
3月4日(金)、恒例により写真クラブ撮影会に行ってきました。今月もまた2月中にはスケジュールが合わず3月までずれ込みましたが、幹事はあくまで2月度撮影会と言い張っております。
タイトル画は「道の駅富士吉田」ですが、今回は再びアスパラのActiveHybrid3と撮影会責任者O先輩のプリウスPHVという定番の2台です。前回は5名の参加者でしたが今回は8名と賑やかになりました。長老ご夫妻は前月はまだワクチン接種待ちとのことで自重されましたが、今回は晴れてワクチン接種も終わって復帰されました。写真の中央に写っているのが91歳の長老と86歳の長老夫人ですが、膝に痛みがある奥様を気遣って、クルマから降りるときも乗るときも長老がさっと反対のドアに行ってアシストされます。昭和一桁生まれで頑固そうにお見受けしますが、そういうところをピシッと決められるなんて、もうただただ尊敬申し上げております。
2月の撮影会はここのところ河津と下賀茂に河津桜を撮りに行くというのが続きましたが、さすがに今度は趣向を変えることにします。山梨県の甲府方面に梅を求めに行くことにしましょう。
3月4日の行程表

長泉町→長泉沼津IC→新御殿場IC→須走道路→国道138号
→篭坂峠→山中湖平野→マリモ通り→忍野→道の駅富士吉田
→富士吉田IC→河口湖大橋→
①河口湖 大石公園
→湖北ビューライン
②西湖 野鳥の森公園
→精進湖→甲府精進道路→甲府→
③甲府市 不老園
→県道6号甲府韮崎線→
④甲斐市 敷島総合公園
⑤そば・山菜洞 しを里
→昇仙峡グリーンライン(県道7号)→県道6号甲府韮崎線
→甲府山梨道路(国道140号)→
⑥甲州市 恵林寺(えりんじ)
→塩山バイパス→勝沼IC→中央道→大月JCT
→中央道河口湖線→富士吉田料金所→東富士五湖道路
→須走IC→須走道路→新御殿場IC→新東名
→長泉沼津IC→長泉町
3月4日の走行記録

出発 : 4時19分
帰着 :17時02分
走行距離:266km
集合時間は5時ですが、自宅を4時19分に出て途中のコンビニで朝食をかき込んでいます。
メインの目的地である甲府市内の「不老園」は9時に開園ですが、山中湖を通っていくので日の出も捕まえたいとリクエストがあり、集合時間は5時になりました。通勤ラッシュは避けるため、どうせ早く出なければならないので、もうやけくそで5時集合になりました。
ところがこの日は雲が厚くて、富士山はまったく見えないし日の出も感じられず、山中湖、忍野と回ってもまったく写真になりませんでした。
【①河口湖 大石公園】

念のために立ち寄った大石公園ですが、クルマを置いて湖岸に向かったら、ちょうど雲の間から朝陽が射込んできました。
大慌てでセットして撮った1枚です。この状態は僅かな時間だけでした。
じっくり時間をかけて待つことも大切ですが、僅かなチャンスにすばやく準備することもさらに大事です。
セットしている間にチャンスを逃すなんてことはザラにあり、このときも三脚を立ててる前にiPhoneで撮って保険をかけました。
【②西湖 野鳥の森公園】

広場に水を撒いて氷像を作っていますが、メンテナンスが不十分なようで、醜悪な姿をさらしています。
入場料を払うわけではないので、文句を言う立場ではありませんが。

アップにすればと狙っても、先月撮った滝の氷とは比べようもありません。
すみません。駄作をお目にかけました。
先を急ぎましょう。甲府精進道路経由で甲府市内の「不老園」に向かいます。
「不老園」の近くには、箱根駅伝で名を馳せた「山梨学院」がありました。
【③甲府市 不老園】

見事に咲いています。来た甲斐があります。

大きく撮り込みたいアスパラにとって、梅はなんとも難しい題材です。

一応、アップも押さえておきましょう。

頑張って丘を登ったら頂上は展望台で、そこからは街の向こうに南アルプスが見えます。
【④甲斐市 敷島総合公園】
「不老園」の梅を堪能してからそのまま県道6号甲府韮崎線を西進し、甲斐市の「敷島総合公園」に向かいました。

ここはなかなかの梅林でいい感じです。

芝生に写る影を主題にしてみます。

ここからも南アルプスを遠望できます。

平日ですが、小さいお子さんを連れた家族連れがたくさんいますが、こども達も運動不足でストレスが溜まっているのかもしれません。
若いお母さんがこどもを連れているのが多かったですが、こちらはお爺ちゃんと孫が一生懸命急斜面に挑んでいます。

「反対斜面の影が面白いよ」とF先輩にアドバイスをいただいたので、撮ってみました。
【⑤そば・山菜洞 しを里】
もう昼食の時間ですが、撮影会責任者O先輩がネットで探し出してくれたのが「
そば・山菜洞 しを里 」です。とても鄙びたところでナビが無ければ辿り着けませんが、行ってみたら平日なのに大した賑わいです。混んでいる食べ物屋を最近見たことがなかったので、ちょっとびっくりです。

天ぷらそば 1,200円(税抜)
お蕎麦も天ぷらもとてもおいしくて、こんな不便なのにも係わらずお客さんが多い理由がわかりました。
今回の撮影旅行で一番のヒットかもしれません。
甲府から恵林寺に向かうと、雁坂峠越えの国道140号線のバイパスである甲府山梨道路に入ります。この道路は西関東連絡道路の一部になる自動車専用道路で順次整備が進んで延伸しましたが、先導役だったO先輩のクルマはナビの地図更新をサボってこの道が記載されず別方向に案内されたのでオタオタしました。アスパラは12月に更新したばかりで余裕でしたが、地図の更新は大切だとあらためて認識しております。
【⑥甲州市塩山 恵林寺(えりんじ)】
武田信玄の菩提寺である塩山の恵林寺に教養を深めに参りました。

恵林寺 三門
敵をかくまって逃がしたと織田信長が激怒して快川(かいせん)国師をはじめ百余人の僧侶を三門に集めて火をつけたそうですが、快川国師は「安禅必ずしも山水を須(もち)いず、心頭滅却すれば火も自(おのずか)ら涼し」と言葉を残して火に包まれたそうです。「心頭滅却」とはそういうことだそうで勉強になりました。

武田家の家紋「武田菱」とともに、梅を撮ってみます。
これにて終了で勝沼ICから中央道、河口湖線経由で帰路につきましたが、夕暮れの山中湖を通るならそれも頑張りたいという意見が出ました。アスパラ、長老夫婦ともう1名はもう勘弁して下さいと山中湖ICで分かれて帰りました。「富士山もさっきは少し出ていたが、もうすっかり雲の中だよ」とか「雲が厚くなってきて陽が隠れてしまった。これでは空も紅くならないね」なんてその後の車内の会話ですが、どうやらいじわるの虫が出ています。
早帰りの組でさえ5時に出発して17時の帰着ですから、まあよく頑張ったでしょう。
引き籠らずに定期的に遠足に行けているのは、なんとも恵まれています。
それにしてもまん延防止の地域でないのに、
山梨県は対策が徹底していて感心しました。 昼飯の「しを里」はアクリル板でひとりひとりが囲われているし、そこら中で手指消毒を求めるという誠に厳重な体制でした。
上手に凌ぎながらコロナとつき合っているという手本のように感じました。
梅を楽しんで来たご報告です。
Posted at 2022/03/05 23:10:05 | |
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