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アクティブアスパラのブログ一覧

2023年08月27日 イイね!

代車BMW 218iアクティブツアラーの印象

代車BMW 218iアクティブツアラーの印象結局まだ終わっていない車検ですが、2泊3日で予定した当初期間に貸していただいた代車はBMW 218i アクティブツアラーでした。

うちのディーラーは一時期国産車が代車という時期もありましたが、慣れない操作ではつらいのでぜひ代車はBMWに限定してくれと強く申し入れていました。他の多くのユーザーさんも同じご意見だったのでしょう、いまは黙っていてもBMWを用意してくれます。

BMWは多少車種が変わっても、マン・マシン・インターフェースが統一されているので代車に乗って戸惑うということはありませんでした。ところが今度はかなり様子が違っています。

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運転席に座ってみると、目の前にはいま流行りの「BMWカーブド・ディスプレイ」が拡がっています。ミラーと座席を調節してすぐにディーラーさんを出発したものの、どうにも要領が分かりません。

少し走ってみるために国道1号を箱根峠に向かいましたが、とりあえず登り口の駐車スペースに停めて学習を始めます。
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(カタログ写真を借用)
一番戸惑うのはこれです。

助手席との間が至ってシンプルです。左側が奥から「ON/OFFスイッチ」「シフトスイッチ」「パーキングスイッチ」で右に「オーディオスイッチ」があるだけです。

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いつも頼りにしているi-Driveのダイヤルスイッチがありません。これでは手も足も出ません。
地図の拡大・縮小はどうするのかと一生懸命スイッチを探しても見つからず、もしかしてと画面上で指2本を使って拡げたり縮めたりしたら、やっと地図の尺度が変わりました。なるほど。
その他も画面に表示される選択肢は、画面をタッチして選ぶようです。いちいち画面に手を伸ばします。どうも慣れないなぁ。

借りたクルマですが、車内で電話を使えなくては不便ですから、スマホをBluetooth接続します。これはなんとか繋がりました。

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ひととおり学習を終えて、スタンバイ完了です。モードも「スポーツ」にしてみました。
そこで気がついたら、このクルマまだ走行距離が1156kmで登録は6月です。まっさらを貸してくれました。

走り始めましたが、マン・マシン・インターフェースが大幅に変更されて落ち着かないことに加えて、このクルマ個体の問題かもしれませんが、えらくハンドルが軽くて切り始めでは思った以上に曲がり込みます。
こわごわ走っていましたが、心配があたりました。

箱根への登りは結構キツい勾配ですが、笹原バイパスの2車線区間で突然強い雨が降り始め路面が濡れてきました。右側車線を譲らない軽自動車に業を煮やして左側から抜いていたら、突然クルマに電話がかかってきました。初めての操作でどうやったら電話が取れるか分からず大慌て。ディスプレイに視線が動いたせいでしょう、隣の軽自動車に寄ってしまいました。危ないと咄嗟にハンドルを切ってアクセルを緩めたせいでしょうか、スピンしかかりました。いや~、恐かった。

慣れないクルマはもっと余裕を持って走らないといけません。箱根峠から十国線(県道20号)に入り、熱海峠から旧熱海街道(県道11号)のクネクネ道を下りてきましたが、途中からは豪雨になってしまい、もう冒険どころではなくなって、なんとか安全に帰りたいと怯えていました。

最近アスパラは、アクティブクルーズコントロール(ACC)を使って走っていますが、借りたクルマでは使い方がわからないので初日は普通に走りました。そうしたら如何に普段はACCに頼っているかと痛感します。前のクルマに近づいて減速操作をすることだけでも、めんどうに感じます。

ところが次の日に代車218iアクティブツアラーのACCの使い方をやっと理解したら、いや~格段に進歩しています。前のクルマに近づいたときのブレーキのかけ方なんかは格別良くなりました。アスパラのActiveHybrid3ではブレーキ操作は中の下くらいと評価していますが、今度はぐっと進歩しています。

あとクルマに戻ってきたとき、ドアハンドルに触らなくても近づいただけで解錠してくれます。どうでも良さそうなことですが、とても便利で気に入りました。クセになります。

さすがに10年経つといろいろと操作が変わっており、我が愛車ActiveHybrid3が一世代前のクルマになったことはよく分かりました。
それでも安全面での進歩は欲しくても、老人ですから操作性は慣れ親しんだものがありがたいです。

代車を返してActiveHybrid3に乗換えると、いつもの環境と胸のすく加速にまたニンマリします。
馬鹿につける薬はなさそうです。
Posted at 2023/08/27 17:27:10 | コメント(4) | トラックバック(0) | 代車 | クルマ
2023年08月26日 イイね!

