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アクティブアスパラのブログ一覧

2023年07月08日 イイね!

八ヶ岳高原ロッジに寛ぎの旅

八ヶ岳高原ロッジに寛ぎの旅1週間以上前の話になりますが、6月29日(木)~30日(金)で八ヶ岳高原に行ってきました。
5月31日に八千穂高原、6月14日に入笠山に行っているので、これで八ヶ岳三連チャンです。

今回は究極の癒し旅です。最近一緒に遊んでくれている幼馴染みが、家を建替えるため仮住まいに転居したのですが、これは年寄りには過酷な作業でした。あんまり頑張ったら終わってもテンションが上がったままで、クールダウンが必要だそうです。「どこかでのんびりしたい」とぼやくので「それなら八ヶ岳高原ロッジが良いですよ」とお誘いしました。アスパラは何度も立ち寄っていますが、泊まるのは今度が初めてでずっと憧れていました。

もとより梅雨の真っ最中ですから景色は望めませんし、「ゆっくり寛ぎおいしいものを食べる」が今回のテーマです。友人は横浜に住んでいますが、癒しの旅ですからお玄関先までお迎えにあがり、帰りもお送りするという大サービスをいたしました。

【行程】
そんな訳で、後から見ると一体どこへ向かっているか分からない行程図になりました。
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 長泉町→長泉沼津IC→新東名→御殿場JCT
 →東名→横浜青葉IC→横浜北西線→港北JCT
 →第三京浜
都築IC
 →第三京浜→横浜北西線→横浜青葉IC
 →東名→海老名JCT→圏央道→八王子JCT
 →中央道→甲府昭和IC→県道101号敷島竜王線→
①そば・山菜洞 しを里
 →県道101号敷島竜王線→双葉SIC→中央道
 →長坂IC→八ヶ岳高原道路→清里
 →国道141号→
②八ヶ岳高原ロッジ
 →国道141号→須玉IC→中央道→一宮御坂IC
 →御坂みち(国道137号)→河口湖大橋
 →富士吉田IC→東富士五湖道路→須走道路→
③名鉄菜館
 →御殿場IC→東名→伊勢原JCT→新東名
 →海老名南JCT→圏央道→茅ヶ崎JCT
 →新湘南バイパス→藤沢バイパス→横浜新道
 →第三京浜→
都築IC
 →第三京浜→横浜北西線→横浜青葉IC
 →東名→沼津IC→長泉町

【走行記録】
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出発  :6月29日(木) 8時11分
帰着  :6月30日(金) 20時32分
走行距離:652km

横浜までお迎えに行ってから、第三京浜、横浜北西線、東名と来た道を戻って海老名SAでトイレ休憩してからやっと圏央道に入り、高尾山の麓の八王子JCTから中央道です。静岡在住のアスパラですから中央道の八王子JCT→大月JCTというのは縁の無い道です。東名、新東名を走り慣れている者には、なんとも走りにくくて緊張する区間です。

そろそろ昼飯の時間でいつもなら双葉SAのパンなんかが候補になりますが、今回は食事で手を抜けません。前に写真仲間と立ち寄った甲府郊外敷島総合公園近くの「そば・山菜洞 しを里」を想い出して、そこへ向かいます。

【①そば・山菜洞 しを里】
まさかと思う狭い道を登って辿りつきました。来たことはありましたが、実に分かりにくいところです。
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お店のメニューです。
迷わず「しを里定食(天ぷら有り)」にします。

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そばはおいしい、天ぷらもおいしいし、いろいろと並んでいるものも珍しくて楽しい昼食でした。

【②八ヶ岳高原ロッジ】
食事の後は、双葉SAに併設するSICから中央道に入り、須玉を通過して長坂から清里高原道路にしました。ただどこにも立ち寄らず、ひたすら宿を目指します。
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八ヶ岳高原ロッジに到着。

八ヶ岳高原ロッジは西武が開発した八ヶ岳高原海ノ口自然郷にあります。西武というから堤義明さんの西武鉄道かと思っていたらお兄さんの堤清二さんがやっていたセゾン系の西洋環境開発だそうです。ロビーの壁に掛かるプレートについて質問したら「堤清二さんの奥様がヨーロッパで集められたもの」だそうです。センスに溢れたホテルでこれは癒やされます。

