
昨日(11月21日(日))は、「
JAFオートテスト in 富士スピードウェイ 」に参加してみました。
「オートテスト」なんて知りませんでしたが、クルマ好きが昂じてJAFのモータースポーツで競技委員までやってポルシェに乗っている従兄弟から奨められました。
オートテストとは「一定の区画内を低速によるスラロームやタイトターン、車庫入れなど、運転の正確さとタイムを総合したポイントで順位が決定する競技です。運転免許証を持っていれば誰でも参加できます。ヘルメットやグローブ、特殊装備も不要!同乗走行も出来る、ゆる~い大会です。」だそうです。
家族と、友人と気軽にモータースポーツを楽しんで貰いたいという趣旨のようです。段々人気が出ていて、JAFの会員でなくても良いし、ヘルメットも不要ということで、ハードルになるものはまったくありません。「どんなものか一度参加してみるか」と、つい興味を持ってしまいました。
富士スピードウェイでのオートテストは既に4回開催され、今回の5回目が今年最後の開催です。インターネットで事前に申込んで参加料6,000円も払い込みました。
これが、当日のスケジュールです。

8時15分に富士スピードウェイに到着。東ゲートから入場して坂を登った中段のカートコースが会場です。

会場に着いたらもう参加車両がたくさんいます。

さっそく受付に行って、誓約書を提出、免許証を確認してから、ゼッケン、タイム計測用の発信器と注意書きを受け取ります。

さっそくボンネットにゼッケンを貼り付けます。布製ガムテープは各自が持参するよう事前にご注意がありました。

オートテスト in 富士スピードウェイのコースです。
設定されたパイロンをくぐり、途中で1回車庫入れがありますが、1台ずつタイムアタックします。
アスパラは1回目のアタックでパイロンをひとつ見落としそうになって、大きくタイムロスしました。

パイロンに付いている矢印は「→」ならばパイロンの右側を通れという意味です。
初めてのコースを、練習無しでいきなり本番なので、事前の「トラックウォーク」が極めて大切で、許された時間内なら何周歩いても構いません。コース取りを考えてから、次に運転席からの視線で歩いてみて、さらに加減速のタイミングを考えてと頭の中は大変です。
奥さん連れ、子供連れの参加者もたくさんいます。
助手席に子供を乗せて走れるというのもオートテストの魅力でしょう。
それでは、競技の様子を他の参加者の走りでご覧に入れましょう。
当日は天候が崩れる方向だったので、10分繰上げて10時10分から1回目のアタックが始まりました。

ゼッケン順にスタート地点に並んで順番を待ちます。
ドラポジの最終チェック、シフトバターンはスポーツモードにセットと準備万端です。
さて、アスパラの「アタック1回目」です。
大トチリしました。
180°の旋回をこなしたところで、次の車庫入れに気持ちが飛んでしまい、左抜けのパイロンを忘れるところでした。
急停車してからバックしたのでミスコースは免れましたが、大きくタイムロスしてしまい大失敗です。
反省して「アタック2回目」です。
なんとかミスなくこなして、10秒近く短縮しました。
いくらか順位が上がるだろうと期待しましたがそんなに甘くはありません。
1本目下位の方々は、ほとんどみなさん10秒近く改善していて順位はまったく変わりません。
初めての参加者はビギナークラスで、39台参加した中でアスパラは下位20%程度に終わりました。
動画を見ると分かりますが、まったく攻めが甘いです。
公道を走るときのように、できるだけマージンを確保しています。
パイロンを動かしたら5秒のペナルティになりますが、それでもパイロンをぎりぎりまで攻めないと、モータースポーツにはなりません。
再挑戦するとなら次回はエキスパートクラスになりますが、いまのタイムのままではエキスパートではビリになってしまいます。
マージンを削って10秒削るというのが、いま
アスパラの課題です。

初回参加のビギナークラスは39名で、上位10名の表彰です。
やはりお若い方が多いです。

2回以上参加しているエキスパートクラスは42名で、上位10名(1名は不在)の表彰。
意外にも年配者が頑張っています。

左の方がエキスパートクラス優勝者で、右のコペンセロが優勝車両です。
表彰式でスピーチされましたが、先週は菅生で優勝、来週も参戦するとのことで、実に熱心です。
なるほど上位の方は、たいへんに頑張っているようで、車内を覗いたらRECAROのシートでした。
1本目と2本目の間に空気圧の調整に励む方もいらっしゃいますが、こんな中ではお気楽なアスパラなんて足下にも及びません。
オートテストに参加すると、申請料3,100円とともに申込めば国内Bライセンスが発給されと案内されました。
サーキットトライアルなどに出られるようになるし、ライセンスという言葉にも惹かれてつい申込んでしまいました。JAF会員であることが必要なので、JAFにも入会しました。 どうやら雰囲気に飲まれて良いカモでした。
本コースではちょうど86/BRZレースのプロフェッショナルクラスの決勝戦が行われていたので、メインスタンドに行って観戦しました。

速いです! それなのに集団では車間距離はまったく無くて、まさに煽り運転の極致です。

華やかな表彰式
いつもの生活とはガラッと変わった一日でした。
オートテスト、なかなか楽しいです。
機会があったら、みなさんもぜひどうぞ!
Posted at 2021/11/23 00:20:20 | |
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