
アスパラの乗るBMW ActiveHybrid3の車両保険型式別料率クラスが、来年は最高クラスになってしまうとご報告しました(「
AH3の車両保険は最高ランクに! 」)。台数の少ないActiveHybrid3(3F30)で、私が車両保険を使ったために料率クラスがアップしたのではと大いに反省しています。
そうしたところに、nonchanさんから「やはり分母が小さいと、一件一件の支払い実績が大きく影響するということなのでしょうか。AH3単体じゃなくて、F30全体で見てくれたら良いのに」と、優しいコメントをいただきました。
そうなんですよ。保険制度は「偶然な事故(危険)に遭遇することによって生じる経済必要を充足するための手段を、できる限り少ない費用で提供するという社会生活上の目的を達成するもの」と定義されていました(コトバンク)。母集団を大きくして個別被害の影響を小さくすることにこそ意味があります。ActiveHybrid3という台数の少ないクルマだけをひとつのカテゴリーにすると、ひとつの事故の影響がモロに出てしまい、保険の意味が弱まります。3シリーズ(F30)全体で見ていただきたいというのは正論だと思うのですが、いかがでしょう。
考察するためには、まず現状把握です。
3シリーズセダン各型式の料率別クラスを確認してみます。

左が来年2020年
真ん中が今年2019年(比較しやすいように9段階を2020年からの17段階に換算済)
右が19
年→20年への変化です。
意外に差がありますね~。
320iとAH3では、対人で6クラス、対物で3クラス、車両で4クラスも開いています。
1クラス上がると保険料は9.5%上がるそうですから(あらためて調べました)、6クラスも上がると1.095を6回掛けますので、保険料は1.73倍になります。
しかし母集団の大きさでは320iに比べればAH3の台数は微々たるものであり、ここはどうか目をつぶっていただけるとありがたいのですが。
ところでAH3も上がりましたが、320dは今回軒並み上がっています。車両の2段階アップはAH3と同じですが、その他に対人と搭乗者傷害もそれぞれ1段階上がっています。台数が多い320dですから、320iユーザーはさすがに320dと一緒になるのは嫌がるでしょうね。
この比較表を見てしまうと、一緒にしてくれと言うのは難しそうです。
車両保険の料率クラスが高いだけなら、保険を使って修理される方の比率が多いという言い逃れはありそうですが、対人、対物ともAH3は3シリーズの中で最悪というのは気になります。間違いなく事故が多くて対人、対物賠償の支払いが多いということでしょう。
これからは、より一層気を引き締めて運転いたします。
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自動車保険 | クルマ
Posted at
2019/11/29 21:25:44