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部屋に荷物を置いてさっそくお庭を散策です。お庭といってもすっかり森の中です。
その森を辿っていくと

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八ヶ岳高原音楽堂 」に出ます。ここでコンサートを聴いてロッジに宿泊ということもお奨めのようです。友人に「聞きに来たいコンサートはありますか?」と尋ね、ピアノリサイタルでも所望するのかと思ったら「石川さゆりに興味がある」と意外なお返事でした。

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近くには八ヶ岳高原ヒュッテもあります。
徳川家の邸宅を移築したもので、ドラマ「高原へいらっしゃい」(田宮二郎主演)の舞台です。
ご覧のように、この日はまだ見事な青空です。

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部屋に戻って、ゆっくり風呂に入りました。
八ヶ岳高原ロッジは大風呂がありませんが、大きめなお風呂の部屋にしたらこれが大当たりです。
大きな湯船に浸かって庭に向いた窓を開ければもう露天風呂の気分です。

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いよいよディナーです。会場はレストラン花暦(はなごよみ)。メインダイニングでのフレンチフルコースを所望するとお値段が倍になるので、さすがにここは洋食フルコースで手を打ちました。

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グリーンアスパラガスと小海老の高原サラダ仕立て八ヶ岳ヨーグルトソース

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冷製コンソメと豆乳のヴィシソワーズ

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信州サーモンのポワレ
パセリバター グリルポテト添え

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国産牛ロースの網焼き
ローズマリー香るトマトソースで

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マンゴームース トロピカル風

ビールと甲州ワインを飲みながら、たっぷりいただいてもう満腹です。

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翌朝は和食を選択したら、会場はメインダイニングです。

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朝食メニューです。

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しっかりおいしい朝食でした。

朝食を食べている間に外はびっくりするような大雨になりました。
川上村から信州峠を越えて帰ろうなんて思っていたのにそれどころではありません。とにかく確実にまっすぐ帰ろうと国道141号をひたすら南下、須玉から中央道に入ります。さらに不慣れな中央道は止めて、河口湖、御殿場経由で帰ります。

【③名鉄菜館】
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御殿場を通るならと、昼食は名鉄菜館で中華にします。

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ここなら慣れたもので、平日限定の「”選べる”ミニコースランチ」にします。

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”選べる”部分で選んだのは、
 料理:白身魚のオーロラソース、海老のチリソース
 麺 :担々麺、豚肉細切り焼きそば
 デザート:杏仁豆腐、マンゴープリン

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庭には見事な紫陽花が咲いていましたし、期待通りにおいしくいただきました。

ただ横浜に送っていくときには、ちょっとトラブルです。
東名が綾瀬SIC→横浜青葉JCTまで事故渋滞で70分かかるというのです。ナビも推奨するので圏央道→新湘南バイパス→横浜新道経由に変更しましたが、こちらもいけません。藤沢→戸塚警察署でたっぷり渋滞しました。渋滞知らずの静岡県人には、かなりつらい経験でした。

「ゆっくりする」「おいしいものを食べる」に絞りましたが、このパターンは良い選択だったとすっかり気に入りました。
Posted at 2023/07/08 15:13:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ
2023年06月19日 イイね!

初めての入笠山

初めての入笠山今月の写真クラブ撮影会は、みなさんのスケジュールが揃わないので中止になりましたが、秋に写真展があるのに出展作品の目途が立っていない者はそれでは困ります。6月14日(水)にもう一人のメンバーとアスパラという男二人だけで写真を撮りに行くことにしました。

もとより梅雨の時期ですから雨は覚悟の上です。前回も書きましたが、風景写真は梅雨時の方が湿気に満ちた良い写真が撮れそうです。真夏になったら滝の写真くらいしか撮れないので、いまがチャンスかもしれません。

