
先日「
生活改善を目指して 」とお掃除ロボットを購入したことをご報告いたしました。最後に「セッティングか大いに心配」と書きましたが、あれから2週間大いに奮闘いたしました。
当然、まずは取扱説明書に沿って進めますが、取説の中味は「設置場所のご注意」と「稼働後のお手入れ」がほとんどです。肝心なのは「iRobot Homeアプリをダウンロードして、ご自宅のWi-fiネットワークに接続する」とあっさり書かれている部分でした。
iPhoneにまずアプリをダウンロードします。後はアプリの指示に従って進めていきますが、これがドキドキです。特にWi-fiネットワークに接続なんてところは久し振りにパスワードが必要だったりして、覚悟していたからまだしもでしたが、大いに緊張します。
アプリによる設定ではまず一番に、掃き掃除機ルンバと拭き掃除機ブラーバに名前をつけろと言ってきます。悩みましたがここは松坂桃李、戸田恵梨香夫妻からお名前をお借りして、ルンバは「桃李」、ブラーバは「恵梨香」と命名しました。

掃き掃除機 ルンバj7+ 桃李君

掃き掃除機 ブラーバm6 恵梨香さん
ところがさっそく計画が破綻しました。拭き掃除機恵梨香さんを掃き掃除機桃李君と並べて居間に置くつもりでしたが、拭き掃除機は絨毯には登れないという基本を知りませんでした。絨毯の上に充電ステーションを並べようという計画はあっさり破綻して、仕方がないので恵梨香さんのホームポジションは私の寝室に移動していただきました。なんだか夫婦仲を切り裂いて奥さんだけをアスパラの寝室に連れこんだようで、いささか聞こえが良くありません。
いよいよロボット君達に掃除を始めて貰いましたが、最初はまあどうにもならないくらいおバカです。桃李君は居間の中の同じところばかり何度もクルクルして、寝室や書斎に一向に向かいません。そのまま充電ステーションに戻って清掃完了となりました。恵梨香さんも充電ステーションが見つからないと立往生して泣いています。もうこのバカさ加減は愛らしいくらいです。
仕方ないので2回目からは進路に立ちふさがり、桃李君を蹴飛ばして廊下に誘導しました。もうつきっきりの指導です。
手がかかりましたが、ロボットは段々と威力を見せてきます。3回目の掃除が終わると自分で地図を作り上げてアプリに表示してきました。

この写真はカタログの転載で、アスパラ家ではありません。
部屋の境界を微調整する、部屋に名前をつけるなど細かい作業はありますが、これでほとんどセッティングは完了です。
あとは好みにより、掃除するタイミング、範囲などを、きめ細かく設定できます。
メンテナンスですが桃李君は掃除してステーションに戻ってくると、機内のゴミをもの凄い音でダストボックスに吸い上げているので、ゴミの始末は不要です。恵梨香さんは拭き掃除をウェットでやるかドライでやるか、取付けるぞうきんで切替えていますので、ぞうきんの手入れだけは必要です。
いやぁ、ロボットを導入したらガラッと生活が変わりました。自分がやるのではないから、ほとんど毎日掃除させています。テニスに出かけた後にスタートするようスケジュールは設定したので、時間になると桃李君が掃き掃除を初め、それが終わると自動的に指示が飛んで恵梨香さんが拭き掃除を始めます。二人の下男下女を抱えたようで、まさに王侯貴族の気分です。外から帰れば毎度家がピカピカで待っているなんて、なんとも言えない贅沢な気分です。
どんどん賢くなるのか、アプリから「Siriを使って音声操作しませんか」と提案がありました。iPhoneのSiriを活用しようという提案です。台所仕事の後にiPhoneに向かって「Hey Siri キッチンを清掃して」と伝えると、寝室から恵梨香さんが台所にやってきて、床拭きをしてくれるようになりました。なんという世界だろうか。
ロボット掃除機なんて珍しいのかと思っていましたが、たくさんの親戚知人から「うちも使ってるよ」と言われました。こんなに便利なものだとは知らずに、時代の流れに乗り遅れていました。昔の「三種の神器」ではありませんが、強力な助っ人であり家事の必需品だと思います。
導入まで長いこと悩みましたが、時代の変化を強烈に教えてくれる有益な買物でした。
生活レベルがうんとアップしました。
Posted at 2022/09/18 15:28:30 | |
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