気がしないからである。ま、それでも200リットルサイズなら小さいし、一個買ってもいいかもな、500リッターは3個もあるんだが。

 ・デラのジベの花粉チェックは明日以降でBA4という物だったが、今晩から雨なので明日の雨上がり以降になるし、優先は再処理かな、こっちは半日仕事だし時間的に本来は今日やってるべき作業だし(これまた雨のため延期している)。という事で時間が妙に空いたので、畦畔の草刈やって巨峰の房ごせをやって、最後にジベ処理した木に水散布しておいた。アストロの背負い噴霧機はへんな癖があって、時々蓄圧が全く働かなくなってレバー押してる間だけ噴射したりする。その場合、液を全部使い切って空気を吸うとピューピュー言いながら復活する。多分加圧タンク室の弁がなんか噛んでるんだと思うが謎だ。巨峰は摘房と新梢の振り分けを兼ねていて、今やると効率いいなーと思う。とは言え、それほど早く進む作業でもないので、ジベ処理に余裕がなければ無理してやれとまでは言えない。あと少しすると4倍ぐらい手間になるんだろうけどね。今頃第一支線が動いているのを見つけて修正など。

 ・ワイナリーに本を届けるついでに、新リリースのマスカットベリーAの2013を買ってきた、試飲した印象だと醸造の人が言うように果実味があって酸味がすっきりとした軽くて飲みやすいワインだと思う。あと、メルローが在庫を時系列で2007,2008,2011,2012(だったと思う)で並べていたので比較試飲したが、5年前の2007はちゃんと味が丸くなっていて成熟したのを感じる。最新の2012はまだ要素がバラバラな印象を受けるが、若い活気があっていい。2008はとある所で気象に恵まれなかった年と聞いたが、そのせいか、糖やタンニンが薄く酸だけ目立つような感じもしたが、若いワインと言われたらそうだと思ってしまいそう。最近になってやっと、メルローのワインを試飲するとグラスが欲しくなるぐらい美味しく感じられるようになってきて、ここのワインのキャラも分かって来た気がするが、本当に素直というかブドウをそのままワインにしましたって感じがする。作った感がなくて、ブドウのあるがままを醸造したというか、そういう言葉はありふれているんだろうけど、結構難しいと思うのだ。醸造手が見えないって訳でもないし、ワインになって変わる要素もあるし、ブドウそのものと言ってもジュースとか果実味って訳でもないし、その年の出来の一番いい形を表現させてあげるって感じかなぁ。これ、農家さん、すごい嬉しいはずだよね。

 ・あとはピノグリの畑で作業してたので、ちょっと見てきた。ピノグリは最近栽培がはじまった品種で、昨年末にやっと残りの苗が届いて全部が埋まった程度である。割と礫質の平地の低い場所に植わっているが、生育が盛んで合っているとは思われている。ただ、今年は萌芽の不発というか、結果母枝じゃなくて根本からヒコバエみたいに出てきている芽が多い木が散見された。食用の感覚からすると、何故こんな陰芽が出るんだ!?って感じだが、もうモヤシのようにわさわさと出て、当然上の方の生育が悪い。まあ、モヤシかきとれば追いつくだろうけど、ピノ系は頂芽優勢とかないんだろうか?水分不足でオーキシンが登りきらなかった?ここのワインの特徴はブドウそのままと書いたが、味の特徴としては酸が綺麗というのが言える。比較的標高が高い所で寒いので、酸が成熟しても残りやすく、そのシャープではつらつとした酸味がここの個性だ。うちのリースリングは全部の苗が発芽、今年は生育させるべく房は取って時々潅水して成長を見ている。
Posted at 2014/05/20 19:44:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年05月19日 イイね!

今日も仕事

 ・今日は8時間しっかり眠ったので体の痛みも大分取れた。多分、筋肉などの超回復の効果が出てきたのだろう。朝はデラの摘芯の残りをやって、水田の除草剤散布、これが泥に足を取られて歩くのがたいへんだった。雨は20日の雨予報が消えたので、消毒は明日に引きつける事に。デラ園の房作り残りをやって、気になっているのは巨峰の摘房。

 ・私は例年仕事に追われて巨峰の摘房は房づくりと平行して行うぐらいだった(ついでに新梢制限もこの頃、つまりそこまで放置してた)。今年は芽欠きもやったし、房も触れる余裕がある・・・というか、今年はデラの房ごせやってて爪の消耗が少ないなーと思って思い出したのだが、植物の生長が遅いほど繊維質になって作業が辛くなるんだった。今やれば指で触るだけで落とせる物が、後は爪を立てなければダメになり、やがてハサミを使うようになる。そして、そうやって後になってからやった作業は効果もイマイチだったりする。だから作業は追いかけるぐらいが良いなんて言うんだなと。楽で効果が高く時間が後で空く訳だ。そんな訳で房も選んじゃおっか・・・と思った訳だが、もちろんなんでもいい訳でもない。

