
昨日(11月2日(木))は、表富士で秋を楽しんできました。
11月に入り、これから紅葉見物に忙しくなりそうですが、それに備えてまあ軽い準備運動です。
出発前は、表富士周遊道路(愛称:富士山スカイライン)で五合目に行ったら、その後は白糸の滝、青木ヶ原、忍野二十曲峠、山中湖パノラマ台まで回ろうかという、意欲溢れる計画を心に秘めていましたが、走り出したら富士山が見えすぎます。ひとつひとつのポイントをやり過ごせなくて時間がかかってしまい、結局は静岡県側だけに終わりました。
天候:晴れ
コース:沼津→(国道246号)→裾野→下和田→大野路→(国道469号富士南麓道路)→十里木→(林道富士山麓線)→(表富士周遊道路周遊区間)→西臼塚→水ヶ塚→(表富士周遊道路登山区間)→新五合目→水ヶ塚→(表富士周遊道路周遊区間)→御殿場口新五合目(太郎坊)→滝ヶ原→印野→神場→(国道246号)→沼津
天気に恵まれ、見どころ満載。いちいち寄り道しています。

裾野市下和田からの富士山
裾野から十里木に登る途中にある昔からの集落ですが、住宅地の造成が進んで撮影ポイントは減りました。

裾野市大野路(おおのじ)
背景のすすき原は、東富士演習場です。

こんな感じです。入口に車を停めることはできますが、この奥は演習場です。
富士山のまわりは東富士、北富士の演習場が広がっていて、そのお陰で自然がきちんと残っています。ここの国道469号(富士南麓道路)も帰りに通った表富士周遊道路(富士山スカイライン)御殿場側も、東富士演習場の中を突っ切っており、左右は広々しています。

十里木の紅葉
国道469号で富士方面に向かいますが、十里木を越えた富士サファリパーク付近では道路沿いが紅葉しています。
富士山こどもの国の手前を右折、広域基幹林道富士山麓線に入ると、ますます秋の景色になってきます。

すすき原越しの富士山(広域基幹林道 富士山麓線)

紅葉と富士山(広域基幹林道 富士山麓線)
広域基幹林道富士山麓線は途中に天照教奥ノ院があることから、通称天照教林道とも呼ばれますが、全線完全2車線の舗装路で快適に走れるというのに、交通量はほとんどありません。今回は途中の景色に目を奪われて、何回も止まってしまいました。

沿道の紅葉(表富士周遊道路 周遊区間)
表富士周遊道路に出ても、まさに紅葉真っ盛りです。交通量があまりなかったので、路肩に止まって沿道で撮影しています。

紅葉と紅い富士 西臼塚駐車場(表富士周遊道路 周遊区間)
何回かここへは来たのにいつも雲の中でしたが、今回はくっきりと富士山が見えました。ちょっとばかり赤富士になっています。

水ヶ塚公園からの富士
ここからもこんなにくっきり富士山を見たのは初めてです。宝永火口もくっきりとわかります。この駐車場ではご丁寧にも、右下にあるような「ここから見える富士山」の案内板があって、いつもはその看板で我慢していましたが、いまは眼前にはっきり本物が見えています。
さて、ここからは富士宮口五合目に向けて登山区間にチャレンジです。この登山区間は夏場の登山期間は自家用車乗り入れ禁止で、またあと2週間くらいすると、こんどは4月末まで冬季閉鎖となります。

富士山富士宮口五合目
表富士周遊道路登山区間の終点、富士宮口五合目は標高2,400mと一般車が登れる日本一高いところです。
登山道には外来生物の種子を持ち込まないようにと、靴底をこすり落とすマットが置いてあります。
山頂はすぐそこに見えますが、どっこい4時間半くらいかかるそうです。アスパラにはとてもムリなので、数十メートル歩いてすぐに引返しました。

またしばらく来られないので、名残を惜しみ記念写真です。

五合目付近の空
下り坂では、元気の良いクルマに追いまくられましたが、余裕でお相手いたしました。この程度でタイヤ鳴らすなよ~。

御殿場口新五合目(太郎坊)
帰りは、周遊道路から御殿場口新五合目にちょっと寄り道しました。ここからだといかにも山頂は遠く見えます。他の登山口に対抗して、新五合目と称していますが、実質は2合目程度(標高1,440m)です。
ちょっと詐欺ですね。

今回の走行記録
走行距離はたった128kmでしたが、富士山を一日中たっぷり楽しみました。
いい場所に、いいタイミングで出かけられるというのが、やはり地元のありがたみです。
Posted at 2017/11/03 16:43:50 | |
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