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アクティブアスパラのブログ一覧

2023年11月05日 イイね!

クラブ撮影旅行2日目(カヤの平、秋山郷)

クラブ撮影旅行2日目(カヤの平、秋山郷)さあ2日目です。

2日目の撮影は「カヤの平」から始めます。
ここは朝もやを狙いたいポイントですが、風景写真の鬼F先輩はカヤの平とは相性が悪くて、ここのところは4、5回続けて朝もやに遭遇できていないそうですから、今回も巻き添えになるのではと心配になります。

朝もや狙いですから、宿の出発は5時になりました。
ホテルの宿泊料には朝食が含まれていますが、良い写真を撮るためですからそんなものは諦めましょう。

【2日目の行程】
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ルートイン中野(宿泊)
 →国道403号→木島平→
⑦カヤの平高原
 →奥志賀林道(県道502号奥志賀公園栄線)→
⑧雑魚川林道
⑨秋山郷 切明温泉
 →国道405号→
⑩秋山郷 天池
⑪秋山郷 前倉橋
⑫秋山郷 見玉公園
 →津南町→津南観光物産館(昼食)
 →国道117号→豊田飯山IC→上信越道
 →更埴JCT→長野道→梓川SA(休憩)
 →岡谷JCT→中央道→双葉SA(休憩)
 →一宮御坂IC→御坂みち→富士吉田IC
 →東富士五湖道路→須走IC→須走道路
 →新御殿場IC→新東名→長泉沼津IC
 →長泉町

【⑦カヤの平】
木島平から林道を駆け上がり現地に到着したら、知合いの先生が率いる団体がマイクロバス2台で先客でいらして、みなさん既に撮影ポイントに展開していました。

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期待した朝もやはやっぱり出ませんでしたが、メルヘンチックな写真が撮れました。

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なんとも奇妙な絵になりました。

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逆光の中で撮っていますので、暗い部分は現地では見えません。
家に帰ってからパソコンを使って暗いところを起こしています。

最後は秋山郷に向かいます。
昨年の中越遠征の帰りに寄りたかったのに時間が無くてパスしましたので、今回は再チャレンジです。

【⑧雑魚川林道】
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カヤの平から秋山郷へは奥志賀林道、雑魚川林道と山の中を進みますが、雑魚川林道の途中でちょっと秋らしい絵を狙ってみました。

【⑨秋山郷 切明温泉】
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旅館の庭を覗いていたOさんは「露天風呂があるので、カメラをぶら下げて近づかないでくれ」と注意されたそうです。

【⑩秋山郷 天池(あまいけ)
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まさに森の中の別天地です。

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しっかり映り込んでいます。

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映り込みだけで絵にしました。

【⑪秋山郷 前倉橋】
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秋山郷を貫く国道405号の絶景ポイント前倉橋です。

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橋から下を覗き込めばこの景色です。

【⑫秋山郷 見玉公園】
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いよいよ最後の撮影ポイント「見玉公園」です。
中津川渓谷対岸の柱状節理が見事です。

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展望台からの景色に感動しながら対岸の崖崩れを心配したところ、崩落するのは雪解けの季節にはよくあることで、それは「石落し」と呼ばれているそうです。

秋山郷はまさに紅葉真っ盛りでした。
この季節だから「いいところ」ですが、冬は2階まで雪が来る豪雪地帯で、秋山郷に住むのは大変なことです。

この後、津南で名物妻有(つまり)ポークのとんかつを遅い昼食として食べてから帰路につきました。
天気に恵まれ、素敵な雲海に出会ったり、真っ盛りの紅葉を堪能したりという贅沢な旅行でした。
これでも良い写真ができないというのは腕の問題で仕方ありませんが、それでも仲間と過ごした十分に楽しい2日間でした。
Posted at 2023/11/05 19:54:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ
2023年11月05日 イイね!

