
しばらくご無沙汰しておりました。
寒い日が続いていたので、引きこもりがちになっております。
このコロナ禍にもかかわらず、テニスだけは週に3回も頑張っているのですが、そのテニスで疲れてしまい、あとは家に籠って部屋を暖かくして自堕落な毎日を過ごしているというのが、いまのアスパラの姿です。
そんなことでブログの更新もサボっていましたが、いつも愛読いただいている親戚からとうとう安否確認をいただいてしまいました。これではいけない、かねてから標榜している「用事が無くてもクルマを走らせる」という阿房自動車を復活させなければと、大いに反省いたしました。
今日も午前中はテニスを頑張ってきたし、明日もテニスの予定です。でもそんなことを言い訳にしてはまた怠けそうなので、今日は昼寝を適度に切り上げて出かけることにしました。風が強くて雲がぶっ飛んでいるので「夕景の富士」を狙ってみましょう。
狙いをつけたのは箱根大観山。日没30分前に着いていたいので16時過ぎに家を出ました。箱根新道芦ノ湖大観ICから椿ライン(県道75号)を登って行きましたが、いつもの大観山のレストハウス前より手前でカメラを構えている人を見かけました。一旦レストハウスまで行ったものの、先ほどの地点の方が良さそうです。いつもと同じ構図ではつまらないと考えて引返しました。
先人にご挨拶して構えていたら、それを見て何台もクルマが停まりました(タイトル写真)。
段々陽が傾いてきます。

レストハウス前から撮るより、芦ノ湖がきれいに入ります。
この場所は気に入りました。
大観山に登ってきたのは富士山撮りもありますが、実はもうひとつの動機の方が大きかったかもしれません。小田原に行って天丼を食べることです。
日没30分後まで粘ったので、もう小田原に向かいましょう。大観山から小田原に向かうのならもちろんターンパイクが順路ですが、実はアスパラはターンパイクにあまり魅力を感じていません。通行料730円をケチるために箱根新道経由にしようかとも思いましたが、最後の最後で踏みとどまりました。ターンパイクを愛する多くのみなさんに「ここまで来てターンパイクを走らないなんて」と激しいブーイングを浴びせられかねないので、やはり素直にターンパイクを下りましょう。
一生懸命前を空けてからスタートして、いつもよりゆっくり下りたのですが、半分も行かないうちに前車に追いつきました。そこからはACC(アクティブクルーズコントロール)をセットして走ったら、これがもうラクチン。ターンパイクには箱根新道のようなつづら折りもありませんので、ACCに任せていれば前車にくっついて下りてしまい何の苦労もありません。面白くはありませんがまったく楽なものです。

またまた老舗食堂の「だるま料理店」です。
駐車場があんまりガラガラなので、もしや休業ではないかと心配した程です。宴会がまったく無いようで、食堂の入りも寂しい限りです。

時短営業で凌いでいます。
注文を取りに来たお姉様が「老舗なもんで、店員も年季が入った人ばかり」と冗談を言います。確かに年齢のいった女性ばかりですが、こんな冗談がこのお店の雰囲気を作っています。肩肘張らず、見かけに走らず、それでいてちゃんとした仕事をしているお店です。

こだわり天重 3,080円
手前左から かき揚げ、ししとう、帆立
奥左から 穴子、海老、相模湾のさかな
行くたびに写真を撮っていますが、変化のつけようがありません。でも板前さんによって、天ぷらの大きさは随分違うそうです。この間行ったときは、「今日の板前さんは大きいから、食べるの大変ですよ」なんて言われてびっくりしました。この辺は大らかなものです。
帰り道はもう定番になりましたが、海沿いを真鶴、湯河原、熱海と回ってきました。もうこのコースは世俗から離れて夢の世界です。
こちら側は順調に流れていましたが、上り方向はなんと小田原から根府川の先までずっと渋滞です。19時半頃なので、もう通勤ではないだろうにと思ってナンバーを見たら、軒並み県外のクルマです。きっといまが盛りの河津桜を見物した帰りでしょう。こんなにクルマがいるのにだるま料理店は閑散としていました。クルマで来るけれど、食べ物屋には寄らずに帰ってしまうのでしょう。こんなことでは人出は戻ってもお金が落ちなくて、地域経済はどんどん疲弊しそうだと大いに心配しています。
写真を撮りに行ったのか、食い道楽だったのか、ムダに走っただけなのか、まったく中味が定まりませんが、それこそ「阿房自動車」でこざいます。
Posted at 2022/02/22 00:27:32 | |
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