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イイね!
2017年01月28日

ACCによる自動運転を実証実験中

ACCによる自動運転を実証実験中 クルマの自動運転が大きな話題となり、技術開発が期待されています。

自動運転車と言っても範囲が広く、次の定義があります。
 レベル0:ドライバーが常に加速・操舵、制動すべての操作を行う。
 レベル1:加速・操舵・制動のいずれかをシステムが行う。
 レベル2:加速・操舵・制動のうち複数の操作をシステムが行う。
 レベル3:加速・操舵・制動を全てシステムが行う。
      システムが要請したときはドライバーが対応する。
      事故時の責任はドライバー。
 レベル4:完全自動運転

レベル3は多くのメーカーが市販車開発を目指していて、日本政府も2020年までの実用化を目標としています。しかし、自動運転車と言えば運転席の無いレベル4だと考えている人も、特に一般には多いようです。

私は個人的には、レベル2の完成形、あるいはレベル3の入口あたりで十分と考えています。すべてを任せてしまう必要はなく、人間の運転が主で、システムがポカミスを防ぎ、疲れを軽減してくれれば、もうそれで十分です。

高齢者の運転ミスが、大きな話題になっていますが、まったく人ごとではありません。こういうミスを、システムがしっかりカバーしてくれることを期待しています。
いまの愛車Acteve Hybrid 3を前車アリストと同じく14年乗れば2028年まで乗って、そのとき私は77歳です。自分で運転をこなすのに、頭と体が不十分になっているかもしれませんが、進歩した自動運転技術が、その衰えをしっかりカバーしてくれるのであればありがたいと、心から期待しています。

私のAH3は、操舵の自動化にはまったく対応していませんが、ACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)を装備しているので、加速と制動という2つの操作はコントロールされ、これは既に自動運転車レベル2ではないでしょうか。


1985~1988年 トヨタ・クレスタ
オート・ドライブ

昔から自動運転オタクの私は、1985年に買ったトヨタ・クレスタにオート・ドライブをつけました。オート・ドライブは単純な定速走行装置ですが、それでもレベル1(加速のみ)でしょうから、自動運転車に30年以上つき合っています。

その後のクルマも、必ず定速走行装置をつけています。
 
1988~2000年 日産マキシマ
ASCD(Automatic Speed Control Device)自動速度制御装置

 
2000~2014年 トヨタ・アリスト
クルーズ・コントロール

装置の名前は変わっても内容は同じで、一定速度になるようにアクセル開度を自動調整します。
これだけでも高速道路の運転は随分楽でしたが、道路が混雑してくると使えず、一般道ではもちろん使う気にもなりませんでした。

オート・ドライブ(ASCD、クルーズ・コントロール)は一定速度を維持してくれるものの、前車に追いついてもお構いなしなので、運転者はしっかり前方を監視して、前車に追いついたら確実にキャンセルするという仕事を抱えていました。



 
2014年~ BMW Active Hybrid 3
ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール

その負担を解消し、大きく進化したのがACCです。速度の設定に加えて、車間距離を維持する機能があり、前車に追いつけば速度を自動的に下げるという優れものです。

これによって、前方に現れる車との接近を必ず認知しなければならないという緊張する仕事は無くなって、セットすればあとはシステムに任せておけるという感覚になりました(もちろんハンドル操作は残っています)。

使い始めた頃は、ACCを定速走行装置の進化形と考えていましたが、慣れると、もっと別の有用性に気がつきました。それは渋滞時の疲労軽減です。ACCは「ストップ&ゴー機能付」と謳われて、低速走行から車両停止まで制御します。この機能により、渋滞の中では前車が停車すればそれに合わせてクルマはきちんと止まります。前車が再び走り出せば、一定の車間範囲で追従していきます。
いや~っ、ホントーに楽です。渋滞が恐くなくなりました。

今回調べたら、自動運転の技術の中には「渋滞時追従支援システム」という項目があって、BMWが熱心に取り組んでいたそうです。いいところに目をつけたものです。

ACCが高速道路と渋滞時に、しっかり効果を発揮することは体得しましたが、こうなると欲が出てきて、もっと活用範囲が拡げられないかと、一般道でも積極的にACCを試してみました。


国道246号などで試しましたので、その所感です。

有用な場面
前車をロックオンして追随するなら極めて有用です。特に前車が「うまい」「スピードにのっている」ときは、運転を前のクルマに任せられ、快適であり、まったく疲れません。

危険な場面
反対に難しいのは、自分が先頭になったときです。特に危ないのは、前車が信号で止まっているところに追いついた場面です。システムが前車を認識してからでは、制動が間に合いません。人や車が突然飛び出すのにも、対応できません。
なるほど、現段階ではまだ追従システムであって、信号の識別、人間やクルマの不審な動きを判断するのは今後の課題になっているのでしょう。

ACCという新しい機能を使い込もうと奮闘していますが、とりあえず中間報告させていただきます。

追伸
BMWはカタログに次のように記載しています。

【ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)】
停車/発進をくり返す渋滞時の運転負荷を軽減し、アクティブ・セーフティーに貢献。
先行車との車間距離を維持しながら加減速を行うアクティブ・クルーズ・コントロールに、低速走行時に車両停止まで制御する機能を装備。
前方の渋滞が緩和すると、システムが任意に設定した速度まで加速させます。
ブログ一覧 | 自動運転 | クルマ
Posted at 2017/01/29 18:27:34

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この記事へのコメント

2017年1月29日 19:50
完全自動運転車と完全自分運転車の2台持ちが理想です。
自分以外と乗るときなどは前者、お楽しみは後者ですね(^-^)
コメントへの返答
2017年1月29日 22:34
お楽しみに行った先では、完全自分運転を楽しみますが、行き帰りは他の車に囲まれて楽しくない。完全自動運転に任せたくなります。

2017年1月30日 20:18
自動運転、もちろん興味はありありです。
特に嫁さんによく言われるんですよ、あなたは運転が下手だから使える装置や機能には頼ったほうが良いわよ、と。
うーん、次のクルマは何かしらのそういうデバイスが装備されているのにしないと納得しなさそうだなぁ(汗)
コメントへの返答
2017年1月30日 20:37
私は、効能書きに弱くて、カタログを見ているうちに、あれも欲しい、これも欲しいとなります。

投資したからには元を取り返すという気は強く、つけたものをしっかり理解して使い込もうと思っています。

自分だけが良さを理解しているなんて、とっても愛が深まるではないですか。新しいクルマは買うのは難しいので、いまついているものをしゃぶっています。

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「@福六 さん、やっぱり先を越されてしまいました~!宿とお風呂とお料理の詳細な報告を、よろしくお願いしま~す。」
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