クラブ撮影旅行1日目(妙高、志賀高原)

クラブ撮影旅行1日目(妙高、志賀高原)所属する写真クラブによる毎年恒例の宿泊撮影会が、11月1日(水)2日(木)に開催されました。ここ2年は「全国宿泊割引」があって2泊しましたが、今年はその恩恵が無いので1泊です。

いままでの遠征実績ですが、
 17年:志賀高原
 18年:戸隠、八方尾根
 19年:乗鞍、木曽
 20年:裏磐梯
 21年:乗鞍高原、志賀高原
 22年:中越
でした。

風景写真の撮影会というのは、行先選定がなかなか難しいのです。紅葉の進み具合なんか毎年違いますし、天候によっては撮影地を変更することも必要になります。そこで今回はまず宿だけ信州中野のルートインに確保して、撮影地は戸隠、妙高、志賀高原、秋山郷方面から撮影会担当のOさんと風景写真の鬼F先輩にアレンジ頂くこととしました。

【行程図】
その結果の2日間行程図です。
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 長泉町→長泉沼津IC→新東名→新御殿場IC
 →須走道路→須走IC→東富士五湖道路
 →富士吉田IC→河口湖大橋→
①御坂 富士見橋展望台
 →御坂トンネル→御坂みち→一宮御坂IC
 →中央道→八ヶ岳PA(休憩)→岡谷JCT
 →長野道→塩尻IC→東山山麓広域農道
 →高ボッチ線(崖の湯ルート)→
②高ボッチ高原
 →塩尻IC→長野道→姨捨SA(休憩)
 →更埴JCT→上信越道
 →小布施ハイウェイオアシス(昼食)
 →信濃町IC→県道119号杉野沢黒姫停車場線→
③妙高 苗名滝
 →信濃町IC→上信越道→信州中野IC
 →志賀中野有料道路→中野
 →国道292号→
④志賀高原 琵琶池
⑤志賀高原 木戸池
⑥志賀高原 のぞき
 →国道292号→
ルートイン中野(宿泊)
 →国道403号→木島平→
⑦カヤの平高原
 →奥志賀林道(県道502号奥志賀公園栄線)→
⑧雑魚川林道
⑨秋山郷 切明温泉
 →国道405号→
⑩秋山郷 天池
⑪秋山郷 前倉橋
⑫秋山郷 見玉公園
 →津南町→津南観光物産館(昼食)
 →国道117号→豊田飯山IC→上信越道
 →更埴JCT→長野道→梓川SA(休憩)
 →岡谷JCT→中央道→双葉SA(休憩)
 →一宮御坂IC→御坂みち→富士吉田IC
 →東富士五湖道路→須走IC→須走道路
 →新御殿場IC→新東名→長泉沼津IC
 →長泉町
 
【走行記録】
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出発   :11月1日 4時27分
帰着   :11月2日 20時47分
走行時間:15時間26分

【ETC利用記録】
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時刻は黄文字で書かれたインターの通過時刻です

1泊2日というものの840kmを走り抜け、12ヶ所の撮影ポイントを巡る盛り沢山な内容となりました。
参加者は6名が2台(F先輩のアクアとアスパラのActiveHybrid3)に分乗しており、キロあたり40円と通行料を頭割りにして精算したところ1人の負担額は16,000円になりました。宿代6,800円は別途各自持ちです。

例によって静岡県長泉町を朝5時に出発しましたが、いつも途中で良い場面があるとつい立ち寄ってしまい、結局遠方の目的地で時間が無くなるということを繰返しており、今回は「とにかく目的地を目指そう」とお互いに戒めました。

【①御坂 富士見橋展望台】
それなのにすばらしい雲海が湧き上がっています。
なんとか山中湖、忍野は引っかからずに通過したものの、すばらしい雲海に我慢できずF先輩が運転する1号車から電話が入って「御坂峠旧道の天下茶屋に寄らせて欲しい」とのリクエストです。天下茶屋に急ぎましたが間に合いそうもなくなりました。国道137号「御坂みち」の途中に富士見橋がありますが、改良工事で橋が架けられる前の旧道部分に展望台があります。急遽そこから撮影することにしました。
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雲の下が河口湖です。