今回は「入笠山(にゅうかさやま)」を狙いますが、二人とも入笠山は行ったことがありません。「山頂からはほぼ360度の大展望が広がり、南・中央アルプス・八ヶ岳はもとより富士山や、遠くは北アルプスなども望める。周辺には大阿原湿原や入笠湿原などがあり、これらの湿原に自生する植物を楽しむこともできる。」と案内にはあります。近くの八ヶ岳周辺は何度も行っているのに、入笠山はなんとなく避けていました。林道もありますがマイカー規制で入ることはできず、高額(往復2,000円)なロープウェイに頼るしかありません。この季節だと360度の大展望なんかとても望めませんが、植物に期待しましょう。

【行程】
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 長泉沼津IC→新東名→新富士IC→西富士道路
 →富士宮道路→道の駅朝霧高原→精進湖
 →甲府精進道路→甲府南IC→中央道
 →双葉SA→諏訪南IC→
富士見パノラマリゾート
 ゴンドラ山麓駅→ゴンドラすずらん→ゴンドラ山頂駅
①入笠すずらん山野草公園
②入笠湿原
③入笠山登山口 花畑
 →山彦莊→入笠湿原→
④すずらん群生地
 →ゴンドラ山頂駅→ゴンドラ山麓駅
 →国道20号→小淵沢→八ヶ岳横断道→
 →山梨県立まきば公園
 →清泉寮→清里高原道路→長坂IC→中央道
 →双葉JCT→中部横断道→富沢IC
 →国道52号→新清水IC→新東名→長泉沼津IC

【走行記録】
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出発  : 4時41分
帰着  :17時00分
走行距離:353km

連れを乗せたところでトラブルです。荷物を積んでトランクを閉めようとしても、ロックしないで空いてしまいます。何度やってもうまくいかずBMWのエマージェシーザービスを呼び出して対処を相談し、リモコンキーでアンロックを繰返してくださいと言うのを何度かやったら、やっとトランクが閉まりました。まだ原因はよく分かりませんが、とにかくなんとかなったので遅れて5時に出発です。

道の駅朝霧高原と双葉SAでトイレ休憩、朝食などをして、入笠山への入口である富士見パノラマリゾートに8時に着きました。ちょうどゴンドラが動き始める時間なので好都合です。雨の中での撮影ですから上下レインコートを着けます。傘は邪魔になるので持ちません。
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2,000円の往復券を買い求めて出発です。ゴンドラで標高差730mを一気に登って山頂駅です。

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ここから山頂までは片道1時間のコースですが、途中には見どころがたくさんあります。

【①入笠すずらん山野草公園】
ゴンドラを下りたところに「入笠すずらん山野草公園」があります。
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晴れていれば八ヶ岳が望めるところといっても、この日は眺望なんかまったくありません。
しかし霧がかかった森の雰囲気は心が洗われます。

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これは野生のドイツすずらん。
ここには20万本あるそうです。

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稀少種のイチヨウラン(一葉蘭)がちょうど咲いているとのことで、矢印を辿り一生懸命探してやっと見つけました。
こういう植物はドーンと咲くのではなく、静かに慎ましく咲いているので写真に撮るのは大変です。

【②入笠湿原】
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10分くらい歩くと「入笠湿原」です。

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ものすごくいいところです。秋まで次々花が変わって楽しめるそうだから、毎月通っても良さそうです。

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小雨の中で、しっぽりした雰囲気です。
「一緒に来たのが君だということを差し引いても、いいところだねぇ」と二人で言い合っていました。
なんでいままで来なかったのかと悔やむほどです。

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湿原を出て、遊歩道を辿って登山口に向かいますが、途中もずっといい雰囲気が続きます。

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クリンソウが群れています。

【③入笠山登山口 花畑】
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ここには林道があり、下から仕事のクルマは上がって来ますが、マイカーは入れません。
右側の柵は鹿をエリアに入れないために作られたもので、ゴンドラの高い料金を徴収しているお陰か、山頂地区はとっても丁寧に管理されています。

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霧が濃くなったり薄くなったり、刻々と変化して楽しいです。
この日は大当たりになった気がします。

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霧が晴れて後ろのつつじのが見えてくるのを待ちながら、ここでシャッターを切りました。
さて、いかがでしょうか。