 ・巨峰の摘房を前倒し(っても展葉5,6ぐらい、指導だと7、8枚時から)にして考えられる問題もある。まず花振るいリスクの増加で、これはジベで無核化するなら多少は軽減するし、うちは発芽は早いが別に樹勢が強い訳ではないので、これまで振るった事すらない。とは言え、怖いっちゃ怖い。次、房作りで良い房を選べなくなる。巨峰の場合、房は任意の房を選んで作る。房がだらんと長くなった中から「こいつは良い形になりそうだ」という先端を選ぶ。房を減らしてしまうと、悪い形であってもそれを使わざるを得ない。副穂も落とせばなおさらだ。ただ、養分が足りないほど変な房になりやすく、ある程度残しといた方が成長は良くなるし、贈答用のような美観を気にするグレードは問題あっても、パックであればまず問題ないグレードが作れる・・・というか昨年もへんな房でもつくったが、形状に関してなんか減点を受けた覚えはなく、房作りでもリカバリー可能な範囲だと思う。最後は房の荷重が減って房が肥大する一方新梢も暴れる可能性で、新梢管理が辛くなったり、房作りのコツが昨年より小さく作るなり変化するかも知れない。房数に関しては全部に残したら多すぎるので、どのみち仕上げ時には調整すっからなー。てきらい櫛使って前倒しにしたら、どんだけスゴイ房になるんだろうか。

 ・あとは潅水をしたが、ポンプの吸い込み口にゴミが詰まって全然吸わない事が何度もあって、頻繁に掃除しなければいけなかったし、やっぱり水中だと取れないゴミを外で取ると、ポンプがしばらく水を吸い上げないという・・・ね。第一の問題として水路に刈草を流すバカが良く無い。ただ、ゴミ取り用の網というか柵は、土地改良区の怠慢というか愚昧さのためというか、活用されてないのが実情である。川が詰まるのでトラップは必須だが、清掃のアテもなく適当に誰の場所でもない所に取り付けて、トラブル起こして、トラップを外すという金の無駄使いしてる。ま、それ以上に、土地改良区って何の仕事もしてないのに常に事務所にいて遊んでるって事の方が問題だけどな。今日もとある水路が詰まってるんで事務所行ったら、鍵掛けて出かけてやがるし・・・ま、話戻すと水源の質はいかんしがたく、個別のフィルターで対応するしかないって事かな。考えているのは異形インクイーサー噛ましてフィルター面積を広げる方法で、これなら吸水圧も下がるのでゴミが張り付きづらくなる。

 ・明日の予定「デラ消毒」「潅水チューブ設置」「もしかしたら再処理やってしまうかも」
Posted at 2014/05/19 20:01:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年05月18日 イイね!

思うようにはー

 ・いかないもんだなー、呟きながら、階段を上る。チャゲアス、好きだっただけに、これから何度も常習犯として骨の髄までダメになるまで検挙され続けられるんだろうな・・・これが本当のシャブ&アスカ(失礼)。で、思うように行かなかった話はデラのジベ処理である。人を雇ったのだが、野良仕事の経験がない二人で、片方はそれなりに出来るんだが(とは言え背が低くて台が必要で、作業効率は低いが)、もう一人はちょっとした学習障害レベルで木を追えなかった。付きっきりで見ていても目の前の枝をスルーしたり反対側に飛んだりで、午前中その訓練に費やしたけれど、結局枝はやっと追えても別の作業が出来ず、すぐに迷子になり、迷子から復帰出来なかった。これ以上時間を掛けると本来の作業が終わらなくなるので、もう一人の友人には悪いが午後ちょっとやって帰って頂いた。臨時雇用と言ってもかなり技能職だし、その適性を事前に他者がチェックするのは難しいし、前途多難だ。まあ、その友人の方は連絡先を交換してあるので、今後手伝ってもらえるし、今日は採用試験だと思えばいいんだが、ジベ当日にやりたい事じゃないな。それに背が低いのはいかんともしがたくて、房が見えないとか物理的には不利だった。ま、自分も人の仕事を手伝う事があるので、そこらへんの事情は分かっておきたい所だ。あと、「障害者だから農業の仕事ぐらい出来るだろ」って連れてくるのはやめてください、私も一時期その手の人の仕事って考えたけど、マジしんどい。

 ・で、ジベ処理はその後頑張って日没直前に終了、そっからポンプで潅水してたら空に星が出てたよ・・・働きすぎじゃね?ただ、今年はこの園も芽の揃いが良く無い。やっぱり化成肥料を大量投入していた園をいきなり有機に切り替えても根がついてこないかも。こっちは潅水前にグリーンハーベストを追肥しておいたので、少しは効くと思う。デラ、こっちは今年はかなり収量減る見込み、一本死んじゃったし。またこっちの園の電動ポンプだと潅水チューブは全部の線を一度にやるのは辛いかも。

 ・結婚する友人にワインとかお祝いを贈った。本当は地元産が良かったが、本格的すぎて好みや価値が分かるが不安だったので、無難にシャンパンにしといた、お祝いっぽいし。

 ・明日はデラ園の消毒、房作り
Posted at 2014/05/18 20:33:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年05月17日 イイね!