9年目車検は大混乱

9年目車検は大混乱アスパラの愛車BMW ActiveHybrid3は、車検更新の時期になりました。
9年経過して、走行距離も11万5千キロです。

BMWディーラーの担当君から「事前確認のためにお出でいただきたい」との連絡があり、7月15日(土)に行ってきました。もう9年ですから大きな修理項目が出るのではと心配しましたが、結果は「オイル漏れもありませんので、多少の追加項目を入れても20万円以内に収まりますよ」とありがたいお話しです。その場で入庫日を決めて、今週水曜日8月23日に入庫し作業を開始しました。見積りは189千円ですが「いつできる?」と尋ねれば「2泊3日で考えておいてください」でしたが、何の連絡も来ないので3日目の夕方に「どうなってますか?」と電話を入れたら、サービス担当リーダーが「ちょうどいまご連絡しようとしていました」とそば屋の出前みたいな返事です。「実は悪い話ですが、不具合が見つかり作業がかなり大がかりになります」なんて言い出します。

「事前チェックでは問題ないと聞いているよ」と言ったら、
「えっ事前チェックしましたか?」とリーダーはご存知ありません。
「部品の取り寄せもあるので、いったんお返ししてから仕切り直しましょう。詳細をご説明しますので明日ご来店いただき、代車と交換してください」とのことです。
「おいおい脅かすね。一体いくらぐらいになるの?」
「おそらく60万ちょっとに」

いやもうびっくりです。すごく腹もたって夜も寝られません。
今日ディーラーに出向くと、営業担当のY君と、サービスリーダーのHさんが恐縮した顔で待っていました。
「7月15日の事前チェックは何だったの?」
「申し訳ありません。リフトアップしなかったのでオイル漏れが見つかりませんでした。」
「リフトアップするかはそちらの判断でしょう。事前チェックがまるで意味無いじゃないですか」
こういうところで相手を追い込むのはアスパラの得意技です。
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新たな見積りを出してきました。92万円!!!
「いえいえ、必須項目に絞れば63万円です」
そんなこと言われてもホッとなんかできません。63万円は十二分に高い金額です。

必須の追加項目ですが、
エンジン関係では「オイルフィルターハウジングオイル漏れ」と「シリンダーヘッドカバーオイル漏れ」
足回りで「左右プルストラットグリス漏れ」
伝達系で「トランスミッションオイル漏れ」です。

「こんなに不具合が増えて、事前チェックと違いすぎるね」と言ってから、
「何の都合で項目が増えたのかと心配になりますよ。BMWだからまさかビッグモーターのようなことはないだろうけれど」と辛辣な言い回しになりました。

「ところで不具合箇所を見せて貰えませんか?」と尋ねたら
「リフトアップすればご覧いただけますが、いま別の車が載っていて少し時間がかかります」
「では不具合箇所の写真はありますか?」
「あっ、撮っておけば良かったですね」
どうにも噛み合いません。

出てきた項目はどれも9年11万キロのクルマならありそうな項目ですから、誤解が起きないようにしてくれれば済むことです。事前チェックできちんと見つけて通告されたら、天を仰ぎながらも諦めていたでしょう。

追加するのは必須項目だけにして部品発注をお願いしました。車検が切れる日が近づいてもう余裕はありません。

「今度こそ作業の(Before)(After)を写真に撮ってくださいよ」と念押ししました。
仲間内では変な話に騙されちゃいけないぞと戒め合っていますので、年寄りだと思って軽く見られたかと、ついひがみっぽくなります。
こちらは素人ですからその気になればいくらでも騙せますよ。ディーラーさんはしっかり信頼できる存在でいてください。よろしくね~!
2023年08月13日 イイね!