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自然体験教室だという小学生達は元気に頂上を目指しています。ここから40分の登りです。
全身雨具で大きなカメラと三脚を抱えているアスパラは、小学生に囲まれて「カメラマンさん、カメラマンさん」と呼ばれました。カッコだけは本格的です。でもお爺さんですから無理せずここで引返しましょう。連れは「せっかくここまで来たのだから」と山頂を目指しましたが、途中で挫折しています。

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連れと別れて山小屋の「山彦莊」に立ち寄って昼食を取ってから、もう一度ゆっくり入笠湿原を回りました。

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いい雰囲気の中で、あっという間に時間が過ぎました。

【④すずらん群生地】
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湿原から山頂駅に戻るのに、長~い階段が続いています。
みんな途中でしゃがみ込んで覗いているので何かと思ったら、ここが日本すずらんの群生地です。

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日本すずらんは先ほどのドイツすずらんと違って、小さくて葉っぱの影に隠れてしまいます。
群生地というからあたり一面咲き誇っているのかと思っていたら、小さくてかわいらしいのです。
このかわいらしさを愛でるので、写真映えしないなんて言うのは無粋です。

ゴンドラで降りてきてクルマで待っていても、なかなか連れが帰ってきません。
30分遅れでヨレヨレになって帰ってきました。山頂は諦めたが別の湿地に足を延ばしていたら時間を読み違えたとのことです。せっかくだから八ヶ岳方面と言っても、もう写真はいいから八ヶ岳横断道をドライブだけして帰ろうとなりました。

初めての入笠山は想像以上に良いところで、これから何回か通いそうな気がします。

Posted at 2023/06/19 00:30:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ
2023年06月02日 イイね!

八千穂高原にて白樺とつつじを撮る

八千穂高原にて白樺とつつじを撮るいま静岡県は猛烈な風雨です。どうすることもできませんが落ち着きません。

そんな中ですが、一昨日(5月31日(水))梅雨の合間に久し振りの遠出をしてきました。写真クラブの月例撮影会で、八千穂高原に「白樺とつつじ」というテーマで撮りに行きました。

地元の文化協会展に出展したりしたので5月は忙しく「今度の撮影会はお休みにしよう」という意見もありましたが、「こんな良い季節に写真を撮らないで、いつ撮るんだい」と風景写真の鬼F先輩に一喝されてお出かけが決まりました。風景写真を撮る方々は、ピーカンのお天気は嫌いで、いまの季節のような雨に濡れた景色が大好物です。

それでも大雨になったら撮るのはたいへんだし、出かけるまで天気動向にやきもきします。前夜には92歳と86歳の長老ご夫妻から「雨の中だと足手まといになりますので、今回は遠慮させていただこうかと思います」とお電話がありました。「雨はやむという予報ですし、クルマの中から景色を見るだけでもよろしいじゃないですか」とお誘いしたら、あらためてご夫婦で協議され頑張って参加してくださいました。

でもこのクラブは行いが良い人間が揃っているのでしょう、出かければなんとかなってしまいます。今度も雨が降る中を出発したというのに、現地では傘いらずでした。

【行程】
さて今回の撮影地です。
八ヶ岳をぐるっと一周しています。
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 長泉町→長泉沼津IC→新東名→新富士IC
 →西富士道路→富士宮道路→精進湖
 →甲府精進道路→甲府南IC→中央道→
双葉SA
 →中央道→長坂IC→清里高原道路→清里
 →国道141号→
①松原湖
 →八ヶ岳ビューロード(県道480号松原湖高原線)
②八千穂高原 花木園
③駒出池キャンプ場
④八千穂レイク 散策路
 →メルヘン街道(国道299号)→
⑤白駒池
 →メルヘン街道→
⑥御射鹿池
 →八ヶ岳エコーライン→諏訪南IC→中央道→
双葉SA
 →中央道→一宮御坂IC→御坂みち(国道137号)
 →河口湖大橋→富士吉田忍野SIC→東富士五湖道路
 →須走道路→新御殿場IC→新東名→長泉町

【走行記録】
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時刻は出発、帰着とも我が家が基準です。
5時の集合前にコンビニで朝食を取り、19時半に解散してから外で晩飯を食べて帰りました。

