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アクティブアスパラのブログ一覧

2024年11月17日 イイね!

山梨南部の紅葉

山梨南部の紅葉11月15日(金)に山梨県南部まで紅葉を探しに行ってきました。今年はどこも紅葉が不調で不完全燃焼のまま終わりそうで、今回もいつもの写真クラブの撮影会ですが、正直言えばほとんど期待していませんでした。

そんな中ですが撮影会リーダーのOさん、写真展リーダーのF先輩は、ネットを検索したり、他の写真仲間と情報交換したりと一生懸命実りあるものにしようと努力してくれています。ありがたいことです。そういうことを気づかずに、アスパラはいままで「え~、そんなところに行くの?」とか「骨折り損じゃないの」とか勝手なことばかり口走っていましたが、この頃は少し心を入替えています。仰有ることを素直に受容れて、その方向でうまくいくようにとこちらも努力してみたら、あら不思議、ものごとが実にスムーズに運ぶようになりました。
年寄り仲間のつき合いでは、「自分を主張しない」「小さなことにこだわらない」「心配しないでうまくいくと信じる」のが大事だと悟りました。

今回の行先は山梨県南部です。先輩方の事前調査をベースに現地で天気具合を見ながら次の場所を決めていこうというフレキシブルなものです。
【行程】
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  長泉町→長泉沼津IC→新東名→新御殿場IC
 →須走道路→須走→籠坂峠→山中湖→
①花の都公園
 →忍野村→
②二十曲峠
 →忍野村→鳥居地トンネル→富士吉田
 →新倉山トンネル→河口湖もみじ回廊
 →湖北ビューライン→大石公園
 →若彦トンネル→芦川→梯
 →県道36号笛吹市川三郷線
 →金川曽根広域農道→市川大門
 →県道409号四尾連湖公園線→
③四尾連湖(しびれこ)
 →県道409号四尾連湖公園線
 →金川曽根広域農道→富士川西部広域農道
 →増穂→県道42号韮崎南アルプス富士川線
 →県道108号県民の森公園線→
④南伊奈ヶ湖
 →県民の森→県道108号県民の森公園線
 →南アルプスIC→中部横断道→富沢IC
 →国道52号→新清水IC→新東名
 →駿河湾沼津SA→長泉沼津IC→長泉町

【走行記録】
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出発  : 5時08分
帰着  :17時08分
走行距離:256km

出発時点では雨降りで、傘を差しながら荷物を積み込みましたが、
山梨方面は回復するという天気予報が頼りです。

【①山中湖 花の都公園】
山中湖は霧も立たず、陽も射さずでカメラを出す気にもなりません。
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忍野に向かう途中「花の都公園」まで来たら、明るくなり山からもやが湧き上がってきました。

【②忍野村 二十曲峠】
希望が出てきたので数日前にF先輩がわざわざ下調べに来てくれた「二十曲峠」に向かいます。
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有名な富士山ビュースポットの「二十曲峠」ですが、富士山は雲の中で、雲の下に見える町が忍野です。
でも紅葉は絶好のタイミングです。

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まだ誰も来ていないので、駐車場は落ち葉の絨毯です。

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やっと紅葉らしい絵が撮れました。

「二十曲峠」の紅葉を満喫したので忍野に下りて、鳥居地トンネル、新倉山トンネルを抜けて河口湖畔に出ます。
有名な河口湖のもみじ回廊や大石公園はそれなりに紅葉して人も出ていますが、もうひとつ心を惹かれるものがなく車窓から眺めただけで素通りです。
大石公園の先で右折して若彦トンネルから芦川に向かいます。
ここからは快適でした。紅葉の断崖を仰ぎながら芦川沿いの県道36号笛吹市川三郷線を気持ち良く流します。途中の旧上九一色村梯で甲府精進道路と交差していて、いつもはこの甲府精進道路A区間のトンネルで甲府南ICを目指していますが、初めて県道36号で市川大門に向かいました。幅の狭い難路かと心配したら、そんなことはなく断崖が迫る景色の中を適度なワインディングで走れて、また来たいという気にさせる道です。