【②塩尻 高ボッチ高原】
「さあ、もう先を急ごう」と中央道を急いでいたら、諏訪湖付近は濃い霧の中です。「まだ山の上に登れば間に合うかも」と、今度は2号車から「高ボッチに寄りたい」とリクエストを飛ばします。「1時間以上は遅くなる」とF先輩は難色を示したものの、みすみす高ボッチの雲海を素通りするなんかできません。
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高ボッチ高原に着いたのはもう9時頃でしたが、見事な景色に遭遇できました。

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高ボッチからは360°の景色が眺められます。八ヶ岳もこんなにくっきり撮れました。

【③妙高 苗名滝(なえなたき)
1日目は戸隠、妙高、志賀高原の予定でしたが、戸隠はあきらめて妙高に急ぎます。

中央道→長野道→上信越道と走って長野県最後のICである信濃町で下り、新潟県境にある苗名滝に向かいます。

アスパラは一昨年の5月に一人で苗名滝に来ましたが、そのときは三脚を担いで駐車場から滝まで歩いたのに、肝心のカメラを車に忘れるという大チョンボをやらかしました。今回はそのリベンジですから、しっかり撮りましょう。

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駐車場から歩き始めると、眼前に大きな築堤がそびえます。この堰堤を横にある階段でエッチラ登ると後は滝までほとんど水平移動です。

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もうこの辺は紅葉真っ盛りで、写真を撮らなくても十分に来た甲斐があるでしょう。

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これが苗名滝です。
妙高から流れ落ちる水量が豊富です。

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落差は55mですが、人を入れた方が滝の大きさが分かりそうです。
タイトル写真は崖沿いを一番前まで出て撮った、正面からの苗名滝です。

これだけで妙高地区を終了します。
後ろ髪を引かれる思いですが次は「志賀高原の夕景」を狙いに行きますので、もう時間との競争です。

信州中野ICから志賀高原を目指して駆け上がりますが、良く整備されたオリンピック道路のきつい勾配をグイグイ登っていきます。

【④志賀高原 琵琶池】
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光線が傾いてきました

【⑤志賀高原 木戸池】
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見慣れた景色ではありますが

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陽の傾きを狙ってみました。

【⑥志賀高原 のぞき】
横手山手前の「のぞき」に到着し、1日目のハイライト「志賀高原の夕陽」です。
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陽が沈むのを待ちます。
特徴のある森が赤くなってきました

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思いっきり逆光です

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これがアスパラが大好きなのぞきの風景です。

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陽が山に隠れて今日は終わりました。

陽が落ちると気温がどんどん下がりますので、ホテルルートイン中野に急いで1日目は終了です。
それでは2日目は続編で。
Posted at 2023/11/05 19:24:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ
2023年07月22日 イイね!

ビーナスラインでニッコウキスゲ

ビーナスラインでニッコウキスゲ7月11日(火)に写真クラブのみなさんと霧ヶ峰に出かけました。すっかり報告が遅くなったのは、強行軍の疲れから立ち直れなかったのと、大相撲名古屋場所のテレビ観戦に忙しかったためです。

大相撲の観戦というと多くの方は17時頃からの幕内後半戦くらいをお考えでしょうが、すっかり老人らしくなったアスパラは、すごく早い時間から見ています。14時30分くらいの十両土俵入りから見ることもあります。十両にも長く幕内を務めていたベテランが落ちているので懐かしく観戦できます。ただ毎日3時間以上もテレビ観戦すると、他のことはほとんどできなくなります。
今場所は3関脇の大関取りで大いに盛り上がりましたが、大栄翔と若元春はもう望みがなくなって、残る豊昇龍が明日千秋楽で優勝して大関に昇進するというストーリーを期待しています。

アスパラはここのところすっかり八ヶ岳に嵌まっています。前回撮影会で八千穂高原(5/31)、男二人で入笠山(6/14)、八ヶ岳高原ロッジ寛ぎの旅(6/29,30)と続いたのに、今回も霧ヶ峰にニッコウキスゲを撮りに行こうというのですから、やはり信州は魅力的なところです。

