
1/2,3の2日間は、すっかりテレビに釘付けでした。東京大手町と芦ノ湖畔を往復する、全10区間、217.1kmの第95回箱根駅伝の中継です。
毎年テレビの中継を欠かさず見ていますし、子どもの頃から身近に知り尽くしたコースなので、そこで繰り広げられるレースには、しっかりと引き込まれてしまいます。
もう皆さんもご存知の通り、今年ははたいへんおもしろいレースでした。
総合は東海大の初優勝でしたが、往路は東洋大、復路は青山が優勝と、実力が拮抗し、たいへん波乱に満ちた内容でした。
箱根駅伝にのめり込んでいるアスパラは、素人なりの分析をさせていただき、「
さあ、いよいよ箱根駅伝2019 」としてアップさせていただきました。そこに「さて優勝予想となると、これはもう青山というのが順当でしょう。優勝して当然と思う油断から歯車が狂うことだけが、番狂わせ要因かもしれません。」と書いて外しましたが、青山が4区、5区を失敗したのは、まあ心配が当たったということにもなるので、勘弁してください。

箱根駅伝2019の成績表です。
【気がついた点】
①1位東海大、2位青山、3位東洋大となりましたが、この結果3大駅伝(出雲、全日本、箱根)は、すべてこの3校がベスト3を独占しています。正直言って、3校の実力が他校とは一段違うのでしょう。
②実は今年の総合タイムは、1位の東海大だけでなく、2位の青山も新記録でした。青山は今年2位でも、昨年の優勝タイムより1分49秒も早く走っています。東海大なんか、昨年よりなんと18分も早くなりました。各校ごとに昨年のタイムと比較しましたが、オープン参加の学生連合と昨年出場しなかった日大、明治を除いた20校のうち、タイムを落としているのは4校(早稲田、日体大、城西、山梨学院)だけ。他の16校はみんなタイムを上げています。区間記録を見ても、10区間中5区間(3区、4区、5区(3校)、6区、8区)で新記録が出たほど早くなりました。気候条件に恵まれましたが、選手のレベルは相当上がっているようです。
③10位まではシードとなり翌年の予選会が免除されますが、今年シードされていながら10位以下に転落してシード権を失ったのは、早稲田、日大、城西の3校。反対に、今年は予選会を通過して出場したが、めでたく来年のシード権を確保できたのは、駒大、國學院、順天堂の3校です。シード校の顔ぶれも一昔前と変わりました。
2日間じっくり楽しませていただきました。ただ民放だから仕方ないですが、視聴率が高くなって稼げるようになったせいか、やたらCMが押し込まれて、せっかくの良いレースがぶつ切りで、興趣を随分削がれました。最近はサッカー中継だって、昔と違ってハーフタイムまでCMを入れたりしません。ゼロにしろとは言いませんが、もう少し工夫してもらいたいです。
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箱根駅伝 | クルマ
Posted at
2019/01/03 21:08:15