【③四尾連湖(しびれこ)
さて次に向かおうとしているのは四尾連湖。
アスパラは名前さえ聞いたことがありませんでした。例会のときに候補地として挙がったので地図で調べたらエライ山のなかです。狭い林道を上がる悪路かと心配しましたが、とても良く整備されていて苦もなく行けました。四尾連湖は県立の自然公園で、テレビアニメ「ゆるキャン△」に登場してから聖地になっているそうです。
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すばらしい紅葉です。

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湖面でサップを楽しんでいたので、アクセントに入れさせていただきました。
平日だからでしょうが、空いている静かなところでゆっくりできました。

ここまで来たらと、次はいまが盛りの「南伊奈ヶ湖」に向かいます。
【④南伊奈ヶ湖】
「南伊奈ヶ湖」は良い写真が撮れるところです。アスパラは前にここで撮った作品を写真展に出しました。二匹目のドジョウを狙います。
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いい雰囲気の湖が待っています。

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紅葉はちょうどのタイミンクで、来た甲斐がありました。

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白鳥が一羽泳いでいるので必死に追いかけます。

15時になったので撤収します。「用事があるので17時には帰りたい」という女性メンバーのリクエストがあり、もう時間がありません。
最近中部横断道は使い慣れて、ここから2時間でなんなく長泉に帰りつきました。
「これでゆっくりできる私と違って、これからひと仕事ある人はたいへんだね」と労ったら、「ひと仕事なんてものではなく、たくさん用事が待っています」とのことでした。現役主婦はたいへんなのでしょう。

予想したより遙かに楽しめて、収穫の多い撮影会でした。
Posted at 2024/11/17 14:54:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山梨県 | クルマ
2024年08月27日 イイね!

明野のひまわり

明野のひまわり8月23日(金)は写真クラブ撮影会に行ってきました。
風景写真が主体の仲間ですが8月というのは行先に苦慮します。夏真っ盛りで只々暑いばかりで、ろくな景色はありません。
そんな中ですがは山梨県の明野(あけの)に行ってきました。ひまわり畑が有名ですが、アスパラはまだ行ったことがありません。
楽しみです。

今回の参加メンバーは8人で「早めに切り上げて帰りたい」という方が1人いるので出動したクルマは3台です。もちろんアスパラの愛車ActiveHybrid3は参戦します。
例によって早朝5時に集合して出発です。3台で走るときはアスパラがしんがりですが、先頭を任された女性メンバーは高速道路に慣れていなくて、新東名に入ると速度が不安定でトラックに追いつく度に、しばらく後ろで待機して抜くのに手間取り一旦80km/h以下にまで速度が落ちてしまいます。そうすると後続のトラックが車間が詰まって追越しを掛け始めるという混乱が起きるので、急遽アスパラが先頭を代わりました。慣れていない方は高速での速度が不安定ですが、110km/hでコンスタントに走るようになったら、まったくスムーズになりました。

【8月23日(金)の行程】
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 長泉町→長泉沼津IC→新東名→新御殿場IC
 →須走道路→須走IC→国道138号→籠坂峠
 →山中湖→
①花の都公園
 →県道717号山中湖忍野富士吉田線→
②忍野桂川
 →河口湖大橋
 →湖北ビューライン(県道21号河口湖精進線)
 →若彦トンネル(県道719号富士河口湖芦川線)
芦川農産物直売所
 →新鳥坂トンネル(県道36号笛吹市川三郷線)
 →笛吹八代SIC→中央道→韮崎IC
 →茅ヶ岳広域農道→
③明野 ひまわり畑
 →増富ラジウムライン(県道601号増富若神子線)
バーミヤン須玉インター店
 →国道141号→清里駅→
④吐竜の滝
 →八ヶ岳横断道路(県道11号北杜富士見線)
 →まきば公園
 →川俣川渓谷東沢大橋
 →吐竜の滝→
清泉寮
 →国道141号→須玉IC→中央道→双葉JCT
 →中部横断道→
増穂PA
 →中部横断道→富沢IC→国道52号→新清水IC
 →新東名→
駿河湾沼津SA
 →長泉沼津IC→長泉町

走行記録
出発  : 5時17分
帰着  :19時05分
走行距離:322km

【①花の都公園】
須走ICから国道138号で籠坂峠を越え山中湖に出ましたが、雲に覆われて富士山はまったく見えません。
山中湖での撮影はあきらめて、花の都公園に行きます。
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早朝ですから「花の都公園」はまだ開いていません。
立入りが厳しく制限されているので、道路から撮れるキバナコスモスに集中しました。

