先週8月5日(水)、一泊旅行に出かけています。自閉症にならないためには気軽にお泊まり旅行をしてみるかと、まずはその第一歩です。「Go To トラベル」を使わせていただきましたが、これにはいろいろとご意見が多くて、その是否はかなり微妙な雰囲気です。静岡県から隣の山梨県に行き清里に1泊、長野県にも少し足を入れさせていただく程度なので、どうか大目に見てください。
旅の趣旨は、「クルマを走らせたい」と「写真を撮りたい」ですが、予定はまったく立てませんでした。
まあ出たところ勝負です。
山梨県、長野県の八ヶ岳周辺には、魅力たっぷりの道路が待っています。
今回楽しんだ道路は、走った順に
・八ヶ岳エコーライン
・メルヘン街道
・八ヶ岳横断道路
・鉢巻道路
・ビーナスライン
正直、しっかり走りを堪能できました。
行程
8月5日(水)
長泉町→長泉沼津IC→新東名→新富士IC→西富士道路→富士宮道路
→本栖湖→本栖みち→山梨県道9号→国道52号→県道12号
→甲斐駒ヶ岳広域農道→精進ヶ滝林道→
①精進ヶ滝
→道の駅はくしゅう→富士見パノラマリゾート
→八ヶ岳エコーライン→
②蓼科バラクライングリッシュガーデン
→メルヘン街道(国道299号)→麦草峠→松原湖
→稲子湯→海尻→国道141号→JR線路最高地点→平沢峠
③清里 美ヶ森
8月6日(木)
清里→八ヶ岳横断道路→小淵沢→鉢巻道路
→八ヶ岳エコーライン→蓼科
→ビーナスライン→白樺湖→
④車山
→霧ヶ峰→諏訪IC→中央道→双葉JCT
→中部横断道→下部温泉早川IC→国道52号
→南部IC→中部横断道→新清水JCT
→新東名→長泉沼津IC→長泉町
【①精進ヶ滝(しょうじがたき)】
早暁2時半に出発していますので、どこもスイスイ走れます。朝霧高原を抜け、本栖みちを駆け下り、鰍沢からは県道12号線で韮崎をかすめ、甲斐駒ヶ岳広域農道に入って神代桜の実相寺を過ぎたら、「精進ヶ滝」という看板を見つけました。たいしたものではないだろうと、ほとんど期待しないで覗きに行ったのですが、これが大当たりです。
林道に入って少し進むと、遠くに大きな滝が見えました。
なんと!立派な滝ではないですか。知らなかったのですが、日本の滝100選に選ばれているほどの名瀑でした。
駐車場まで進みクルマを置いて、ここからは徒歩になります。
トレッキングシューズに履き替えます。
滝までは片道40分。駐車場を歩き出したのが、朝5時半です。
滝までは石空川(いしうとろがわ)渓谷です。
途中で写真を撮るのに夢中になって、戻ってくるまで4時間も遊んでしまいました。ところが驚いたことに、その間ただの一人も人間には会いません。コースは十分整備されているのに誰も来ていません。三密とは無縁で、好きなように三脚を立てて写真が撮れるのですが、入口には「熊出没」の看板がありましたし、携帯は圏外となっているし、まったく孤立状態です。
途中には三つの滝があります。
一の滝
二の滝
三の滝
そして、いよいよ本命です。
上部が精進ヶ滝。
下部が九段の滝です。
音があった方が臨場感があるでしょう。
VIDEO
いやぁ、もうヘロヘロです。
コースは良く整備されています。
二の滝の前にある吊り橋ですが、奥の方で滝の横に天をつくハシゴのような階段がお分かりいただけるでしょうか。
こんなところが何カ所かあり、登るのもたいへんですが下りる方はもっと恐いです。
足を踏み外してくじいても、近くに誰もいません。
さすがに70近い老人が、ひとりで来るところではないと、あとになって反省しています。
誰に遠慮する必要もないので、ゆっくりと写真は撮れました。
良い場面はそこら中にあります。
例によって、水の流れに注目しました。
精進ヶ滝を堪能してから、富士見パノラマリゾートに立ち寄り、リフトで入笠山(にゅうかさやま)に登ろうかと思いましたが、肝心の八ヶ岳が全然見えませんので、これは省略します。
八ヶ岳エコーラインを抜けて、蓼科バラクライングリッシュガーデンに行きます。
【②蓼科バラクライングリッシュガーデン】
まずはティールームで腹ごしらえ。
そして、ここからはちょっとセンチメンタルジャーニーになりましたが、アスパラ奥様が大好きだったお庭を回ります。
アスパラだって、このお庭に入れば気持ちが良いし癒やされますが、アスパラ奥様はまるでレベルが違いました。たちまち元気になるし、ひとつひとつの花にもの凄く興味を持って、しっかり観察していました。放っておけばいつまでだってそこにいそうです。
ここからは、メルヘン街道(国道299号)で麦草峠を越えて松原湖に出ますが、峠道を楽しみました。最近はみなさんが親切に道を譲ってくれるので、いわゆるペースカーに塞がれるということがなくなりました。後ろのクルマなんかを気にするよりは、さっさと道を譲った方が楽しいという考えが普及したようです。お互い気持ち良くて、ありがたいことです。
【③清里】
JR線路最高地点近くで、野辺山と清里の間にある平沢峠。
晴れていれば八ヶ岳が雄大ですが、残念ながらご覧の通りです。
ActiveHybrid3の側面が、恐ろしいほど汚れています。
何故こうなったかといえば、この時期の野辺山は高原野菜の出荷により、畑から出た土で道路はもの凄いことになっています。
これが乾けば乾いたで、対向車が砂塵を巻き上げて石つぶてを食らう羽目になりますので、これまた用心が必要です。
清里の美ヶ森にあるホテルに泊り、翌朝は4時半から写真を撮っています。
まきば公園
東沢大橋
清里駅
JR線路最高地点
やっと小海線の列車を捕まえました。
ディーゼルカーの横に、ActiveHybrid3がちょっと見えます。もう少し前に駐めておくべきでした。
宿でもう一度露天風呂に入り、ゆっくりたっぷり朝食を食べて、チェックアウトはぎりぎりの10時でした。
八ヶ岳横断道路、鉢巻道路、八ヶ岳エコーライン、ビーナスラインを通り抜け、車山まで走ります。
【④車山山頂】
リフトに乗って車山山頂に。往復で¥1,800円ですが、また¥1,200の写真にも手を出しました。
遠くの山は見えませんが、山頂は涼しくて、それなりに楽しめました。
車山山頂から見た八島ヶ原
車山山頂から見た霧ヶ峰
車山神社
真剣に何かをお祈りされています。
2日間強行軍だったので、これにて撤収し一路自宅へ向かいます。
走行記録
出発:8月5日(水) 2時28分
帰着:8月6日(木) 17時29分
走行距離:580km
帰りは高速を選択しました。
渋滞も無く、まったく楽に帰り着きました。
今回は欲張りすぎて疲れましたが、良い気分転換には
なりました。 またチャレンジしてみましょう。
Posted at 2020/08/11 16:34:04 | |
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