
何かおもしろいアクセサリーがないかとネットを徘徊していたら、いいものを見つけました。
おわかりいただけますか。スマホホルダーです。
スマホをクルマに固定したいと思っても、簡単に取付けられて、かつ見映えが良いというものは、なかなかありません。
エアコンの吹き出し口に差し込むものが主流の中で、これはCDの挿入口を使うというものです。
タイトル画をご覧ください。
右側がスマホを取付けるところで、上のボタン押すとワンタッチで開いて、スマホを取り出せます。
スマホを下の台に載せて、左右から押してスマホを挟みます。クッションが付いていているので、いい感じでホールドしてくれます。
左側の部分がCD挿入口に差し込む足です。

裏面から見た写真
つまみを回すと、4つある足の中2つと外2つが上下に分かれていきます。これで挿入口に突っ張って固定されるという仕組みです。

設置状況
さっそくつけてみたら、思った以上にしっかり固定され、ぐらつくことはありません。
エマージェンシーランプのボタンが多少押しにくくなるものの、ほとんど問題ない程度です。
こんなものをつけたいと思った理由は、この画面のように「G-Bowl」を走りながら見たいからです。
G-Bowlについてはホームページには次のように紹介されています。
「G-Bowlは免許取りたてからモータースポーツ競技まで幅広く運転技術向上を目的としたトレーニングツールです。 運転中に発生する G に着目し、それらを複合的にコントロールすることにより運転技術が向上します。」
アスパラもブログに「G-Bowl」というカテゴリーを作って、何回か紹介していますが、詳しくは「
G-Bowlアプリ 」をご覧ください。(なおG-BowlはiPhone対応のみで、Androidには対応していません)
加減速と旋回時の加速度(遠心力)を「見える化」してくれますが、iPhoneそのものが測定器なので、iPhoneに正しく力が伝わらなくては、意味がありません。
設置方法として、床に置いて、マットを上からかぶせて動かないようにするのが、一番いいなんて紹介されています。

アスパラは、いままで助手席のシートに挟み込んで固定していました。
しかし、これでは運転中に見ることはできません。
このカーブで遠心力を0.4Gに抑えるには、何キロで走れば良いのかなんて、やりながら体で覚えるのが一番です。
ですから曲り終わった時に、いまのカーブはどうだったかと、その場で確認したいのです。
計測中はスマホ画面が点灯しっぱなしなので、給電もしています。
いかがですか。視認性も良く、満足いく設置ができたと思います。
さて、それではさっそく試しに行きましょう。
カーブの多い道を選びました。

①三島農道(秘密のトレーニングコース) 三島→函南町
②熱海街道(県道11号熱海函南線)函南→熱海峠
③十国線 (県道20号熱海箱根峠線)熱海峠→湯河原峠
④湯河原パークウェイ(伊豆箱根鉄道有料道路) 湯河原峠→奥湯河原
⑤椿ライン (神奈川県道75号湯河原箱根仙石原線)奥湯河原→大観山→箱根町
⑥国道1号線 箱根町→箱根峠→三島
どうですか。これでもかとばかり、峠道を繋いでみました。
以上のコース76kmを休憩込み2時間21分で楽しんでいます。(出発16時26分、帰着18時48分)

アスパラの秘密トレーニングコースである箱根西麓の三島農道
この日もクルマは全然通りません。

旧熱海街道 県道11号熱海函南線にて
どうです。コックピット感が出ていませんか。iDriveモニターは主画面に出力計、トルク計を表示して、サブ画面を地図にしています。
フロントガラスの向こうの道路上にヘッドアップモニターが速度とナビを表示しています。
これにG-Bowlが加わって、加減速・旋回Gを表示しようというのです。これはわくわくします。
さて、走り終わればG-Bowlによる記録が手元に残ります。
GPSの地図とともに、どのカーブをどのように減速、旋回、加速したか、すべて数値でしっかり突きつけられます。あまりにひどい内容でみっともないので、公開することは控えますが、それぐらい現実を直視させられます。でも、自分の走りをきちんと知っておくというのは大事なことです。
2年半前にG-Bowlを購入しましたが、それからは繰返し反省しては少しずつ改善しています。旋回Gがしばしば0.6Gを超えていたものを、今ではほぼ0.4G以内に収めています。カーブ出口の加速も自分ではそれなりと思っていたのを全否定され、なるほどこういう加速かと覚えました。残っている中で最大の課題は進入時の減速です。エンジンブレーキだけではとても足りないので、フットブレーキの使い方を体得しろということのようです。
いつもG-Bowlとにらめっこでは疲れてしまいますが、ここにスマホを立てれば「ハイドラ!」にも便利に使えます。
ひとつおもちゃが増えましたすが、これがリスクとならないように、安全には十分配慮いたします。
Posted at 2018/08/21 16:59:03 | |
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