【②忍野桂川】
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次は毎度訪ねる忍野桂川に行き光芒を期待してですが、光が無くてダメでした。
まあ映り込みがきれいだったので、それで我慢しましょう。

【芦川農産物直売所】
ここから中央道に向かいますが、御坂トンネルを越えて一宮御坂に行くのが順路なのを、いつも同じ道ではつまらないと河口湖大橋から河口湖沿いの湖北ビューラインに入り、大石公園の先から若彦トンネルを越えて笛吹八代SICを目指します。
旧芦川村には芦川農産物直売所がありますが、そこに立ち寄ったらたいへんなことになりました。獲れたての農産物が豊富で安いこと。女性メンバーのテンションが沸騰します。「ファインダーを覗いているときよりも目つきが真剣だなぁ」と言ったら「あったり前ですよ!」と返されました。
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シャインマスカット 1パック400円。勢いに乗せられてアスパラも買いましたが、たいへん美味しかったです。

【③明野 ひまわり畑】
双葉SA付近であった工事車線規制のために中央道はたいへん混みましたが、韮崎ICで出て茅ヶ岳(かやがたけ)広域農道から明野を目指します。ひまわりはもう遅いだろうと心配しましたが、畑ごとに調整しているのか十分楽しめる畑に誘導されました。
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【④吐竜の滝(どりゅうのたき)
早朝5時から活動して腹も空いたので「バーミヤン 須玉インター店」で昼食を取りましたが、次は清里に向かいます。
昔教えていただいた師匠には「夏で撮るものが無くなったら吐竜の滝に行け」と言われていました。
ただ駐車場から滝までは足場が悪くて長老夫人には無理なので、アスパラと長老ご夫妻は滝をあきらめて清里観光巡りに行きました。
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これは5年前に同じクラブで来たときに撮った「吐竜の滝」の写真です。

【まきば公園】
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八ヶ岳横断道路沿いのまきば公園です。
気持ちの良い風が吹き抜けていきます。

【川俣渓谷 東沢大橋】
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残念ながら八ヶ岳は見えませんでしたが、撮影場所の確認です。

【清泉寮】
清里と言えば「清泉寮」ですから、再び他のメンバーと合流してから清泉寮に行ってソフトクリームをいただきます。
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長老ご夫妻、ほっとひと息の写真です

ソフトクリームを食べれば後は帰るだけですから、ここからはアスパラが先頭でペースメーカーを務めます。
帰りのルートを協議しましたが、一番楽に走れそうということで今回も中部横断道経由にしました。
トンネルばかりの道ですが、厳しい西日を浴びる時間にトンネルはありがたく、中は本当に快適です。

【増穂PA】
中部横断道を南下していたら、西側の櫛形山方向には雲の間から光が射し込み、すばらしい「天使の階段」が現われました。感動しましたが走行中ですから写真は撮れません。やっと飛び込んだのが増穂PA。時すでに遅しでだいぶ薄くなりましたが、多少の印象は残っています。
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通勤時間にもかかわらず、中部横断道、国道52号、新東名ともまったくスムーズな流れです。
ところが新東名で富士川を渡ったら、突然の豪雨です。それまで110km/hで快適に走っていたのに前がまったく見えなくなりました。90km/hで走っているトラックの後ろにぴったりいて、慣れているベテランドライバーを頼りにしていたら、ほどなく雨雲から抜け出しました。

【駿河湾沼津SA】
最後は駿河湾沼津SAで買い出しです。「一日中遊んできたのに、帰ってから晩ご飯の用意をするのはたまらない」という長老夫人のたってのご要望で、ここで海鮮丼を仕入れます。アスパラも「まぐろサーモン食べ比べ丼(1,058円)」を買いましたが、たいへんおいしかったです。お腹が空いていて写真を撮り忘れたのが残念です。

今回はメンバー全員が参加して楽しい集まりでした。「先に帰る」と言っていたメンバーもとうとう最後まで一緒で「なんだ2台で良かったじゃないか」と言われてました。写真ばかりでなく、お買い物も忙しいツァーとなりましたが、まあそれもありでしょう。来月は彼岸花を撮りに行きます。
Posted at 2024/08/27 15:48:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 山梨県 | クルマ
2022年03月05日 イイね!