【①松原湖】
最初の目的地は松原湖。
アスパラは半世紀以上前の学生時代に、鉄道研究会で松原湖に3泊4日で合宿して「小海線」を研究しています。
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71年夏の清里駅
当時清里は若者に大人気で、夏なんかいまよりずっと人が溢れていました。

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合宿では毎晩湖畔に出て大騒ぎしながら花火を打ち上げていた印象の松原湖でしたが、今回訪ねたら落ち着いた山の湖です。

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風もなく、映り込みがきれいです。

ここから八ヶ岳ビューロード(県道480号松原湖高原線)を八千穂高原に駆け上がります。
大昔は稲子湯に向かう細い道があっただけでしたが、いまやスキー場を抜ける快適なドライブウェイです。

【②八千穂高原 花木園】
今回はここでの「白樺とつつじ」がテーマです。
入場料200円が必要ですが、しっかり整えてくれているのですから、多少の還元は必要でしょう。
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つつじはいまひとつです。

【③駒出池キャンプ場】
次は駒出池キャンプ場。こちらは300円ですが、いやいや十分元を取りました。
しかも梅雨時の平日のせいかキャンプをしている人なんかいません。テントがたくさんあったら絵にならないと心配しましたが、テントはまったく無い良く整備されたキャンプ場で快適に撮影できました。
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風が無く、見事な映り込みです。

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どういう絵か、お分かりいただけますか。

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この季節らしい写真が撮れました。

【④八千穂レイク 散策路】
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F先輩のアクアとアスパラのActiveHybrid3です。

朝が早くてお腹がペコペコで、そろそろ昼食にと八千穂高原自然園に戻りましたが、まだ先輩は許してくれず「食事の前にここを撮っておこう」と自然園から八千穂レイクに続く散策路に入って撮影です。
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やっと「白樺とつつじ」というテーマらしい写真になりました。

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PictureThisというアプリで調べたら「トウレンゲツツジ(唐蓮華躑躅)」だそうです。

【⑤白駒池(しらこまのいけ)】
やっと自然園の食堂でソースカツ丼(980円)をいただき、これでもうお腹は一杯だし予想以上に収穫もあったから帰りますかと大勢は流れたのですが、F先輩は「白駒池に寄りたい」と仰有います。駐車場からの往復があって1時間半以上はかかりますが、ここは先輩に従いましょう。
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白駒池
紅葉の季節は大賑わいになりますが、いまは閑散としています。
標高2115mという山の湖は静かに横たわっていて、これも雰囲気があります。
若い女性の二人組が長い時間静かに湖を眺めていたのでちょっと心配になりました。声をかけたら二人で都会から近くの町に移住してきたとのことで、元気にお話しできたのでホッとしました。

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駐車場から湖までは木道が整備された「白駒の森」を抜けますが、そこは日本蘚苔類学会より「日本の貴重なコケの森」に選定されています。

白駒池の駐車場は600円で別途トイレを使うと50円かかります。山の中にこれだけ整備してくれているのだから、文句を言わずに我々もどうやってお金を落とすか考えないといけないでしょう。

「あとは帰るだけだから、カメラは仕舞っていいですか」とF先輩に尋ねたら、「通り道だから御射鹿池に寄りましょう」と先輩はすこぶるお元気です。

【⑥御射鹿池(みしゃかいけ)】
団体バスが押しかけるようになってすっかり俗化しましたが、どうしたことか今回は1台もバスは来ていません。端境期でしょうか。
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何回も来ましたが、撮影場所が限定されて同じ写真ばかりになってしまいます。今度はいつもと違う写真にしようと空を入れてみましたが、その試みはどうも成功していないようです。

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ホワイトバランスをいじって、少し絵画調に仕上げました。

やっと長い一日が終わりました。
充実していますが、さすがに疲れました。
事故無く帰ってこれて良かったです。
Posted at 2023/06/02 19:07:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ
2022年07月16日 イイね!

