
先日写真展に出展してみたら、写真にかける先輩達の情熱に圧倒されてしまいました。
取り組み方が半端ではありません。
なかなか私の生活パターンとはかけ離れていますが、少しは見習わなければいけないと反省し、昨日(3月22日(水))は撮影ポイントの下調べに行きました。
その場に立ってから考えるのではなく、事前によく知り、構想を描き、準備してその時を待つということで、きちんとした作品を作るためには、下調べはきわめて重要と感じました。
桜の便りも聞こえてくるので、いよいよ忙しくなりそうです。
今回下調べの最重点は身延山。
山の中なのに意外に早く咲くそうです。
本番は、日の出前が勝負になるそうで、今日は場所をよく頭に入れておこうという趣旨です。
しかし、身延山に行くのであれば、ついでに寄りたいところがあります。
清水吉原(しみずよしわら)という、雲海と朝焼けと富士山の人気撮影スポットです。
帰りは、本栖湖からの富士山も確認しようという、少し欲張った計画です。

上図が昨日のコースです。
沼津→富士川SA→清水IC(東名高速)
清水IC→清水吉原(県道75号清水富士宮線)
清水吉原→身延山(国道52号富士川街道)
身延山→本栖湖(国道300号本栖みち)
本栖湖→白糸の滝(県道71号富士宮鳴沢線)
白糸の滝→裾野(県道72号富士白糸滝公園線、国道469号富士南麓道路)
変化に富んだ楽しい道で、撮影の下調べだけではなく、走りも存分に楽しめます。なかでも「本栖みち」と「富士南麓道路」は絶品です。
遠景はかすんでいるものの、富士山はしっかりと姿を見せていました。

富士川SA下り線
そうなると素通りするわけにも行かず、定番ですが富士川SAから富士川越しの富士山を撮ります。

上り線側の「富士川楽座」には、観覧車ができました。
富士山が見える日は、なかなかよろしいでしょう。
東名を清水ICで下りて山側に向かうと、ほどなく新清水JCTの下に出ます。

新東名 新清水JCT
天空を道路が走っている現実離れした世界です。
その下をくぐり抜けてさらに山に向かい、最後は茶畑の中の農道を上がってたどり着いたのが

清水吉原
雨が上がった次の朝には雲海が立ちこめる確率が高い有名な撮影スポットです。これで場所は覚えたので、いつか雲海を狙いましょう。

よく見ると、中部横断自動車道の建設が進んでいます。
便利になるでしょうが、景色も変わりそうなのが心配です。
県道75号清水富士宮線から国道52号富士川街道に出て、身延山を目指します。

身延山 祖師堂

山門から、ここに来るまでの参道は厳しい階段ですが、

年寄りのアスパラは裏の駐車場までクルマで上がり、斜行リフトの世話になりました。

名物枝垂れ桜は、開花間際の蕾かと思いましたが、

片隅には、開花している枝もありました。
よしっ、アスパラが身延山の開花宣言を出しましょう。
満開は3月30日頃でしょうか。
帰りは、国道300号本栖みちを、夢のように気持ち良く駆け抜けました。
先日伊豆スカイラインでの反省から、カーブでの減速をぎりぎり待って強めに、旋回速度はしっかり抑え、立上りはアクセルをしっかり踏み加えとやってみると、とてもいい調子をつかめました。
旋回速度を抑えても、通り抜けは決して遅くならないのです。

本栖湖 中ノ倉峠展望地入口 民宿浩庵前
前日の冷え込みで、とてもいい具合になっています。
確かに、ここを知らずして富士山撮影を語れないというのは納得しました。
ここから30分、さらに山道を登ると、もっと湖面が広がって、条件が良ければ(年に数日)逆さ富士が見られるそうです。
前半は撮影の下調べ、後半はActive Hybrid 3の走りを堪能と、中身ぎっしりの一日でした。

沼津・清水間は東名を使っているものの、あとは一般道路で、それでも平均速度47.6km/hですから、如何に楽しく走っているかおわかりいただけるでしょう。因みに飛ばしすぎないようにスピードリミッターもかけています。

オマケの報告ですが、出がけに荷物を持ちすぎて、カメラが入ったバッグを肩からコンクリート床に落としてしまいました。
その結果、ご覧の通りレンズフードが破損。カメラに異常は見られないので、このフードが壊れて衝撃を吸収してくれたのでしょう。
そう考えれば不幸中の幸いです。
代品はさっそくポチりました。
Posted at 2017/03/23 17:20:22 | |
トラックバック(0) |
富士山 | クルマ