
いよいよ年の瀬も押し詰まり、明日の大晦日を待つだけになりました。
年明け2日、3日の2024年箱根駅伝がいよいよ目前に迫り、アスパラは「箱根駅伝2024完全ガイド(ベースボールマガジン社)」を脇に置いて勉強しています。
今回は第100回の記念大会なので出場校は3校増えて23校です。予選会出場も関東学連に限定せず、全国の大学に門戸が開かれたのですが、関東以外の学校では京都産業大学の27位が最高で、予選通過ライン13位には遠く及びませんでした。これこそ箱根駅伝の大きな壁でしょうが、高校生長距離ランナーは関東の大学に進学しない限り一流ランナーになれないことをはっきり思い知らされたでしょう。
アスパラは「優勝校」と「シード権確保校」を毎年予測していますので、今年もチャレンジしてみたいと思います。もっともこの予想は「優勝校当て」は過去4年間では2勝2敗ですし、「シード権確保」だって毎年3校外しているという程度ですから、まったくあてになりません。
【2024年の顔ぶれ】

今回は記念大会なので昨年より3校増えて23校の出場。
昨年の出場校から東京国際と専修がいなくなって、日大、神奈川、中央学院、東京農大、駿河台の5校が復活してきました。日大が4年ぶり、東京農大が10年ぶりというのは懐かしいですね。大会の伝統を感じさせる顔ぶれです。
それでは予想を始めましょう。

アスパラが保持する箱根駅伝データベースから、ここ2年のデータを抜粋しました。主には大学3大駅伝(出雲、全日本、箱根)の成績です。
【優勝校】
もう今年は
駒澤一択です。
昨シーズンの出雲、全日本、箱根を完全制覇して、今シーズンも既に出雲と全日本を制覇している駒澤ですから、誰が予想しても駒澤以外を優勝候補に挙げるなんてあり得ません。まあ一昨年のように小さなトラブルから歯車が狂って悪い方に悪い方にと連鎖でもしない限り、盤石の大本命でしょう。
【シード権確保校】
箱根は各区間が20km程度あり、それが10区間もあるというのが一番大きな特徴です。シード権を得る上位10校に入るには総合力が必要です。良い選手が集まる、練習環境が整っている、指導力がある、伝統があり支援体制が整っているなんてことが必要で、東洋の18年連続、青山の14年連続といったようにシード校の顔ぶれはかなり固定されています。
今年は「1強(駒澤)+3(中央、青山、國學院)」と呼ばれるように、昨年の上位4校が抜きんでています。同じく区間の長い全日本ではこの4校が上位を独占していて、箱根でもこの4校のシード確保は疑いようもないでしょう。
続いて評価が高いのが全日本で5位6位だった城西と創価です。この2校は出雲でも3位2位と好成績を残しており、創価、城西もシード確保と考えられます。
残り4校ですがシード勢の順天堂、早稲田、法政、創価の中からいくつか落ちると予想します。逆に予選会通過組から10位以内に入れそうなのは、予選会1~3位の大東文化、明治、帝京と不調のメンバーが回復したと伝えられる東海位でしょう。
難しいところですが、アスパラは全日本で7位と9位だった大東文化と東海がシード権を確保し、法政と東洋がシード権を落とすと予測します。
シード権確保10校
駒澤、中央、青山、國學院、順天堂、早稲田、創価、城西、大東文化、東海
18年連続してシード権を守っている東洋がシード権を落とすなんて予想するのは心苦しいことですが、東洋にはぜひ奮起して上位に食い込んでもらいたいです。
さあこれで、あとは駅伝のスタートを待つだけです。
良いレースになることをお祈りしています。
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箱根駅伝 | クルマ
Posted at
2023/12/30 18:38:53