甲府に梅を撮りに行く

甲府に梅を撮りに行く3月4日(金)、恒例により写真クラブ撮影会に行ってきました。今月もまた2月中にはスケジュールが合わず3月までずれ込みましたが、幹事はあくまで2月度撮影会と言い張っております。

タイトル画は「道の駅富士吉田」ですが、今回は再びアスパラのActiveHybrid3と撮影会責任者O先輩のプリウスPHVという定番の2台です。前回は5名の参加者でしたが今回は8名と賑やかになりました。長老ご夫妻は前月はまだワクチン接種待ちとのことで自重されましたが、今回は晴れてワクチン接種も終わって復帰されました。写真の中央に写っているのが91歳の長老と86歳の長老夫人ですが、膝に痛みがある奥様を気遣って、クルマから降りるときも乗るときも長老がさっと反対のドアに行ってアシストされます。昭和一桁生まれで頑固そうにお見受けしますが、そういうところをピシッと決められるなんて、もうただただ尊敬申し上げております。

2月の撮影会はここのところ河津と下賀茂に河津桜を撮りに行くというのが続きましたが、さすがに今度は趣向を変えることにします。山梨県の甲府方面に梅を求めに行くことにしましょう。

3月4日の行程表
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 長泉町→長泉沼津IC→新御殿場IC→須走道路→国道138号
 →篭坂峠→山中湖平野→マリモ通り→忍野→道の駅富士吉田
 →富士吉田IC→河口湖大橋→
①河口湖 大石公園
 →湖北ビューライン
②西湖 野鳥の森公園
 →精進湖→甲府精進道路→甲府→
③甲府市 不老園
 →県道6号甲府韮崎線→
④甲斐市 敷島総合公園
⑤そば・山菜洞 しを里
 →昇仙峡グリーンライン(県道7号)→県道6号甲府韮崎線
 →甲府山梨道路(国道140号)→
⑥甲州市 恵林寺(えりんじ)
 →塩山バイパス→勝沼IC→中央道→大月JCT
 →中央道河口湖線→富士吉田料金所→東富士五湖道路
 →須走IC→須走道路→新御殿場IC→新東名
 →長泉沼津IC→長泉町

3月4日の走行記録
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 出発  : 4時19分
 帰着  :17時02分
 走行距離:266km
集合時間は5時ですが、自宅を4時19分に出て途中のコンビニで朝食をかき込んでいます。
メインの目的地である甲府市内の「不老園」は9時に開園ですが、山中湖を通っていくので日の出も捕まえたいとリクエストがあり、集合時間は5時になりました。通勤ラッシュは避けるため、どうせ早く出なければならないので、もうやけくそで5時集合になりました。

ところがこの日は雲が厚くて、富士山はまったく見えないし日の出も感じられず、山中湖、忍野と回ってもまったく写真になりませんでした。

【①河口湖 大石公園】
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念のために立ち寄った大石公園ですが、クルマを置いて湖岸に向かったら、ちょうど雲の間から朝陽が射込んできました。
大慌てでセットして撮った1枚です。この状態は僅かな時間だけでした。
じっくり時間をかけて待つことも大切ですが、僅かなチャンスにすばやく準備することもさらに大事です。
セットしている間にチャンスを逃すなんてことはザラにあり、このときも三脚を立ててる前にiPhoneで撮って保険をかけました。

【②西湖 野鳥の森公園】
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広場に水を撒いて氷像を作っていますが、メンテナンスが不十分なようで、醜悪な姿をさらしています。
入場料を払うわけではないので、文句を言う立場ではありませんが。

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アップにすればと狙っても、先月撮った滝の氷とは比べようもありません。
すみません。駄作をお目にかけました。

先を急ぎましょう。甲府精進道路経由で甲府市内の「不老園」に向かいます。
「不老園」の近くには、箱根駅伝で名を馳せた「山梨学院」がありました。

【③甲府市 不老園】
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見事に咲いています。来た甲斐があります。

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大きく撮り込みたいアスパラにとって、梅はなんとも難しい題材です。

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一応、アップも押さえておきましょう。

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頑張って丘を登ったら頂上は展望台で、そこからは街の向こうに南アルプスが見えます。

【④甲斐市 敷島総合公園】
「不老園」の梅を堪能してからそのまま県道6号甲府韮崎線を西進し、甲斐市の「敷島総合公園」に向かいました。

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ここはなかなかの梅林でいい感じです。

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芝生に写る影を主題にしてみます。

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ここからも南アルプスを遠望できます。

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平日ですが、小さいお子さんを連れた家族連れがたくさんいますが、こども達も運動不足でストレスが溜まっているのかもしれません。
若いお母さんがこどもを連れているのが多かったですが、こちらはお爺ちゃんと孫が一生懸命急斜面に挑んでいます。

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「反対斜面の影が面白いよ」とF先輩にアドバイスをいただいたので、撮ってみました。

【⑤そば・山菜洞 しを里】
もう昼食の時間ですが、撮影会責任者O先輩がネットで探し出してくれたのが「そば・山菜洞 しを里 」です。とても鄙びたところでナビが無ければ辿り着けませんが、行ってみたら平日なのに大した賑わいです。混んでいる食べ物屋を最近見たことがなかったので、ちょっとびっくりです。
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天ぷらそば 1,200円(税抜)

お蕎麦も天ぷらもとてもおいしくて、こんな不便なのにも係わらずお客さんが多い理由がわかりました。
今回の撮影旅行で一番のヒットかもしれません。

甲府から恵林寺に向かうと、雁坂峠越えの国道140号線のバイパスである甲府山梨道路に入ります。この道路は西関東連絡道路の一部になる自動車専用道路で順次整備が進んで延伸しましたが、先導役だったO先輩のクルマはナビの地図更新をサボってこの道が記載されず別方向に案内されたのでオタオタしました。アスパラは12月に更新したばかりで余裕でしたが、地図の更新は大切だとあらためて認識しております。

【⑥甲州市塩山 恵林寺(えりんじ)
武田信玄の菩提寺である塩山の恵林寺に教養を深めに参りました。
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恵林寺 三門

敵をかくまって逃がしたと織田信長が激怒して快川(かいせん)国師をはじめ百余人の僧侶を三門に集めて火をつけたそうですが、快川国師は「安禅必ずしも山水を須(もち)いず、心頭滅却すれば火も自(おのずか)ら涼し」と言葉を残して火に包まれたそうです。「心頭滅却」とはそういうことだそうで勉強になりました。

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武田家の家紋「武田菱」とともに、梅を撮ってみます。

これにて終了で勝沼ICから中央道、河口湖線経由で帰路につきましたが、夕暮れの山中湖を通るならそれも頑張りたいという意見が出ました。アスパラ、長老夫婦ともう1名はもう勘弁して下さいと山中湖ICで分かれて帰りました。「富士山もさっきは少し出ていたが、もうすっかり雲の中だよ」とか「雲が厚くなってきて陽が隠れてしまった。これでは空も紅くならないね」なんてその後の車内の会話ですが、どうやらいじわるの虫が出ています。

早帰りの組でさえ5時に出発して17時の帰着ですから、まあよく頑張ったでしょう。
引き籠らずに定期的に遠足に行けているのは、なんとも恵まれています。

それにしてもまん延防止の地域でないのに、山梨県は対策が徹底していて感心しました。
昼飯の「しを里」はアクリル板でひとりひとりが囲われているし、そこら中で手指消毒を求めるという誠に厳重な体制でした。
上手に凌ぎながらコロナとつき合っているという手本のように感じました。

梅を楽しんで来たご報告です。
Posted at 2022/03/05 23:10:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | 山梨県 | クルマ
2021年04月25日 イイね!

山梨の山中を徘徊!

山梨の山中を徘徊!4月22日(木)は、月例の写真クラブ撮影会に行ってきました。
県境を越えることは躊躇していますが、お隣山梨県は管理が厳格で感染が極めて抑えられている安全な地域ですし、静岡県からの訪問はそれほど抵抗なく受容れていただけそうなので、そちら方面に出かけましょう。
しっかり注意しながら、平日に人混みは避けながら山の中だけを移動するので、感染はしないだろうと信じることにします。

うちの写真クラブは高齢者ばかりなので、メンバーに残された時間はもう短いと思っています。寝たきり老人になってご面倒をかけるよりは、しっかり健康を維持することが大切でしょう。山に行けば運動量は多くなりますし、富士山、南アルプス、八ヶ岳が一日中くっきり姿を見せてくれた今回なんか、精神面でも大いにリフレッシュできました。
お聞き苦しい言い訳ではありますが、どうか大目に見ていただければ幸いです。

今回のルートです。
信州峠から平沢峠までは、ほんの少しですが長野県にもお邪魔します。
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4月22日(木)の行程図
  長泉町→長泉沼津IC→新東名→新御殿場IC
  →須走道路→須走IC→東富士五湖道路
  →山中湖IC→国道138号→県道701号→
 ①中ノ茶屋(富士桜群生地)
  →河口湖大橋→若彦トンネル→芦安村
  →笛吹八代SIC→中央道→韮崎IC
  →茅ヶ岳広域農道→
 ②みずがき湖
  →増富温泉→
 ③本谷川渓谷
  →クリスタルライン→信州峠→
 ④川上村
 ⑤野辺山
 ⑥平沢峠
 ⑦清里 千ヶ滝
 ⑧清泉寮
  →清里高原道路→長坂IC→中央道
  →御坂一宮IC→御坂みち→御坂トンネル
  →河口湖大橋→富士吉田IC→東富士五湖道路
  →須走IC→新御殿場IC→新東名
  →御殿場JCT→東名→沼津IC→長泉町

山梨、長野方面へ沼津から遠征するのに、いままでは富士山の西側を富士宮道路で朝霧高原を抜けて甲府精進道路を使っていましたが、今回は往復とも東富士五湖道路経由にしました。新東名・須走道路が開通したお陰です。河口湖から甲府方面へは、ナビは大月経由の高速道路を案内しますが、これはさすがに遠回りに感じたので、行きは若彦トンネル経由、帰りは御坂トンネル経由で走りました。この2つに大差はありませんが、御坂経由の方が少し楽な気がします。

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4月22日(木)の走行記録
 出発時刻: 5時08分
 帰着時刻:18時05分
 走行距離:318km

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ETC利用履歴
 時刻は黄色表示の料金所を通過した時刻です。
 新御殿場ICから須走料金所まで5分で走ったことや、
 帰りも富士吉田ICから沼津ICまで31分で走ったことが記録されています。

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今回、新御殿場ICの出口では、正面にドーンと富士山が現われました。この道はあきらかに富士山を意識して設計したのでしょう。見事な景色です。

【①中ノ茶屋】
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山中湖ICで一般道に下りて、富士山吉田口登山道に向かいます。
登山道の途中で滝沢林道が始まる中ノ茶屋付近が富士桜の群生地で、今回はここから撮影を始めます。
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富士桜群生地

続いて河口湖大橋を渡り、湖畔沿いの観光拠点大石公園の先を左折して若彦トンネルを越え、芦安村に入ります。
そこから笛吹八代SICに下って中央道に入ります。ここから中央道に入るのは初めてですが、最近はスマートインターチェンジ(SIC)がいろんな所に増えて、簡単に高速に乗れるようになったのが便利です。

韮崎で高速を下りて、茅ヶ岳(かやがたけ)広域農道を走ります。
写真を撮らなくても、広がる景色を眺めるだけで気分が晴れ晴れする道です。

【②みずがき湖】
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後方にはみずがき湖名物の鹿鳴橋大橋が見えます。
この時期にここを訪れるのを、アスパラは恒例にしています。

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湖に張り出しているのは富士桜でしょう。

【③本谷川渓谷】
みずがき湖からさらに山に入り、増富ラジウム温泉を過ぎれば本谷川渓谷です。
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この辺では存分に緑を浴びることができます。

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渓谷に来れば、水の流れを撮りたくなります。

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【信州峠】
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信州峠の手前まで来たら、山がきれいなので撮りました。
左手前のギザギザの山が瑞牆山(みずがきやま)、右奥に見えるのが金峰山(きんぷさん)です。
タイトル画はその時のものです。

【④川上村】
信州峠を越えると、高原野菜で有名な川上村です。
高原野菜の高収入に支えられて、大規模な農業になっています。
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八ヶ岳をバックに高原野菜の種まき準備をしています。

【⑤野辺山】
川上村から小海線沿いに進むと野辺山。
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線路沿いの桜並木と八ヶ岳

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JRで一番標高の高い野辺山駅
列車を入れて写真を撮りたくても、昼間は列車が無くて1時間以上待たなければなりません。

【⑥平沢峠】
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野辺山高原の平沢峠
正面に八ヶ岳がしっかり見えます。八ヶ岳が見える日には最高のところです。
ここが太平洋と日本海の分水嶺だそうです。

【⑦清里 千ヶ滝】
平沢峠を清里側に下りると、清里の手前に千ヶ滝がありました。
F先輩が前々から気にしていながらまだ立ち寄ったことが無いという所で、ぜひ立ち寄りたいとのご要望でした。
もう疲れたのでクルマで待っていようかと思いましたが、なんと90歳の長老が滝壺に向かって階段を下りて行ってしまいました。仕方なく付いて行きましたが大当たりです。陽の周り方も良くて、虹まで出ています。来て良かった~!
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千ヶ滝

【⑧清里 清泉寮】
行ったことがないという女性陣のリクエストで、清里の名所 清泉寮にも立ち寄ります。
いままでは、人のいないところばかりでしたが、さすが観光名所の清泉寮だけあって、若い人が団体バスで来ていました。
用心!用心!です。
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富士山が見えます。
ここから見ると、左右の勾配に差があってあまり美しくないですね~。

もう15時半を過ぎたので、これで撤収です。
清里からの帰りは、双葉SAで休憩しながら、御坂トンネル、東富士五湖道路経由でしたが、長泉町まで2時間半で戻れました。
夕方の時間ですし、いままでだと富士宮で帰宅ラッシュを覚悟しましたが、今回のルートはどこも渋滞無しで、運転者にとっては大きな改善です。
再び新東名延伸のありがたさを感じました。
Posted at 2021/04/25 22:59:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山梨県 | クルマ
2021年03月22日 イイね!

今年の桜は身延山から(2021年花見)

今年の桜は身延山から(2021年花見)3月20日は土曜日かつ祝日にも関わらず、急遽身延山に桜を見に出かけました。
自粛癖がついて油断しているうちに、「身延山はもうすっかり満開だよ~」と写真仲間から情報が届きました。

身延山には毎年行きますが昨年は3月26日で、それでちょうど満開でした。(「山梨の桜(2020花見第2弾) 」)
身延山のしだれ桜は早いのが有名ですが、それにしても今年は早過ぎます。月曜日はテニスだし、火曜日は別の遠征計画があるし、もしかして混んでいるかもしれませんが覗きに行くことにします。欲を言えば夜明け前の5時には着きたいところですが、先週忙しくてすっかり体力を消耗していたので、とても早朝興行する気力が湧きません。まあダメ元を覚悟で午後からゆっくり出かけましょう。
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身延山まで、今回は新東名・中部横断道の楽ちんルートでは無く、東名→県道10号→富士川街道(国道52号)で倹約します。
帰りは富士宮の興徳寺、大石寺を偵察して、富士南麓道路を帰ってきましょう。
ゆっくり焦らずに回ることにしたので、ついでにいろんなミッションもこなしてしまいます。

【①長泉町コミュニティセンター】
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まず第1のミッションです。長泉町役場生涯学習課のあるコミュニティーセンターに行きます。
写真クラブの事務をアスパラが担当していますが、いまは年度替わりでたいへんなのです。
地元長泉町に文化団体として認定いただきいろいろな優遇を受けていますが、そのひとつは施設使用料の減免です。写真展をやるのに町の文化施設をお借りしますが、4日間の会場使用料37,200円に対して、認定された団体はその半額を減免してもらえます。これはたいへん助かりますが、お役所を相手にしてお金の補助をお願いするのですから、提出書類が半端なく大変です。①申請書②組織の会則③名簿④前年度の事業報告⑤前年度の会計報告⑥今年度の事業計画⑦今年度の予算 とひととおりの書類を提出しなければなりません。うちだけでは無く町内の老人グループが次々に持っていくのですから、どちらさんも書類の不備が多いらしく、受け取る方も大変です。火曜日が締切というのに、日・月は窓口の生涯学習課がお休みで、火曜日は私が行けなくて、土曜日のうちに済ませなければなりません。ドキドキしながら窓口に出しましたが、なんと一発でOKでした。急に胸を反らしました。エッヘン

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続いて第2のミッション。
アスパラはクルマの中でほとんど音楽をかけません。結婚前は乗れば必ずカセットをかけていたのに、結婚後はアスパラ奥様の趣味に合わない音楽を鳴らす訳にもいかず、静かに景色を見たり、エンジン音を楽しむという趣味になりました。しかし、奥様がいなくなったいまは、昔のCDを少しクルマに移して聞いてみようかと思い立ちました。
CDを入れて「録音」を選択すれば作業が始まります。録音中はCDを抜くなとかエンジンを切るなとかがあるので、少し長い時間乗るときに録音しなければなりません。しかし1枚のCDの録音は比較的短時間で終わります。コミュニティーセンターを出るときから録音を初めて、4枚のCDを順に交換しても富士川街道(国道52号)に入る頃には作業が完了していました。
これで懐かしのビートルズが聞き放題になり、車内の音楽環境が変わりました。

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そして、第3のミッションは桜の偵察です。
身延山のしだれ桜に狙いを定めましたが、富士川沿いの沿道はもう随分咲きそろっています。
これは県道190号線で富士川街道に入る直前です。

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富士川街道(国道52号)富沢
沿道に咲く花を見つけながら走るのは楽しいものです。

【②道の駅なんぶ】
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トイレ休憩に立ち寄った「道の駅なんぶ」ですが、驚いたことに駐車場はほぼ満杯。

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どこでも地元産野菜の直売コーナーは人気ですが、なかなかの人だかりです。
この先の混雑が気になり始めました。

【③身延山久遠寺】
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いよいよ身延山に到着。総門を通過します。

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期待感を高まらせながら奥へ進むと、「混雑中」なので普段は通らない川沿いの道に誘導しています。

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狭い道を進んでいくと、おやおや駐車場が空くのを待つ車が並んでいます。
突っこんだら、もう方向転換はできません。
しばし悩んで、撤収を決断。入ってくるクルマをかわしながら、いま来た道を戻ります。

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総門脇の桜を撮って、早々に退散です。
タイトル画もこの近くの桜です。

【④原間のイトザクラ】
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南部IC近くにある「原間のイトザクラ」です。
七分咲きで見頃です。

富士川街道(国道52号)を戻り、万沢から富士南麓道路(国道469号)に入りました。
ここから山を越えて富士宮市の柚野(ゆの)に向かいます。
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ところが同じ富士南麓道路と言っても、北山ICから東側の立派に改良されたところとは大違いです。
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山中では交換ができない場所もあり、対向車の存在を確認しながら走ります。

【⑤興徳寺】
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柚野へ来たのは、興徳寺に立ち寄るためです。
梅と桜が迎えてくれます。

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このお寺のウリは、富士山と桜のコラボでしょう。
この日は富士山はやっとこの程度ですし、桜はまだ蕾です。
あと10日くらいでしょうか。

【⑥日蓮正宗 大石寺】
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桜の超有名スポット、大石寺(たいせきじ)ですが、桜はまだまだです。

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だけど、富士山とActiveHybrid3の良いコラボが撮れました。

この後、富士宮道路北山ICからは富士南麓道路を気持ち良く飛ばして帰ります。
夕方のこの時間は、慣れたクルマばかりで流れが速いです。
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前方にダンプを見つけて遅くなるかと思えば、ダンプの前にいるベンツが邪魔になっていました。
業を煮やしたダンプさんは、遂にベンツを抜いていきました。

【⑦かつ栄 裾野店】

昼飯を抜きで遊んでいたので、すっかり腹が減りました。
帰りは、いつもご愛用の「かつ栄 裾野店」に立ち寄ります。

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ところがびっくり、このところ駐車場はガラガラ、店内はせいぜい30%の入りだったのに、この日はなんとほぼ満員。
それだけで無く、久し振りの家族での会食に舞い上がった爺さまが、大声でみんなにしゃべくりまくりで、もう生きた心地がしませんでした。この1年で一番リスクを感じました。
いままでの抑圧から解放されたのでしょうが、これではリバウンドは確実だなと強く感じます。しばらく外食は控えた方が良さそうです。

自分も出かけながらこんなことを言うのも何ですが、世の中すっかり賑やかになりました。
Posted at 2021/03/22 01:12:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 山梨県 | クルマ

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