霧ヶ峰に写真を撮りに行く

霧ヶ峰に写真を撮りに行く一昨日(7月14日(木))は写真クラブの月例撮影会でした。前から7月は長野県と決めていましたが、行先は霧ヶ峰です。
梅雨が明けてから、どうしたことかすっかり天気が不安定になり、もしかしたら大雨になりそうだったのですが、そんなことを心配していては写真は撮れないので頑張りましょう。さすがに長老ご夫妻(91歳と86歳)は大事をとって控えられ、他にも欠席者がいたので参加者は5名に留まりました。

5名というのはクルマを1台にするか2台にするか迷う微妙な数字ですが、後部座席を3名というのでは「密」であると、2台(アスパラのActiveHybrid3とスバル インプレッサ)で出かけることにしました。

うちのクラブでは、クルマ提供者に走行距離に対して40円/kmを払っています。今回は高額な高速道路をふんだんに使って往復400kmを走っているのに、参加者が少なかったので1人あたりの負担額は6,200円になりました。クルマを提供したアスパラは「長距離で大変だったでしょう」と労われますが、いやいや高速で楽に距離を稼いでいるので運転時間の割にはすっかり良い収入です。

写真撮影の天気は難しいですが、大荒れになったら引揚げようと覚悟していたのに、それほど崩れることなく一日を過ごせました。雨を心配して持っていったレインコートが霧ヶ峰の湿原を歩き回るのにもの凄く威力を発揮しました。今度からはレインコートは常備しましょう。風景写真の方々は濡れた景色を好むので、多少の雨なんかものともしません。逆にピーカンになったら引揚げるなんて言うくらいです。

【行程】
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 長泉町→長泉沼津IC→新東名→新御殿場IC→須走道路
 →東富士五湖道路→富士吉田IC→御坂みち(国道137号)
 →一宮御坂IC→中央道→双葉SA→諏訪南IC
 →八ヶ岳エコーライン→芹ヶ沢→国道152号→白樺湖
 →ビーナスライン霧ヶ峰線(県道40号)→霧ヶ峰
 →ビーナスライン八島線(県道194号)→
①八島ヶ原湿原
 →霧ヶ峰→県道194号→
②池のくるみ 踊場湿原
 →霧ヶ峰→
③車山肩(ニッコウキスゲ群生)
 →霧ヶ峰線→白樺湖→旧蓼科有料道路(県道192号)
 →芹ヶ沢→メルヘン街道(国道299号)→
④横谷峡 乙女滝
 →メルヘン街道→八ヶ岳エコーライン
 →たてしな自由農園→諏訪南IC→中央道
 →一宮御坂IC→御坂みち→富士吉田IC
 →東富士五湖道路→須走道路→新御殿場IC
 →新東名→長泉沼津IC→長泉町

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出発  : 5時11分
帰着  :19時18分
走行距離:394km 

4時起床の5時出発です。
まだF先輩は近くの御射鹿池に未練があったようですが、「もう終わりましょう」とやっと帰路に向かったほどです。
八島湿原も踊場湿原もしっかり歩いたので、アスパラの万歩計は1万5千歩になりました。

【①八島ヶ原湿原】8:40~10:30
平日の朝ですから駐車場もまだ入れますが、休日は手前から路側に入場待ちをするクルマで長蛇の列ができるようです。
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高原の花を撮りまくります。
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撮影時間を1時間半と決めて撮り始めました。湿原の周りは木道が整備されていて歩きやすいですが、植物に目を奪われていちいち写真を撮っているとちっとも前に進みません。3名は途中で戻りましたが、2名は果敢にも湿原を一周にチャレンジしました。なかなか出発点に帰りつかず大いに焦ったようで、30分の遅刻となりました。

【②池のくるみ 踊場湿原】11:00~13:00
続いてビーナスライン八島線を戻り、「霧の駅」の前を直進して県道194号に入ります。
有名な撮影スポット「池のくるみ 踊場湿原」です。
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いままでは上から眺めるだけでしたが、今回は遊歩道を歩いてみることにしました。
露に濡れた草をかき分けながらの進軍にはレインコートが役に立ちます。

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雰囲気はありますが、少し光が欲しいところです。

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三菱電機のエアコンは「霧ヶ峰」ですが、実に素晴らしいネーミングで、ここの涼しさが伝わってきます。

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湿原の池に辿りつきました。
先輩達もここまで入り込むのは初めてだそうです。
確かにここまで入る人はいないようで、湿原の中では他のグループには会わず、私たちだけの世界でした。
ここを覚えたのは今回の大きな収穫です。

