
一昨日(8/27)、恒例の写真クラブの撮影会に行ってきました。メンバーは7月とまったく同じ顔ぶれで、7名がプリウスPHVとActiveHybrid3に分乗して出かけました。
実は今回の撮影会、幹事からは「河口湖の花火」が提案されたのですが、混雑する花火大会を団体で撮るのは難しいとか、どうやって絵にしたら良いか難しすぎるとか駄々をこねて見送りにさせてしまいました。代替地を考えなければなりませんが、とにかく涼しいところということで、「清里方面」に決定しました。
うちのようにいろんな個性が集まるクラブでは、目的地決定も難しいです。風景写真の人、スナップの人、花、鳥、祭りと得意分野が違います。美人画という人がいないのは残念です。
風景派が最近は勢力を伸ばしており、スナップの方々には申し訳ありません。時間に余裕のあるメンバーばかりですが、風景派は平日に行きたいと言うし、スナップはそもそも人がいないと撮れない上に、祭りは休日開催です。人のいないところに行きたい風景派と、人を撮りたいスナップ派ですから、これはまったく折り合いません。今回も風景派ペースで火曜日の開催です。渓流ばかり回っていますので、一応は涼しそうな写真になりました。
それでは、コースと撮影地の紹介です。

写真左:8/27(火)の行程表
長泉町→長泉沼津IC→新東名→新富士IC
→富士宮道路→田貫湖→
①陣馬の滝
→精進湖→甲府精進道路→甲府南IC
→中央道→長坂IC→
②三分一(さんぶんいち)湧水
→清里高原道路→八ヶ岳高原大橋→
③吐竜の滝(どりゅうのたき)
→野辺山→川上村→信州峠→
④みずがき山自然公園
→クリスタルライン→
⑤本谷川(ほんたにがわ)渓谷
→増富ラジウムライン→みずがき湖
→須玉IC→中央道→双葉JCT→中部横断道
→下部温泉早川IC→国道52号→富沢IC
→中部横断道→新清水JCT→新東名→
→長泉沼津IC→長泉町
写真右:8/27(火)の走行記録
出発: 4時58分
帰着:18時07分
走行距離:354km(プリウスでの計測は365km)
メンバー1人あたりの負担額(1kmあたり40円と通行料を人数割り)は¥5,600-となりました。

清里付近の行程(長坂IC→須玉IC)
【①陣馬の滝】
行きがけのついでに、まず田貫湖(たぬきこ)に寄りましたが、ここは空振り。
新富士IC付近ではしっかり見えていた富士山は、着いてみたら雲の中に隠れていました。

次は朝霧高原 陣馬の滝です。

「露出ディレイ(ミラーアップからシャッターまでのタイムラグ)を使うこと」と、「三脚にセットしたときには手ブレ補正を切ること」を、今回の重点項目にしました。
露出ディレイは、ミラーがアップするショックを避けるために、ミラーをアップさせてからシャッターが落ちるまでの時間を例えば1秒とセットするものです。ミラーレスになったら不要ですが、一眼レフの風景写真には有効な機能です。
手ブレ補正は今月の例会で私の写真が話題なり、「僅かにぶれている」とのご指摘に「三脚使ってるんですけどね~」と議論になりました。「ちゃんと手ブレ補正切っていますか」と質問がありました。あ~、これですね。手ブレ補正はジャイロセンサーで揺れを検知して補正を掛ける仕組みで、手持ちでゆっくり揺れるのには効果がありますが、三脚で固定されたときには、動いていないのにセンサーがノイズを拾って補正しようとするため、却ってぶれるそうです。取説にも「三脚使用時にはOFFにするように」と記載されています。ただスイッチを切るだけのことですが、ついているものは使いたいという貧乏根性が災いしました。

岩の色に目を惹かれています。
【
②三分一(さんぶんいち)湧水】
次は甲府精進道路、中央道を経由して、小海線甲斐小泉駅近くの三分一湧水に行きます。

その昔、湧水の分配を巡って続いた水争いを治めるため、三方の村に三分の一ずつ平等に分配できるように工夫したそうです。社会科の勉強になりました。

湧き出ているところです。

水の流れですが人工の構築物なので、撮り方は苦労しました。

清里高原道路 八ヶ岳高原大橋
甲斐小泉から清里高原道路を通って清里に向かいますが、途中の八ヶ岳高原大橋は雄大な八ヶ岳が望める場所です。今回は残念ながら曇っています。仕方がないので橋の写真です。写っているのは、うちのクラブのメンバーです。
【③吐竜の滝(どりゅうのたき)】
いよいよ今回の最重点撮影地です。
平日ですがまだ夏休みだからなのか、駐車場もかなり混んでいます。土日でなくて良かったです。

水量もしっかりあります。

吐竜の滝を代表する絵が撮れました。

滝の前の花が良いアクセントになります。
駐車場から滝までは10分程歩きますが、良く整備されていて歩きやすいです。

清泉寮とメンバーのKさん
清里と言えば清泉寮。昼飯に立ち寄りました。
清里は我々の世代にはなにかと思い出深いところです。みんなそれぞれに何か甘酸っぱい過去をお持ちのようです。
【④みずがき山自然公園】
清里をあとにして、JR線路最高地点、野辺山に行き、野辺山からはレタス街道で高原野菜の川上村を通り、信州峠から黒森鉱泉に下りて、そこを左折してクリスタルラインに入って、みずがき山自然公園に向かいます。そこでは2001年に全国植樹祭が開催されています。

瑞牆山(みずがきやま)
難しい漢字です。どうしても覚えられません。

最近、風景写真の腕を飛躍的に伸ばされて、追いかけているのに背中がどんどん遠ざかっていくF先輩です。こんなところに来れば、もうすっかり山男の顔になっています。
【⑤本谷川(ほんたにがわ)渓谷】
クリスタルラインに戻って増富温泉を目指せば、途中から増富ラジウムラインとなります。
タイトル写真もそこで撮ったものです。
本谷川渓谷に沿っているので、とても気持ちの良い道です。

道から岩場に下りて撮影します。このお二人とても熱心で、大きな声で呼ばないとちっとも戻ってきません。

道路のすぐ近くの渓流ですが、とっても癒やされます。

頑張って
岩場に下りましたが、その割には迫力のある写真にはなっていません。
朝5時に出発して夕方18時に帰着するまで、354kmを走りました。
じっくり向き合って、丁寧に撮ろうと心がけているのですが、まだまだです。
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Posted at
2019/08/29 13:05:37