【行程】
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 長泉町→長泉沼津IC→新東名→新御殿場IC→須走道路
 →東富士五湖道路→山中湖IC→
①忍野 桂川
 →新倉山トンネル→御坂みち→一宮御坂IC→中央道
 →八ヶ岳PA→諏訪南IC→八ヶ岳エコーライン→芹ヶ沢
 →湯川パイパス→大門街道→白樺湖→ビーナスライン
 →車山→
②富士見台
③車山肩
 →霧ヶ峰→白樺湖→ビーナスライン→大門街道→
④姫木平 美しの池
 →大門街道→
⑤白樺湖 ミニレマン湖
 →ビーナスライン→
⑥女神湖
 →ビーナスライン
⑦蓼科湖
 →芹ヶ沢→八ヶ岳エコーライン→
⑧たてしな自由農園 原村店
 →八ヶ岳エコーライン→県道17号茅野北杜韮崎線→
⑨井戸尻遺跡
 →県道11号北杜富士見線→小淵沢IC→中央道
 →双葉SA→一宮御坂IC→御坂みち→河口湖大橋
 →富士吉田IC→東富士五湖道路→須走道路
 →新御殿場IC→新東名→長泉沼津IC→長泉町

【走行記録】
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約400km走行、出発5時、帰着19時、14時間のツァーでした。

無事には帰ってきましたが、旅の疲れはなかなか抜けません。この歳になると強行軍は考えものですが、ガイド役の先輩はサービス精神に溢れて「ここまで来たら、あそこに寄らないともったいない」などと、あくまで貪欲です。「そろそろ帰りたい」なんて口にすると、たちまち不機嫌な顔をされます。

【①忍野 桂川】
東富士五湖道路の山中湖ICで下りて、行きがけの駄賃に忍野に寄ります。
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川面に朝陽が射して、朝もやが立っています。

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朝の森の景色です。もっと靄(もや)が欲しいところですが、これで精一杯でした。

「道の駅 富士吉田」でトイレ休憩してから、御坂トンネル経由で中央道に向かいます。午前中はみなさんトイレが近く、次のトイレ休憩は八ヶ岳PAです。八ヶ岳PAは八ヶ岳が手前の本線上ではきれいに見えるのに、PAに入るとちっとも眺望がありません。名前負けしていると憤慨するところです。

霧ヶ峰方面に向かうときは、諏訪南ICで下りて八ヶ岳エコーラインから大門街道(国道152号)で白樺湖を目指します。エコーラインから大門街道に入るには芹ヶ沢で複雑な経路を辿っていましたが、今回行ったらなんとバイパスができて、両方の道がスムーズに繋がりました。
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湯川バイパスで3月に開通しています。

【②ビーナスライン 富士見台】
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ビーナスラインを快走し、富士見台に到着。平日にもかかわらず駐車場は賑わっています。

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車山周辺はニッコウキスゲが咲き乱れることで有名でしたが、近年は鹿にすっかり食い荒らされてしまい、鹿除けフェンスが完備した富士見台と車山肩地区だけでしかニッコウキスゲは見られません。
富士見台はよく管理された貴重な群生地です。

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バックの青空が気に入っています。

【③ビーナスライン 車山肩】
続いて車山肩に移動しましたが、こちらでは駐車枠確保の大バトルでした。平日でこれでは休日はどうなるのでしょう。
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車山山頂を望んで
車山肩は鹿除けの電線がさらに厳重に施され、写真を撮ろうとすると電線ばかり入り込んでしまう上に、肝心のニッコウキスゲに近寄れません。

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ここでの撮影はあきらめて、腹ごしらえにしました。
山男達には有名な「コロボックルヒュッテ」に入ります。

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せっかくですからテラス席で景色を楽しみながら

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ボルシチをいただきました。

霧ヶ峰まで行きましたが写欲を刺激するような景色はなく、白樺湖に引返して大門街道を上田方面に進みます。

【④姫木平 美しの池】
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姫木平の別荘地に「美しの池」があり、ここで撮影です。

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山の中にある静かな池です。

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池の反対側はハンノキ林。条件が整ったら雰囲気のある写真になりそうです。今回はロケハンです。