【③車山肩(くるまやまかた)13:20~14:30
踊場湿原にすっかり嵌まってしまい、朝5時に出発したのにもう13時です。
ビーナスラインに戻って車山方面に向かいます。
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車山肩の駐車場は混雑していましたが、平日ですからまだ入れます。
ニッコウキスゲが見事に群生していましたが、それは一旦置いといてまず腹ごしらえです。
レストラン「チャップリン」にてカツカレー。1,400円でした。

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もう見事な咲きっぷりです。
この辺は、ニッコウキスゲの周りに鹿除けの電線が張り巡らされていて、写真を撮ろうとするとどうしても電線が邪魔になります。
どうにもならんと往生していましたが、遊歩道が電線まで近づいている場所が1ヶ所だけあり、そこだと電線の間から写真に収められます。

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【④横谷峡 乙女滝】15:30~16:30
ニッコウキスゲを撮り終えて「さあ長泉に帰ろう!」というところで、F先輩から「通り道だから、横谷峡の乙女滝に寄ろう」とご提案がありました。どこまでも貪欲な方です。

同じ道ではつまらないと、白樺湖からは旧霧ヶ峰有料道路を回りました。行程図をご覧いただくと、蓼科湖から乙女滝までエラく遠回りしていますが、これは助手席のF先輩との話に夢中になったアスパラが曲がり角を見落としたせいです。

もう大分歩いていたので、滝までの階段なんかヨロヨロと下りましたが、着いたらびっくりの大迫力です。
これは来た甲斐があります。
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その時は気づかなかったのですが、この乙女滝は灌漑用水の一部で人工の滝だそうです。できたのは230年前で、いやはや大したものです。
水の勢いがもの凄いこの迫力ある滝を、なんで「乙女滝」というのか、そこが理解できません。説明板にも命名のいわれは書かれていません。

「近くの御射鹿池(みしゃかいけ)に寄って行きたい」とまだまだ熱心なF先輩を説き伏せて、やっと帰途につきました。
八ヶ岳エコーラインを通って諏訪南ICを目指しますが、途中の「たてしな自由農園」に寄ってお買い物です。最後に地元産品のあるところに寄るのは、女性メンバーへのお約束です。いや~っ、凄い購買力です。野菜を買いまくっていますが、買物に夢中になってしまうと、いつまでも出発できなくなったりします。

今回の撮影旅行は9月に予定している写真展に向けた最後のチャンスで、写真展責任者F先輩はメンバーの作品にまだまだご不満なので、今日の頑張りに大いに期待されていました。申訳ないことですが、アスパラはまったく自信がありません。
Posted at 2022/07/16 16:07:44 | コメント(5) | トラックバック(0) | 信州 | 日記
2021年11月01日 イイね!

乗鞍、カヤの平、志賀高原に撮影旅行(2日目)

乗鞍、カヤの平、志賀高原に撮影旅行(2日目)10月29日(金)は写真クラブ撮影旅行の第2日です。
前日は乗鞍高原で心いくまで乗鞍岳を撮りまくりましたが、次の日の撮影地は「カヤの平」ですから信州中野まで移動してビジネスホテルに泊まりました。
そして、朝は5時にはロビーに集合して出発します。

ビジネスホテルに泊まると、今度もそうでしたが朝食がサービスになっていることが多いのですが、こんなに朝早く出発するのではその恩恵にありつけません。前日コンビニで調達したサンドイッチとおにぎりを持って出かけるのです。この辺が風景写真を撮る上で第一の関門になりそうです。ゆっくり寝て、たらふく朝食を食べるという情緒ある旅のスタイルとは大違いです。

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2日目(10月29日(金))の行程
ルートイン中野
 →国道403号→木島平→
④カヤの平
 →奥志賀スーパー林道(県道502号奥志賀公園栄線、県道471号奥志賀公園線)
⑤蓮池
 →志賀草津道路(国道292号)→
⑥のぞき
⑦木戸池
⑧丸池
⑨澗満滝(かんまんだき)
 →道の駅 北信州やまのうち→信州中野IC
 →小布施ハイウェイオアシス
 →上信越道→更埴JCT→長野道
 →岡谷JCT→中央道
 →双葉SA
 →一宮御坂IC→御坂みち(国道137号)→河口湖大橋
 →富士吉田IC→東富士五湖道路→須走道路
 →新御殿場IC→新東名→長泉沼津IC
 →長泉町

