
近場の紅葉は、12月に入ってからが勝負だと思っていましたが、昨日三島の妙法華寺に偵察に行ってみたら、あらたいへん、もうピークを過ぎようとしているではないですか。昨日は手持ちのスマホで慌てて撮りましたが、あらためて今日(11月28日(火))デジタル一眼レフを抱えて、もう一度撮り直しに行きました。
そうなるともっと心配しなければいけないのは箱根です。紅葉情報をチェックしてみると、もうピークを過ぎているようにも思われます。よし、妙法華寺に続いて、箱根まで足を伸ばしてみましょう。

本日のコースです。
三島→玉澤妙法華寺→(国道1号)→箱根峠→強羅→大涌谷→湖尻峠→深良→三島
【妙法華寺】

妙法華寺 鐘撞き堂
斜めに光が差し込み始めました。う~ん、難しい。

妙法華寺 塀越しの紅葉
紅葉は逆光で撮るものと言われますが、山あいでは陽射しが高くて苦労します。
妙法華寺を済ませたあとは、国道1号で箱根峠を越えて、強羅の世界救世教箱根美術館と強羅公園を目指します。

道の駅箱根峠 から 駒ヶ岳と芦ノ湖を望む
実は箱根には碌な紅葉がないと、何故かアスパラは強い先入観を持っていましたが、いや~失礼しました、こんなにありますかというほどの紅葉で、不明を恥じています。元箱根から小涌園、強羅にかけての国道1号線なんかも、車中から存分に紅葉を楽しめました。
【世界救世教 箱根美術館】
箱根美術館は、縄文時代から江戸時代にかけての日本の「やきもの」が展示されていますが、有名なのはこの美術館のお庭である「神仙郷」。箱根における紅葉の名所です。この時期は、みなさん本館の美術品はあまりご覧にならず、庭に集中しています。

箱根美術館 苔庭
箱根美術館に入ると、本館の横に苔庭があります。抜かったことに、この苔庭だけがお庭だと、いままで思いこんでいましたが、なんとその奥にも立派なお庭(石楽園)があるのです。

箱根美術館 石楽園
強羅は急傾斜地で、向こう側の明星ヶ岳が借景になります。

箱根美術館 石楽園
もちろん三脚は持ち込めないので、滝を撮るのもシャッター速度1/25秒が精一杯です。

箱根美術館 苔庭
葉の色がおもしろいので狙ってみました。

箱根美術館 苔庭
せっかくですから、苔を強調してみます。
ここでも大胆にポーズを取るのは、中国人のお嬢さんです。
【強羅公園】
箱根美術館を出ると、目の前が強羅公園です。強羅公園は横を走るケーブルカーで一駅分ありますので、結構な高低差があります。園内を一周すれば、いい運動になります。

強羅公園
真っ盛りで、あとは散るだけでしょう。

強羅公園
上部の西門付近から、向こう側の明星ヶ岳を眺めています。

強羅公園 ローズガーデン
バラを強調して、背景に紅葉を配置しました。

強羅公園
立派なすすきが並んでいるので、どうやって絵にしようか悩みました。

強羅公園 満天星(どうだんつつじ) 公園下側の正門付近
おもしろい形に目を惹かれます。
強羅公園 クラフトハウスと紅葉
物作りの楽しさが実感できる体験工房とのこと。黒い壁を紅葉の背景にしました。
強羅公園 一色堂茶廊
園内には、お洒落な食事処があります。朝食も食べずに出かけてきたので、ここで朝昼兼用のサンドイッチをいただきます。
強羅公園 一色堂茶廊の窓際
どうです。いい感じでしょう。外にはやはり明星ヶ岳が見えています。
昼食のサンドイッチ
申し訳ありません。あんまりお腹が空いていたので、写真を撮る前に食べ始めてしまいました。右側は食べかけです。
帰り道は、大涌谷をかすめ、湖尻から外輪山(湖尻峠)に上がり、箱根用水に沿って山を下って裾野に出ました。気持ち良く、スムーズでジェントルに走りました。きわめて快適です。
8時前に出発したので、14時にはもう帰宅です。
Posted at 2017/11/28 23:09:13 | |
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