【⑤白樺湖 ミニレマン湖】
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白樺湖に戻ってトイレ休憩。コンビニの裏にあるミニレマン湖です。
もう疲れてきて写真を撮る気力は落ちています。

【⑥女神湖】
ビーナスラインに入って女神湖を偵察しましたが、ここも絵になる景色はなくそのままパス。

【⑦蓼科湖】
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蓼科湖ではトイレ休憩してソフトクリームを舐めましたが、それだけです。

【⑧たてしな自由農園 原村店】
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やっと帰る方向になりましたが、みなさんの強い希望で立ち寄ったのが「たてしな自由農園 原村店」。八ヶ岳エコーライン沿いにある生産者直売所です。安くてうまいものがたくさんあるので買い出しです。若手女性メンバーは買物になると目つきが変わります。たちまち真剣モードです。
アスパラはジュースを買い込みましたが、後日姪っ子達に振る舞ったら大好評でした。

【⑨井戸尻遺跡】
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諏訪南ICから中央道かと思ったら、そのままエコーラインを小淵沢方面に進んで、信濃境駅近くの井戸尻遺跡に立ち寄ります。南アルプスを望む南面に豊富な湧き水があるというので、大昔から集落ができて遺跡がたくさんあります。

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そのひとつが井戸尻遺跡。

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ここに来た目的は、蓮が咲く池です。
ただ時期も時間も悪くて、ここも今回はロケハンです。

やっと、撮影地巡りは終了。小淵沢ICから帰路につきます。
幸い、中央道、御坂みち、東富士五湖道路とも順調に流れ、疲れた身にはおおいに助かりました。
ただし東富士五湖道路の籠坂トンネルではびっくり。「出口はキリ」という表示を「またまた大袈裟な」なんてタカをくくっていたら、御殿場側に出たら本当にもの凄い霧でした。トンネルひとつで気象は大違いです。

アクティブクルーズコントロール(ACC)に助けられて、大いに疲労軽減していますが、無事に長泉町に帰りつくと心底ホッとします。今回も無事帰還できました。神に感謝です。
Posted at 2023/07/22 21:02:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ
2023年07月08日 イイね!

八ヶ岳高原ロッジに寛ぎの旅

八ヶ岳高原ロッジに寛ぎの旅1週間以上前の話になりますが、6月29日(木)~30日(金)で八ヶ岳高原に行ってきました。
5月31日に八千穂高原、6月14日に入笠山に行っているので、これで八ヶ岳三連チャンです。

今回は究極の癒し旅です。最近一緒に遊んでくれている幼馴染みが、家を建替えるため仮住まいに転居したのですが、これは年寄りには過酷な作業でした。あんまり頑張ったら終わってもテンションが上がったままで、クールダウンが必要だそうです。「どこかでのんびりしたい」とぼやくので「それなら八ヶ岳高原ロッジが良いですよ」とお誘いしました。アスパラは何度も立ち寄っていますが、泊まるのは今度が初めてでずっと憧れていました。

もとより梅雨の真っ最中ですから景色は望めませんし、「ゆっくり寛ぎおいしいものを食べる」が今回のテーマです。友人は横浜に住んでいますが、癒しの旅ですからお玄関先までお迎えにあがり、帰りもお送りするという大サービスをいたしました。

【行程】
そんな訳で、後から見ると一体どこへ向かっているか分からない行程図になりました。
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 長泉町→長泉沼津IC→新東名→御殿場JCT
 →東名→横浜青葉IC→横浜北西線→港北JCT
 →第三京浜
都築IC
 →第三京浜→横浜北西線→横浜青葉IC
 →東名→海老名JCT→圏央道→八王子JCT
 →中央道→甲府昭和IC→県道101号敷島竜王線→
①そば・山菜洞 しを里
 →県道101号敷島竜王線→双葉SIC→中央道
 →長坂IC→八ヶ岳高原道路→清里
 →国道141号→
②八ヶ岳高原ロッジ
 →国道141号→須玉IC→中央道→一宮御坂IC
 →御坂みち(国道137号)→河口湖大橋
 →富士吉田IC→東富士五湖道路→須走道路→
③名鉄菜館
 →御殿場IC→東名→伊勢原JCT→新東名
 →海老名南JCT→圏央道→茅ヶ崎JCT
 →新湘南バイパス→藤沢バイパス→横浜新道
 →第三京浜→
都築IC
 →第三京浜→横浜北西線→横浜青葉IC
 →東名→沼津IC→長泉町

