
恒例行事ですが、「自動車保険「更新」のご案内」が届きました。
万一のときのための保険ですから、逃げる訳にはいきません。しかし保険料というのはいろんな事情があって結構な幅で上がり下がりするので、この「ご案内」を開封するときはハラハラいたします。
保険料に大きく影響するのは、
①等級
②車種別料率クラス
③記名被保険者年齢区分
といったところです。
【①等級】
飛び石によるフロントガラス交換に保険を使ったために「19等級事故有り(42%割引)」になっていたのが、昨年は「20等級事故無し(63%割引)」に戻って保険料が大幅に下がりました。でももう上限の「20等級事故無し(63%割引)」になっているので、今度は1年間無事故で過ごしたのに、もう割引は増えません。
【②車種別料率クラス】
契約する車種ごとに、過去の保険金支払い実績から「車種別料率クラス」が決められています。我が愛車BMW ActiveHybrid3の車種別料率クラスは、「車両 17」「対人 11」「対物 9」「傷害 7」でしたが、次回契約もそのままで変更はありません。料率クラスは1~17まで17段階あり、1段階上がると保険料が約11%上がるというのに、ActiveHybrid3の車両保険は最高ランクの17クラスを維持しており、契約者が保険をいかに使いまくっているかということです。事故が多いのか修理代が高いのかどちらかでしょうが、保険会社にとってはまったく有難くない存在で、17クラスになるとネットなどで契約するダイレクト型の保険は新規に契約してくれません。厄介者の立場はそのままです。
【③記名被保険者年齢区分】
こんなの知りませんでした。去年70歳になったので被保険者年齢区分が「65~69歳」から「70~74歳」に区分が変わりましたが、それだけのことで保険料が23%も上がったのです。今回は「70~74歳」クラスのままで変わりませんが、いつか「75歳以上」になるときには再び12%アップが待っているよと脅かされています。それまでに免許を返納しろということかしら。
そんな訳で今回は大きな変化はなく、同一条件であれば保険料は前回の109,170円から105,590円に少し減額されます。
少し減額されているのは
「全体的な保険料水準の引き下げ」だそうです。
「近年の保険金のお支払い状況を踏まえ、平均的な保険料水準を引き下げます」と案内されています。
その他に
「車両保険の補償範囲」が225万円→200万円に下がっているのも2%程度のダウンになるようです。
反対に若干の上昇要因があり、それが
「人身傷害車外事故特約の補償拡大」です。
支払い対象となる事故が「自動車事故」から「交通用具事故」に拡大されますが、「交通用具」とは、自動車の他に、自転車、車椅子、ベビーカー、歩行補助車、電車、ロープウェー、航空機、船舶、エレベーター、動く歩道等が含まれます。要するに補償範囲が拡大するのですが、それに伴って保険料も上がります。補償範囲が広がれば保険料は上がるということでありがたがってばかりもいられません。まあ万一のためで時代に合せたのでしょう。
8年乗ったクルマになんか車両保険はいらないだろうというご意見もありそうですが、BMWはちょっとした修理でも大きな金額が請求されます。バンパーをへこませて60万円、フロントウィンドウに石が当たって30万円を支払っていて、車両保険に助けらたアスパラですからとても外せません。
まだ内容を十分には理解していませんが概ね前年並みということなので、ご提案通りに契約いたしましょう。
Posted at 2022/09/14 20:23:14 | |
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