箱根阿房自動車

箱根阿房自動車「阿房(あほう)と云うのは、人の思わくに調子を合わせてそう云うだけの話で、自分で勿論阿房だなどと考えてはいない。用事がなければどこへも行ってはいけないと云うわけはない。何も用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う。」
私が大好きな内田百閒(うちだひゃっけん)(1881-1971)先生による「阿房列車」の書き出しです。昭和25年(1950)という私が生れた頃のお話しですが、明治生まれの頑固親父は気骨に溢れユーモアたっぷりです。「用事がないのに出かけるのだから、三等や二等には乗りたくない。汽車の中では一等が一番いい。私は五十になった時分から、これからは一等でなければ乗らないと決めた。」と続きます。当時の国鉄は三等制で普通の人はもちろん三等に乗り、一等なんていうのはいまのグランクラスか更にその上という感じです。

百閒先生に憧れるアスパラですが、いまやお出かけはクルマばかりなので、「阿房列車」になぞらえて「阿房自動車」を走らせております。

お盆休みに入る直前の8月10日(木)、なにも用事はないけれど箱根に行って来ようと思いました。今年のお盆はただならぬ人出が予想され、ヒマな隠居はこんな時は遠慮すべきですから、最後のチャンスと連休前日に「阿房自動車」を出動させたのです。
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用事はありませんので、気の向くままです。
気の向くままに走ったら、懐かしい道ばかりになりました。

【深良みち】
箱根に登るならマイペースで走れる「深良みち」です。
「深良みち」とはアスパラが勝手につけた名称ですが、東名裾野IC近くの岩波から箱根用水の流れる深良川沿いを箱根外輪山の湖尻峠に向かう県道337号仙石原新田線のことです。湖尻峠近くはまだ狭い道が残っていて対向車に気をつかいますが、前半はすっかり改良された快走路です。見た目より勾配がキツいようで、少し力のないクルマだと登り坂に難儀するらしく、アスパラが吹っ飛んでいくと横に避けて道を空けてくれます。無理に頑張って邪魔をしたりせず、後ろのクルマにすぐ道を譲るというマナーが最近は多くなってきて、これはお互いとても良い気分です。

【芦ノ湖スカイライン】
湖尻峠に上がれば、右に芦ノ湖スカイライン、左に箱根スカイランが伸びています。芦ノ湖スカイランを箱根峠に抜けると800円、箱根スカイラインを長尾峠に抜けると360円とそれぞれ通行料がかかります。どちらも全線転回禁止で通り抜けるのが本来ですが、折角ここまで来たのだからと途中の駐車スペースで折り返えさせていただきました。モータリゼーション勃興期の1962年に藤田観光が開発したドライブウェイ(2007年NIPPOに売却)であり、自動車雑誌が頻繁に試乗コースに使うくらいですから、さすがに楽しく走れます。
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沿道で有名な富士山ビューポイント 三国峠
富士山にはちょっと雲がかかり過ぎです。

【箱根スカイライン】
湖尻峠に戻り、ついでに箱根スカイラインも走らせてもらいました。こちらは静岡県道路公社が1972年に開通させていますが、芦ノ湖スカイランよりはカーブも勾配もキツくて、少し緊張した走りになります。
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途中のビューポイントは箱根芦ノ湖展望公園。
駐車場から少し坂を上がると、芦ノ湖を見下ろせます。
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反対側に見える富士山は、やっと雲がどいてくれました。

湖尻峠からは、芦ノ湖スカイラインの支線になっている湖尻線(1972年開通)を下ります。さすがにここでは通行料を払うのだろうと料金所に停まったら、「そのまま通過してください」の張り紙があり徴収員不在でした。

【箱根ゴールデンコース】
箱根ロープウェイの終点桃源台(とうげんだい)でトイレ休憩してから、さて腹も減ったので小田原に行こうかと思いましたが、小田原までどう走るか考えているうちに、箱根ゴールデンコースを辿ることを思いつきました。
箱根ゴールデンコースというのは、箱根湯本~強羅の登山電車、強羅~早雲山のケーブルカー、早雲山~桃源台のロープウェイというコースで1960年のロープウェイ開通で繋がった昭和という時代らしい箱根観光ルートです。上空のロープウェイは東急系で、直下の道路は西武系という有名な箱根山戦争を象徴する場所を通り抜けます。