【④カヤの平】
さてカヤの平ですが、アスパラにとっては初めての訪問です。
[志賀高原の北に広がる標高1450mの広大な高原。樹齢300年を超えるブナの原生林が広がり「日本一美しいブナの森」]と案内されています。
先輩は7,8回は行ったと豪語されますが、条件に恵まれたことは一度も無かったそうで、なにやら心配なことです。
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6時過ぎには到着しましたが、案じたとおりに雲がかかってしまい、期待した朝の光はありません。

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もう少し靄がかかり、そこに朝日が射込むという状況を期待していました。

【⑤蓮池】
カヤの平を出ればかつての奥志賀スーバー林道です。奥志賀から先は長野オリンピックに備えて大幅に改修された区間で、昔の印象とは大違いです。
奥志賀には一ノ瀬、高天原(たかまがはら)、発哺(ほっぽ)といったスキー場が並んでいます。アスパラは志賀高原では滑る機会が無かったのですが、学生時代にずっと憧れ続けた名前です。
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志賀高原の中心地 蓮池

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すっかり紅葉しています。

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F先輩が撮ろうとしているところを背中から覗き込んだら、撮り方を教えていただけました。
ちょっと違った感じの写真が撮れましたが、こういう感性も身につけたいものです。

【⑥のぞき】
蓮池からは、県境の渋峠を越えて白根山を通り草津に続いている志賀草津道路(国道292号)に入ります。
蓮池は標高1,500mですが、渋峠になると2,150mもあります。
登るにつれて気温が下がっていき、とうとう氷点下になりました。
ノーマルタイヤのActiveHybrid3では、そろそろ限界です。
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標高1980m地点の48号カーブにある「のぞき」の駐車場です。
正面の建物が横手山のレストハウスですが、まわりはもう雪景色です。
この先にある県境の渋峠は通行止になりました。

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のぞきからの景色
木々に霧氷が付いて雪化粧です。
真ん中にあるピークの裏側が山田峠。その右奥が草津白根山です。

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のぞきの名の通り深い谷を覗き込めば、そこにはまだ秋の風情があります。

【⑦木戸池】
雪もちらついてきたので、もう尻尾を巻いて引返します。
帰路を急がなければならないのですが、ポイントが現われれば撮りたくなってしまい、ちっとも前に進みません。
まあポイントを覚えるというのも撮影旅行の醍醐味です。
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木戸池

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池の縁が虹のようになっています。

【⑧丸池】
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秋の風情があって、なかなか素通りはできません。

【⑨澗満滝(かんまんだき)
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最後は名所巡りになっています。

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澗満滝展望台から信州中野の市街を見下ろします。

さあ、あとは帰るだけとなりましたが、ここからは買物の旅です。
「道の駅 北信州やまのうち」でリンゴやら野菜を買い込み、「小布施ハイウェイオアシス」では栗のお菓子を買い込んでと、もうクルマはお土産が一杯です。

最後に旅の記録です。
[2日間の走行記録]
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 出発  :10月28日(土) 5時01分
 帰着  :10月29日(金)17時52分
 運転時間:14時間55分
 走行距離:743km

[ETC利用履歴]
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さすがに疲れました。

だけど東富士五個道路と新東名が繋がって、富士吉田から高速に乗るとそのまま長泉沼津まで信号無しで僅か31分で走れるようになったのは、本当にありがたいと感じています。
Posted at 2021/11/01 20:48:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 信州 | クルマ

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「@福六 さん、やっぱり先を越されてしまいました~!宿とお風呂とお料理の詳細な報告を、よろしくお願いしま~す。」
何シテル?   11/05 19:18
アクティブアスパラです。 42年間の会社勤めを終えて、いまや隠居生活です。体が動くうちにしっかり遊んでおかなければと、テニス、スポーツジム、写真にと毎日大忙し...
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