
すっかり涼しくなってきたら元気になって、お出かけ癖が復活しています。
一昨日(10月10日(木))のことですが、午前中は近所の年寄りが集まって1週間に1度しっかり体を伸ばそうというストレッチ体操に参加しましたが、昼飯を食べたらもうやることはありません。暑い時期はエアコンを掛けてどうでも良いテレビをハシゴしていましたが、いまや外は爽やかな天気です。
「なんにも用事がないけれど、クルマを転がして来よう」とまたも阿房自動車を走らす気分です。またまた富士山麓の「CAFE DO 凜」に行くか、小田原の「だるま料理店」に天重を食べに行くか、どっちでも良いことに散々悩んで小田原に転びました。
静岡県東部に住んで「クルマを走らせるのにこんなに恵まれたところはない」なんてつぶやいているのに、最近はそのメリットを活かしていません。小田原に行くのだってまっすぐ行くのでは能がないので「椿ライン」「真鶴道路」「箱根旧街道」を絡めた阿房自動車にしましょう。
【行程】

長泉町→国道1号→箱根峠→箱根新道
→箱根大観IC→
【大観山】
【椿ライン】
→奥湯河原→オレンジライン
→湯河原→
【真鶴道路(旧道)】
→真鶴駅→小田原→
【だるま料理店】
→国道1号→湯本→
【箱根旧街道】
→甘酒茶屋→元箱根→箱根峠→国道1号
→長泉町
【走行記録】
出発 :15時09分
帰着 :19時01分
走行距離:99km
【大観山】

「見えても見えなくてもどちらでも良い」と強がりを言ったものの、見えないよりは見えた方が良いに決まってます。ただ心がけが悪いので富士山はしっかり雲の中です。芦ノ湖とそこを走る遊覧船だけでまあ我慢しましょう。
タイトル画は大観山の駐車場で、定番の写真スポットです。
【椿ライン】
大観山から小田原は、快走路である箱根ターンパイクを選ぶのが普通でしょうが、ターンパイクは900円も取られるし、スピードの出すぎに注意しているだけの下り坂なんてちっとも面白くありません。アスパラの好みは断然「椿ライン」です。これでもかこれでもかと続く急カーブ、その間の短い直線区間で加減速と切り込みのタイミングを楽しむ、偏執狂的であり難易度が高い道です。通行量も比較的少なくて、この日も前を塞ぐクルマはいませんでした。
大観山でナビの目的地を「湯河原駅」にセットしたところ、当然「椿ライン」が案内されると思っていたのに、なんと小田原経由になりました。「距離優先」でセットし直しても案内されるのはまたも小田原経由です。湯河原へは椿ラインで下るのが近いというのはアスパラの思い込みで、もしかするとあまりに屈曲して距離が長くなっているのかもしれません。
久し振りの椿ラインですから初めは緊張します。しばらくすると感覚が戻りましたが、たまには走っていないとやはり腕が落ちてしまいます。その上にこの日の椿ラインは、両側からススキが大きくせり出してきて道路を狭くして難儀しました。カーブでは対向するバイクが現われないか、より一層注意が必要でした。
【真鶴道路(旧道)】
現在は真鶴ブルーラインの部分(湯河原町吉浜-真鶴町岩)が真鶴道路と呼ばれていますが、昔は小田原から真鶴駅前を経由して湯河原まで全体が真鶴道路でした。今回は昔を懐かしんで真鶴駅前を通る旧道にしてみました。いつも小田原から湯河原に向かうばかりだったのが、反対に湯河原から小田原に向かって走ってみるといつもと違った景色になって楽しいです。小田原に近づくと街の中に小田原城が見えてくるなんて新鮮な発見です。
【小田原 だるま料理店】

いつもながらの「だるま料理店」に到着。

天井が高く、適度に古びた店内にアスパラはとても癒されます。
17時入店という中途半端な時間だったこともあり、他にお客はいません。
当然のように「こだわり天重」を注文しましたが「昼間お客様が多くて売り切れました」とのことです。
びっくりしましたが、メニューに「限定数」と謳われているのですから文句は言えません。

代わりに注文したのがこちら 「海鮮ちらしセット(3,685円)」
こちらも「限定数」ですが、まだ大丈夫でした。
期待の天重にはありつけませんでしたが、お陰でいままで手を出さなかったものを味わいます。
久し振りにしっかり刺身を堪能できて、これはこれで大満足です。
【箱根旧街道】
小田原から箱根峠に向かっては
①箱根駅伝を思い起こしながらなら宮ノ下経由の「1号線」
②先を急ぐならば「箱根新道」
③クルマの性能を引き出すならば「ターンパイク」
④箱根の風情を楽しみ力強く登るならば「旧街道」
と選択肢はたくさんあります。
今回は先を急ぐ訳でもないし、楽しく箱根を越えようと「箱根旧街道」です。
温泉旅館が建ち並ぶ湯本、寄木細工の畑宿、甘酒茶屋、お玉ヶ池と沿道は箱根をたっぷり感じる所ばかりです。
元箱根、箱根町を過ぎて箱根峠を過ぎると、あとはひたすら国道1号線を三島に向けて下りていきます。箱根新道からのトラック、通勤のクルマで列をなしての走行になりましたが、意外なほどに速いペースなのでまったくストレスはありません。
涼しさに誘われたお出かけでしたが、外には出なければいけないと痛感します。
新しい発見もありますし、久し振りに訪問すれば懐かしく思い出すこともいろいろあって、大いに脳が活性化されます。
Posted at 2024/10/12 19:46:10 | |
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