【走行記録】
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出発  :6月29日(木) 8時11分
帰着  :6月30日(金) 20時32分
走行距離:652km

横浜までお迎えに行ってから、第三京浜、横浜北西線、東名と来た道を戻って海老名SAでトイレ休憩してからやっと圏央道に入り、高尾山の麓の八王子JCTから中央道です。静岡在住のアスパラですから中央道の八王子JCT→大月JCTというのは縁の無い道です。東名、新東名を走り慣れている者には、なんとも走りにくくて緊張する区間です。

そろそろ昼飯の時間でいつもなら双葉SAのパンなんかが候補になりますが、今回は食事で手を抜けません。前に写真仲間と立ち寄った甲府郊外敷島総合公園近くの「そば・山菜洞 しを里」を想い出して、そこへ向かいます。

【①そば・山菜洞 しを里】
まさかと思う狭い道を登って辿りつきました。来たことはありましたが、実に分かりにくいところです。
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お店のメニューです。
迷わず「しを里定食(天ぷら有り)」にします。

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そばはおいしい、天ぷらもおいしいし、いろいろと並んでいるものも珍しくて楽しい昼食でした。

【②八ヶ岳高原ロッジ】
食事の後は、双葉SAに併設するSICから中央道に入り、須玉を通過して長坂から清里高原道路にしました。ただどこにも立ち寄らず、ひたすら宿を目指します。
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八ヶ岳高原ロッジに到着。

八ヶ岳高原ロッジは西武が開発した八ヶ岳高原海ノ口自然郷にあります。西武というから堤義明さんの西武鉄道かと思っていたらお兄さんの堤清二さんがやっていたセゾン系の西洋環境開発だそうです。ロビーの壁に掛かるプレートについて質問したら「堤清二さんの奥様がヨーロッパで集められたもの」だそうです。センスに溢れたホテルでこれは癒やされます。

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部屋に荷物を置いてさっそくお庭を散策です。お庭といってもすっかり森の中です。
その森を辿っていくと

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八ヶ岳高原音楽堂 」に出ます。ここでコンサートを聴いてロッジに宿泊ということもお奨めのようです。友人に「聞きに来たいコンサートはありますか?」と尋ね、ピアノリサイタルでも所望するのかと思ったら「石川さゆりに興味がある」と意外なお返事でした。

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近くには八ヶ岳高原ヒュッテもあります。
徳川家の邸宅を移築したもので、ドラマ「高原へいらっしゃい」(田宮二郎主演)の舞台です。
ご覧のように、この日はまだ見事な青空です。

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部屋に戻って、ゆっくり風呂に入りました。
八ヶ岳高原ロッジは大風呂がありませんが、大きめなお風呂の部屋にしたらこれが大当たりです。
大きな湯船に浸かって庭に向いた窓を開ければもう露天風呂の気分です。

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いよいよディナーです。会場はレストラン花暦(はなごよみ)。メインダイニングでのフレンチフルコースを所望するとお値段が倍になるので、さすがにここは洋食フルコースで手を打ちました。

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グリーンアスパラガスと小海老の高原サラダ仕立て八ヶ岳ヨーグルトソース

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冷製コンソメと豆乳のヴィシソワーズ

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信州サーモンのポワレ
パセリバター グリルポテト添え

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国産牛ロースの網焼き
ローズマリー香るトマトソースで

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マンゴームース トロピカル風

ビールと甲州ワインを飲みながら、たっぷりいただいてもう満腹です。

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翌朝は和食を選択したら、会場はメインダイニングです。

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朝食メニューです。

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しっかりおいしい朝食でした。

朝食を食べている間に外はびっくりするような大雨になりました。
川上村から信州峠を越えて帰ろうなんて思っていたのにそれどころではありません。とにかく確実にまっすぐ帰ろうと国道141号をひたすら南下、須玉から中央道に入ります。さらに不慣れな中央道は止めて、河口湖、御殿場経由で帰ります。