途中の強羅、小涌谷、宮ノ下には結構人が出ており、外人さんが多いのには驚きました。箱根のメインルートですから、登山電車の出山鉄橋手前から箱根湯本駅前まで、しっかり渋滞に嵌まりました。この日の渋滞はここだけです。

【だるま料理店】
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アスパラ様御用達の「だるま料理店」です。

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老舗の雰囲気ですが、お高くなんかとまっていません。
働いているおばさんもお客も年配ばかりで、すっかり落ち着きます。

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もちろん「こだわり天重」です。
前にお店のおばさんが「体の大きな板前さんが作ると、かき揚げが大きくなる」と笑っていましたが、どうやらこの日もそのイタさんだったようで、それこそ立派なかき揚げでした。

【真鶴道路旧道】
お腹が満ち足りて、帰りは海岸線を走りましょう。小田原から南下する国道135号はいまは無料開放されていますが、元は1959年日本道路公団によって作られた真鶴道路です。海岸沿いというよりまさに海の上を走っているようで、夕方のドライブなんかなんとも言えず気持ちが良い道です。

【真鶴ブルーライン】
2/3位のクルマはそのまま無料の国道を進みますが、アスパラは豪毅に真鶴ブルーラインに入ります。真鶴駅付近の渋滞解消のため、日本道路公団が1982年に開通させましたが、現在は神奈川県道路公社に移管されています。料金は200円ですがETCカードが使えず、料金所で少し並びます。ETCの無い頃はどこの料金所でも渋滞させられて腹を立てていたなんて、昔のことを懐かしく想い出しました。
ところで、この真鶴ブルーラインは真鶴半島をトンネルで抜けますが、トンネルの両側が海面近くにあるため、トンネル内には「津波浸水地域」と大きな警告が出ています。地震が来たらトンネルを抜けて早く外に避難しろということでしょうか。走りながら恐くなります。

【湯河原新道】
湯河原まで戻ってくれば、このまま熱海経由で熱函道路を帰るのが順当ですが、大観山に登って暮れゆく芦ノ湖、箱根外輪山、富士山の景色を見たくなりました。
湯河原駅前を過ぎて新幹線をくぐったところで右折して湯河原新道に入ります。湯河原新道なんて道はご存じない方が多いでしょうが、1968年に神奈川県道路公社が温泉街のバイパスとして開通させました。裏山の高いところを抜けていく快適な道路ができたのに何故か利用者が少なくて、とうとう有料道路を止めて町に譲渡されたという、なんとも珍しい道です。

【椿ライン】
大観山に行こうと思ったのは、結局この椿ラインを走りたかったからでしょう。この日一番緊張する道です。日が傾いて暗くなっていますので、無理な突っ込みは慎んで余裕を残して走ります。窓を開けて風を入れながら気持ち良く走っていましたが、登っていくうちに天気が怪しくなりました。たちまち雨が吹き付け、霧に包まれます。こうなったら無事に峠を越えることが最優先です。大観山で景色を楽しむつもりが、濃霧と吹き付ける雨でそれどころではなく、クルマを降りるなんてとてもできません。

「阿房自動車」を優雅に楽しむつもりが、最後はアドベンチャーになってしまいました。
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走行記録です。
Posted at 2023/08/13 20:18:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 箱根 | クルマ

プロフィール

「@福六 さん、やっぱり先を越されてしまいました~!宿とお風呂とお料理の詳細な報告を、よろしくお願いしま~す。」
何シテル?   11/05 19:18
アクティブアスパラです。 42年間の会社勤めを終えて、いまや隠居生活です。体が動くうちにしっかり遊んでおかなければと、テニス、スポーツジム、写真にと毎日大忙し...
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2020/12/19 09:37:57
いやだわ、何でこんなに混んでるのかしら?お前らのせいだよ(怒) 
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2018/12/12 13:21:15
慣らし運転を兼ねて箱根で温泉~!(^.^) 
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