
東名高速で、無理やり追越車線にクルマを停めさせて、死亡事故を引き起こしたとして、25歳の男が「過失運転致死傷罪」で逮捕されました。その後テレビ等で連日話題になっています。
大井松田IC付近の下り線でしたが、よく知っているところが現場なだけに、まったくやりきれません。あそこは手前の上り坂が終わってトラックもスピードが出てしまう下り坂で、さらにすぐ先で、右ルート左ルートの分岐があり、右ルートへは一番右側の追越車線からしか入れないので、ここではトラックもたくさん追越車線に寄ってきます。
そんな特殊事情は別にしても、追越車線にクルマを停めさせるなんて、まさに常軌を逸したふるまいです。その馬鹿さ加減は何度聞いても腹立たしく、悲しくてやりきれません。
怒りの感情が高まって交通トラブルが犯罪行為に発展する現象を「ロードレイジ(Road Rage)」と呼ぶそうで、今回初めて聞きましたが、いまや大きな話題です。
ただ、多かれ少なかれ、クルマに乗ると人格が変るのは、みなさんにも覚えがあるのではないでしょうか。自分もクルマに乗ると攻撃的になる傾向があり、大いに反省しなければなりません。
タイトルの「運転中は何故キレやすい」ですが、テレビの受売りだと、
①自分が大きくなった気がする。
②相手が見えない。
③緊張していて。神経が高ぶり、感情的になりやすい。
という理由で、キレやすくなるようです。
①は、パワーやブランドのあるクルマに乗っていると顕著に出るとのことです。ドキッ
自分が思っている以上に深層心理で、まわりを見下すような振る舞いをしているのでしょう。とんでもないことです。
②は、お互い箱の中に入っているので、つい無謀な行為をしてしまうとのことです。相手が見えたらヤーさんだったりしても、後の祭りです。
③は、運転中は緊張して過敏になっていて、他車の動きに過剰に反応するようです。
どれも思い当たることばかりで、自分の運転も、反省すべきことが多いです。心して気をつけます。
反対に他のクルマから攻撃された場合の対処も大事です。
①相手にしないでやり過ごす。これがなにより大事でしょう。
②決して窓を開けたり、下りていって相手になったりしない。
③警察に連絡する。ドライブレコーダー、スマホ等で記録する。
クルマを叩かれたりしても、その場で対応せず、記録を残し、警察に任せた方がよろしいようです。
無理やり止められたりしたら、もう間違いなく非常事態ですから、自分のクルマというシェルターに閉じこもるのが、最後の防衛手段でしょう。
本当に、やりきれない事件で腹がたちますが、いつ自分が当事者になるとも限らないので、すごく怖いです。
亡くなられたご夫妻には、深く哀悼の意を表します。
Posted at 2017/10/19 17:00:37 | |
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運転マナー | クルマ