【③名鉄菜館】
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御殿場を通るならと、昼食は名鉄菜館で中華にします。

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ここなら慣れたもので、平日限定の「”選べる”ミニコースランチ」にします。

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”選べる”部分で選んだのは、
 料理:白身魚のオーロラソース、海老のチリソース
 麺 :担々麺、豚肉細切り焼きそば
 デザート:杏仁豆腐、マンゴープリン

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庭には見事な紫陽花が咲いていましたし、期待通りにおいしくいただきました。

ただ横浜に送っていくときには、ちょっとトラブルです。
東名が綾瀬SIC→横浜青葉JCTまで事故渋滞で70分かかるというのです。ナビも推奨するので圏央道→新湘南バイパス→横浜新道経由に変更しましたが、こちらもいけません。藤沢→戸塚警察署でたっぷり渋滞しました。渋滞知らずの静岡県人には、かなりつらい経験でした。

「ゆっくりする」「おいしいものを食べる」に絞りましたが、このパターンは良い選択だったとすっかり気に入りました。
Posted at 2023/07/08 15:13:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ
2023年06月19日 イイね!

初めての入笠山

初めての入笠山今月の写真クラブ撮影会は、みなさんのスケジュールが揃わないので中止になりましたが、秋に写真展があるのに出展作品の目途が立っていない者はそれでは困ります。6月14日(水)にもう一人のメンバーとアスパラという男二人だけで写真を撮りに行くことにしました。

もとより梅雨の時期ですから雨は覚悟の上です。前回も書きましたが、風景写真は梅雨時の方が湿気に満ちた良い写真が撮れそうです。真夏になったら滝の写真くらいしか撮れないので、いまがチャンスかもしれません。

今回は「入笠山(にゅうかさやま)」を狙いますが、二人とも入笠山は行ったことがありません。「山頂からはほぼ360度の大展望が広がり、南・中央アルプス・八ヶ岳はもとより富士山や、遠くは北アルプスなども望める。周辺には大阿原湿原や入笠湿原などがあり、これらの湿原に自生する植物を楽しむこともできる。」と案内にはあります。近くの八ヶ岳周辺は何度も行っているのに、入笠山はなんとなく避けていました。林道もありますがマイカー規制で入ることはできず、高額(往復2,000円)なロープウェイに頼るしかありません。この季節だと360度の大展望なんかとても望めませんが、植物に期待しましょう。

【行程】
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 長泉沼津IC→新東名→新富士IC→西富士道路
 →富士宮道路→道の駅朝霧高原→精進湖
 →甲府精進道路→甲府南IC→中央道
 →双葉SA→諏訪南IC→
富士見パノラマリゾート
 ゴンドラ山麓駅→ゴンドラすずらん→ゴンドラ山頂駅
①入笠すずらん山野草公園
②入笠湿原
③入笠山登山口 花畑
 →山彦莊→入笠湿原→
④すずらん群生地
 →ゴンドラ山頂駅→ゴンドラ山麓駅
 →国道20号→小淵沢→八ヶ岳横断道→
 →山梨県立まきば公園
 →清泉寮→清里高原道路→長坂IC→中央道
 →双葉JCT→中部横断道→富沢IC
 →国道52号→新清水IC→新東名→長泉沼津IC

【走行記録】
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出発  : 4時41分
帰着  :17時00分
走行距離:353km

連れを乗せたところでトラブルです。荷物を積んでトランクを閉めようとしても、ロックしないで空いてしまいます。何度やってもうまくいかずBMWのエマージェシーザービスを呼び出して対処を相談し、リモコンキーでアンロックを繰返してくださいと言うのを何度かやったら、やっとトランクが閉まりました。まだ原因はよく分かりませんが、とにかくなんとかなったので遅れて5時に出発です。

