
先輩に誘われ近所の写真サークルに入れていただき、さっそく10月20日(金)から1泊で、志賀高原へ撮影旅行に出かけました。
メンバーは私を含めて6名。2台に分乗していきますが、トヨタのC-HRとプリウスPHVという、なかなかこだわりのあるクルマ達でのお出かけです。今回ActiveHybrid3にはお声がかかりませんでしたが、おかげさまでアスパラは、徹底的に撮影に集中できました。今回に備えてトレッキングシューズだって買い込んでいます。
集合時間は朝5時。4時40分に家まで迎えに行くよと言っていただきましたが、これはたいへんなことです。隠居暮らしに馴染んで、普段は8時過ぎに起きていますので、私にとってこんな早起きは一大事業です。
それでも、お迎えの到着までにきちんと整えて、なんとか出発することができました。
今回のコースです。

沼津→東名→富士→国道139→甲府精進道路→甲府南→中央道→長野道→上信越道→信州中野
信州中野ICから志賀高原に向かいます。

今夜の宿舎、湯田中温泉を左に見ながらどんどん山を登ります。最初に蓮池近辺で撮影した後、さらに登って渋峠から日本国道最高地点まで行く予定です。
自分でクルマを走らせていると、走ることと撮影のどっちつかずになりがちですが、今回はそんなことありません。しっかり撮影に集中です。
初めは志賀高原の入口、蓮池近辺からです。

蓮池近辺
9時30分に撮影開始。最初のポイントは、澗満滝(かんまんのたき)展望台からです。

澗満滝(かんまんのたき)
流れる霧を入れて撮ってみました。雨上がりの高原は霧がかかり、刻々姿が変ります。ちょうど滝が見えたタイミングに撮りました。
続いて、志賀高原の有名撮影ポイント 一沼(いちぬま)と琵琶沼です。
ここでは1時間半かけて、じっくり撮影することになりました。
先輩方は、細かい注意なんかしてくれませんが、姿勢とか雰囲気とか伝わってくるものがたくさんあります。

一沼
霧が流れて、この距離でさえ全く見えなくなったり、急に霧がどいてクリアーになったり、刻々と景色が変ります。どのタイミングを捕まえるか、ワクワクしてきます。

蓮の紅葉(一沼にて)
この狙い方は、先輩がアドバイスしてくれたもので、おかげさまで私の引き出しがひとつ増えました。

琵琶沼
この辺では一番大きな池です。霧がうまい具合に向こうの道路を隠しています。霧が動くのを楽しんでいます。
次は蓮池地区を離れて、渋峠に向かいます。

平床付近
アスパラは白樺とダケカンバの区別がつかないのですが、これは多分ダケカンバでしょう。
向こうの山肌をどのように切り取ろうかと悩みました。いろいろ考えた結果ですが、ちょっと気に入っています。

のぞき
有名なポイントです。今回は霧が流れていて苦労しますが、雰囲気はその分出ます。
ここで写真を撮っていると地元の愛好家らしき方が、この先がもっといいよと道案内してくれました。ありがたいことです。

とてもいいポイントです。たくさん撮ることができ、来て良かったとみんなで喜び合いました。
その後は、渋峠を越えて日本国道最高地点まで行きましたが、すっかり雨が落ちてきて、早々に引返します。
木戸池まで戻ってきて、先ほどは霧であまりうまく撮れなかったが、念のためもう一度と立ち寄ってみたら、条件がどんどん良くなってきます。

木戸池
霧の流れ、光線の具合がどんどん変わり、それにつれて映りこみも変化しますので、これはおもしろい。ちょっと東山魁夷風に撮れました。

木戸池
ダケカンバの映りこみと空の青を欲張りました。
再び蓮池まで下りたら、もうここは霧の中です。

蓮池
この写真ではまだ建物が見えますが、すぐにまったく見えなくなりました。

蓮池の紅葉
湖畔の紅葉も押さえておきます。

丸池
もう少し下がった丸池も、有名な撮影ポイントですが、しっかり霧がかかっています。
それなりに幻想的な絵になりました。
どんどん条件は悪くなるので、これにて撤収し、湯田中温泉の宿に向かいました。
次の日(土曜日)も、盛り沢山に志賀高原の周遊計画が入っていましたが、雲は厚い上に雨予報で、昨日以上の絵は望めないとあきらめて、土産店めぐりに変更です。
帰り道は、一宮御坂ICから河口湖に出て、ほうとうを食べて帰りました。
ほうとう不動

店内は古民家風です。

ほうとう ¥1,080-
ほうとうなんてつまらないと、何故か長いこと偏見を持っていましたが、考えが改まりました。おいしかったです。
今回は、初めての泊まり込み撮影旅行だったので疲れましたが、とっても勉強になりました。いままでと少し違った写真が撮れたかなと思っていますが、いかがでしょう。
風景写真の入口を覗いた程度ですが、いい場所にいいタイミングで行くことが、極意なんだろうと感じます。刻々変る景色というものにも、すごく惹かれました。
撮影ポイントに詳しい先輩達にリードいただいて、すばらしい経験になりました。
Posted at 2017/10/23 20:33:10 | |
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