
昨日(5月26日(火))、久し振りにガソリンを入れたら、なんだか走ってきたくなりました。「県境を越えるな!」は承知していますが、静岡県内ならお許しいただけるということでしょう。さらに人がいそうもないところと考え、富士山スカイラインを目指します。
「ステイホーム」という言葉は、あまり聞かなくなりました。静岡県でも熱海、伊東などは徐々に再開し始めていますが、「まずは県内の方々にお出でいただきたい」と言っております。自粛を強調するのではなく、これからはソーシャルディスタンスの確保、良識ある行動を強調して、長い期間を上手に過ごしていきたいものです。
道路上には「都道府県をまたぐ移動は自粛を」とか、「不要不急の外出は自粛ください」と次々掲示が現われますが、これだってそろそろ表現を変えるべきではないでしょうか。

富士南麓道路 富士山こどもの国付近

5月26日の行程図
国道246号も富士南麓道路(国道469号)も、トラックが通常とほぼ同じくらい走っており、経済活動が復帰し始めていることを感じました。
それでも、富士宮側から富士山スカイライン周遊区間に入ったら、雰囲気は一変。ほとんどクルマの走っていないスカイラインを気持ち良く爆走します。
緑が溢れる森の中で、心が洗われます。
ところが
【①西臼塚駐車場】

厳重に封鎖されています。入り込む隙間なんかありません。
【②登山区間入口】

富士宮口五合目に続く登山区間は、いつもは5月連休前に開通しますが、いまは冬季閉鎖のままになっています。
今夏、富士山の山小屋は休業しているので、弾丸登山で遭難されたら救助も難しいと判断して、一般客も入れないように、五合目までの県道はこのまま来春まで閉鎖されることになりました。
観光業には大痛手でしょうが、世界遺産には信仰の山としてなっている富士山ですから、遠くから眺めて崇める方が良いのかもしれません。立ち止まって考えてみる良い機会でしょう。
【③水ヶ塚駐車場】

一般車の登山区間への乗り入れが規制される夏山期間中は、毎年五合目へのバスに乗換える拠点となる水ヶ塚も、とにかく厳重に封鎖されています。売店が閉まっているだけでなく、トイレもまったく使えません。男ですからなんとかなりましたが、いまは家族連れで訪れる雰囲気ではありません。
周遊区間を駆け抜けたのは楽しかったですが、富士山には観光客を迎える雰囲気なんか微塵もありません。県外の方々は、もうしばらくお待ちください。
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Posted at
2020/05/27 19:21:41