今日の仕事

 ・朝消毒、やっぱり70リッターっちゃ余るなぁ。丁寧に散布して背負い噴霧機に移動、SSを出して液を入れて残りを作って足して散布、今回も背負い噴霧機で園の隅など薬液がかかりづらい場所に手散布。フィルター入れたので背負いは詰まらなくなったのはいいが、フィルターが目詰まりすると結局圧が落ちるのでポンピングが頻繁になる。とは言え、筒先が詰まって吹かなくなるよりはるかにいいけど。そこからパープル園の水やり、誘引、藁敷き、草刈など。SSの走行通路はいつも「こう走ろう」と思っていて間違える。五一ワインに行ったとき、園に↑を書いた標識がぶら下げてあるのを見たが、おそらくアレが走行通路なんだろう。垣根の場合はそんなん考えないで走れるけど、棚の場合は難しいからナァ。

 ・あとは乗用モアを軽トラに積んだのだが、エンジンのハンチングがするのと、刈り刃が少し鈍っていたので研ぎ直し。キャブレター分解清掃した。エレメントがかなり目詰まりしているのは結構気になるんだけど、埃が詰まったとかではなくて、おそらく最初からこんな感じなんだよな。モアは軽トラに積むのにいつも苦労していて、2WDで後退で入れないといけないため、ラダーの上で滑ったり方向が狂ったりする。ここらへんは4WDの腹下モアがうらやましい所(でも刈り刃のメンテなんかはフロントモアの方が圧倒的に楽だ)。エンジンはキャブOHで調子回復、デラ園とスチューベン園を刈り終わったが、やっぱりキャンバー走行でステアリング取られるのはいかん。でも昔の製品で馬力がとても小さいので、燃費だけは良好だ。

 ・房作りは中にはまともな木もあって安心するが、一応グリーンハーベストを追肥。これ、海産物加工の副産物の菌体肥料とあって、菜種粕とか魚粕みたいな感じで使えとあるのだけれど、香りが良くて美味しそう。鰹節を固めた小さいサイコロ状のおつまみのような香りがする、食べないけど。あと1/3ぐらいだが、明日のお手伝いさんが仕事余ったら(というか、確実に余る)ここでもやってもらうかなー。でも規則的な房の残り方してないから、かなり感覚的な落とし方してんだよなぁ。ジベ処理は天候的な問題があって時間制限があったり、園の生育が重なってジベ適期が重なると地獄だが、今年はいい具合にばらけたので、お手伝い呼ばなくても充分回りそうなんだよ・・・陽気もいいから一日12時間とか働いてるしな。ともかくデラを残す関係で時間をあけたので、スチューベンの房作りをやってみた。私はスチューベンはなかなか手をかけてあげられてなかったので、毎年悪い状態を続けているので、今年こそ最初から房を絞って出荷出来る品質の物を出したいなと。ついでにポートランドもやってみた。こっちは品質もまあ重要だが、房が小さいのが問題で、もの凄いコガネムシが付くので袋をかけなければならないが、房が小さいと首が短くて閉じるのが難しいので、そこの解消を狙っている。

 ・今後の予定、明日ジベ処理の再処理と露地一回目やって、20日、21日に雨が予想されるので、遠方園はその後らへんだろうか。すると19日にはデラとスチューベンの消毒、房作りやっておきたいな。とは言え、あの園のデラの生育は一日やそこらの開きではないので、再処理でもその間にちゃんと効くかどうかが心配。このスケジュールだと多少余裕があるから、やれてない仕事(ネットとか潅水チューブとか)をやって、巨峰の房選択を前倒しするか。
Posted at 2014/05/17 21:11:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
何シテル?   10/04 00:00
 希に車の話しもしますが、ほとんどただの日記帳です
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

スバル サンバートラック スバル サンバートラック
 バンのサンバーがあまりに良かったので、トラックもサンバーへの切り替えをすべく、ポンコツ ...
スバル サンバー スバル サンバー
 農産物の出荷運搬で雨の日にトラックだと対応できない(という口実)で購入、11万キロ超え ...
ホンダ VT250F ホンダ VT250F
 一桁万円でやってきたVT250F2Hです。VT系最強の43馬力のエンジンとMC15系最 ...
その他 その他 その他 その他
 農機具の整備をここにまとめて置く事にしました。写真はクボタのT7というテーラーです。現 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation