
今日はテニスのお話です。
ヒマ人になったアスパラは、現在週2回テニスを楽しんでいます。月曜日は気の合った仲間が集まって、ゲームを楽しみます。もちろん負けるよりは勝ちたいですが、勝敗よりはいいプレーがひとつでもできたら喜ぶという程度の緩いテニスです。一方金曜日はテニススクールに出かけています。こちらも、多少はいいプレーができるようになったらうれしいという程度で、年寄りばかりが集まる日和見なクラスです。
それでも週に2回テニスを続けていれば、シューズも傷みます。クルマのタイヤと同じで、なんとかごまかしながら使っていても、穴が開いて裂けてきては、もう待ったなしです。靴がなくてはテニスはできませんので、買替えを決意しましょう。
シューズを買うことになったら、なんだかラケットも替えてみたくなりました。
ところがラケット選びというのは、クルマ選びやタイヤ選びと同様に、選択肢が多くて、どうやって答を探すか途方に暮れました。
憧れの選手が使っているラケットにするのもポピュラーな方法です。例えばジョコビッチのHEAD Graphene、ナダルのBABOLAT PURE AERO、フェデラーのWILSON PRO STAFF、錦織のWILSON BURNなんて具合になりますが、正直言って、こんなトッププレイヤーは住む世界が違いますからね~。雰囲気を楽しむなら良いですが、自分のテニスにフィットするなんてことは、まずありません。
お気楽にテニスを楽しんでいる我々に向いたラケットはどんなものだろうかと、インターネットを使って調べ始めました。
ところが、これがいけません。アスパラは上手な効能書きにすこぶる弱いのです。ウイルソンのCRASH(クラッシュ)というシリーズに目が留まりました。

「
ウイルソンの革命 」と、なんとも美味しいことを書いています。
選手レベルではない一般コンシューマが求めるのは、相反する、共存しえない2つの性能(①柔らかいしなるフィーリングと②コントロール性能)。それを遂に可能にしたなんて謳っています。もちろん、ありがちな宣伝文句だと疑いましたが、凄く興味を惹かれます。

なるほど、②コントロール性能については、ネック部分の形状を工夫しています。
絶対的な安定感を生み出すスロート部の形状 STABLE SMART

続いて①柔らかいしなるフィーリングについても、
使用するカーボンを特殊な手法で編み上げた FREE FLEXを採用 とあります。

その結果、相反する、共存しえない2つの性能(①柔らかいしなるフィーリング ②コントロール性能)が実現という性能表です。
縦軸が「しなり」、横軸が「ねじれ」で、△印がこの製品CA△SHのポジションです。
「良くしなる」が「非常にねじれない」と美味しいところ取りの性能で、夢のような商品です。
「これは凄い!」と、すっかりその気になりかけています。
月曜日に仲間とテニスした後、沼津のテニスショップを訪ねたら、試打してご覧なさいとラケットを貸してくれました。

折角ですから次の日に、ラケットを持ってスクールに行き、別のクラスに混ぜてもらい打ってきました
その結果ですが、打感は柔らかいし、回転が良くかかってサーブなんかおもしろいように決まります。なんと、コーチからもサービスエースを続けて取ってしまいました。
「アスパラさん、もう買うしかないね!」とはコーチのお言葉です。
すっかりその気になって、ラケットを返しに行きながら、発注してしまいました。
チョロいお客です。
木曜日にガットが張り上がります。
金曜日の自分のクラスに新しいラケットを持って行きます。
とても楽しみですが、今度はペケペケだったりして(汗)。
Posted at 2019/07/10 22:11:48 | |
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