道の駅朝霧高原と双葉SAでトイレ休憩、朝食などをして、入笠山への入口である富士見パノラマリゾートに8時に着きました。ちょうどゴンドラが動き始める時間なので好都合です。雨の中での撮影ですから上下レインコートを着けます。傘は邪魔になるので持ちません。
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2,000円の往復券を買い求めて出発です。ゴンドラで標高差730mを一気に登って山頂駅です。

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ここから山頂までは片道1時間のコースですが、途中には見どころがたくさんあります。

【①入笠すずらん山野草公園】
ゴンドラを下りたところに「入笠すずらん山野草公園」があります。
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晴れていれば八ヶ岳が望めるところといっても、この日は眺望なんかまったくありません。
しかし霧がかかった森の雰囲気は心が洗われます。

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これは野生のドイツすずらん。
ここには20万本あるそうです。

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稀少種のイチヨウラン(一葉蘭)がちょうど咲いているとのことで、矢印を辿り一生懸命探してやっと見つけました。
こういう植物はドーンと咲くのではなく、静かに慎ましく咲いているので写真に撮るのは大変です。

【②入笠湿原】
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10分くらい歩くと「入笠湿原」です。

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ものすごくいいところです。秋まで次々花が変わって楽しめるそうだから、毎月通っても良さそうです。

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小雨の中で、しっぽりした雰囲気です。
「一緒に来たのが君だということを差し引いても、いいところだねぇ」と二人で言い合っていました。
なんでいままで来なかったのかと悔やむほどです。

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湿原を出て、遊歩道を辿って登山口に向かいますが、途中もずっといい雰囲気が続きます。

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クリンソウが群れています。

【③入笠山登山口 花畑】
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ここには林道があり、下から仕事のクルマは上がって来ますが、マイカーは入れません。
右側の柵は鹿をエリアに入れないために作られたもので、ゴンドラの高い料金を徴収しているお陰か、山頂地区はとっても丁寧に管理されています。

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霧が濃くなったり薄くなったり、刻々と変化して楽しいです。
この日は大当たりになった気がします。

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霧が晴れて後ろのつつじのが見えてくるのを待ちながら、ここでシャッターを切りました。
さて、いかがでしょうか。

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自然体験教室だという小学生達は元気に頂上を目指しています。ここから40分の登りです。
全身雨具で大きなカメラと三脚を抱えているアスパラは、小学生に囲まれて「カメラマンさん、カメラマンさん」と呼ばれました。カッコだけは本格的です。でもお爺さんですから無理せずここで引返しましょう。連れは「せっかくここまで来たのだから」と山頂を目指しましたが、途中で挫折しています。

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連れと別れて山小屋の「山彦莊」に立ち寄って昼食を取ってから、もう一度ゆっくり入笠湿原を回りました。

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いい雰囲気の中で、あっという間に時間が過ぎました。

【④すずらん群生地】
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湿原から山頂駅に戻るのに、長~い階段が続いています。
みんな途中でしゃがみ込んで覗いているので何かと思ったら、ここが日本すずらんの群生地です。

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日本すずらんは先ほどのドイツすずらんと違って、小さくて葉っぱの影に隠れてしまいます。
群生地というからあたり一面咲き誇っているのかと思っていたら、小さくてかわいらしいのです。
このかわいらしさを愛でるので、写真映えしないなんて言うのは無粋です。

ゴンドラで降りてきてクルマで待っていても、なかなか連れが帰ってきません。
30分遅れでヨレヨレになって帰ってきました。山頂は諦めたが別の湿地に足を延ばしていたら時間を読み違えたとのことです。せっかくだから八ヶ岳方面と言っても、もう写真はいいから八ヶ岳横断道をドライブだけして帰ろうとなりました。

初めての入笠山は想像以上に良いところで、これから何回か通いそうな気がします。

Posted at 2023/06/19 00:30:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ

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「@福六 さん、やっぱり先を越されてしまいました~!宿とお風呂とお料理の詳細な報告を、よろしくお願いしま~す。」
何シテル?   11/05 19:18
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