
一昨日(7/22(月))は、写真クラブの7月撮影会でした。
長野県霧ヶ峰にニッコウキスゲを撮りに行きました。
それにしても、久し振りの遠出です。すっかり引き籠りになっていて、県外へのドライブはいつ以来でしょう。
出かけなかった原因は、主にウィンブルドンテニスと大相撲でしょう。
ウィンブルドンは大坂なおみ選手が1回戦敗退で残念ですが、錦織圭選手はいつになく順調な試合運びで良かったです。それでも錦織君の5試合すべてをきちんと見てしまったのでたいへんです。負けたフェデラーとの試合は、錦織君の調子が良かっただけに、これで勝てなければどうすれば良いのかと思っています。実はジョコビッチ対フェデラーの決勝は、録画したのにまだ見ていません。余程心して見ないと気持ちがついていかないのではと恐れています。
大相撲は、15日間とも幕内すべての取組につき合っています。ですから15日間x2時間=30時間を消費しました。4大関休場の寂しい場所ですが、友風、炎鵬、照強といった若手の活躍があり、これはこれでしっかり楽しめました。
ラケットを買替えたテニスだけは入れ込んでいたものの、1ヶ月以上も写真は撮らないクルマも走らせないという怠け者生活でした。
そんなときにありがたいのが撮影会です。うちのActiveHybrid3は人気者で、強く出動要請をいただきますのでアスパラは休む訳にも行きません。
今回も朝5時に集合して長泉町を出発。白樺湖経由で霧ヶ峰へ向かいました。

7/22(月)の行程 (7名参加)
クルマは2台(プリウスPHV、BMW ActiveHybrid3)
行程
長泉町→新東名→西富士道路→富士宮道路
→甲府精進道路→中央道→諏訪南IC
→八ヶ岳エコーライン→大門街道
→白樺湖→ビーナスライン→
①富士見台
→ビーナスライン→
②車山肩
→ビーナスライン→
③白樺湖
④女神湖
→ビーナスライン→蓼科→メルヘン街道→
⑤御射鹿池
→原村→諏訪南IC→中央道
→甲府精進道路→富士宮道路→北山IC
→富士南麓道路→裾野→国道246号
→長泉町
帰りは富士宮市内の渋滞を避けて、富士南麓道路で裾野に逃げました。
全行程:395km 40円 x 395km = 15,800円
通行料
長泉沼津→新富士 700円
甲府南→諏訪南 1,630円
諏訪南→甲府南 1,630円
会費 (15,800 + 700+ 1,630 + 1,630) X 2台 / 7名
= 5,600円
クルマの提供者には、1kmあたり40円(ガソリン代込)が支給されます。今回のような遠出になると、結構な金額です。
通行料等の実費も加算して、それを人数で割ると1人あたり¥5,600-という会費になりました。

肝心の撮影地は次の通りです。
①ビーナスライン 富士見台
②車山肩(くるまやまかた)
③白樺湖
④女神湖(めがみこ)
⑤御射鹿池(みしゃかいけ)

今回のメインターゲットは「霧ヶ峰」です。

白樺湖からビーナスラインに入ると、霧ヶ峰までの区間で運が良ければ八ヶ岳の稜線横に富士山が見えます。
これは、とにかく見ましたよという証拠写真です。
心配していた雨も大丈夫で、我らの行いの良さだと豪語していました。
①ビーナスライン 富士見台

ビーナスラインの富士見台は、富士山を望む展望台で大きな駐車場がありますが、道路を挟んだ反対側の山がニッコウキスゲの群生地です
奥に見える山は蓼科山。ニッコウキスゲはきれいに咲いていますが、作品にするのは難しい被写体です。

きれいに咲いている期間が短いので、傷んだ花がすぐに画面に入ってしまいます。
また、風に揺られてユーラユラなので、しっかり止まるタイミンクが難しいです。こちらの花を止めると隣が揺れているという具合で、難儀します。
②車山肩(くるまやまかた)

次は、少し先に進んで車山肩。
駐車場の周りも、一面のニッコウキスゲで期待できます。
もう夏休みに入り、林間学校の生徒がバスで大量にやってきました。彼らはここから車山山頂を目指します。

車山肩からの景色
左が蓼科山。ドームがあるのが車山山頂。ドームは気象レーダー観測所です。

コロボックルヒュッテ
このヒュッテの裏にテラスがあり、のんびり珈琲を飲みながら車山や霧ヶ峰湿原を眺めるのは、至高の喜びだそうです。
山男達には有名なヒュッテだそうですが、帰ってきてから教えてもらいました。
せかせか写真ばかり撮らずに、ゆっくりコーヒーを味わう余裕が欲しいですね。次回はゆっくり立ち寄りましょう。

群生地の周囲には電気牧柵が巡らされています。ニッコウキスゲを鹿に食べられないようにと、ここには電気が流れています。

きれいな景色を写真に撮っても、この電気牧柵が邪魔になります。これではちょっと作品にはなりません。

電気牧柵の間から覗いて撮影します。これが限界です。
ニッコウキスゲの撮影はこれにて切り上げて、別の被写体を探します。
③白樺湖

池ノ平ファミリーランド前の池にて撮影。
花の名前を知らずに撮影しましたが、帰ってきてから「アサザ」だと教えてもらいました。アサザは貴重な植物とのことで、急に写真の価値が上がったような気になります。
④女神湖

昼食は女神湖近くの「BELL」にて。洒落たレストランです。

話が弾む、F先輩とK長老ご夫妻。
撮影旅行は、こういう時間も楽しいです。

「BELL」のメニュー
宿泊もできるそうです。

私が食べた「蓼科牛のカレー」です。(¥1,200-(税込))
コクのある辛口カレーでした。

クルマに乗らず写真を撮っているので熱心なことだと感心したら、鍵を持ったアスパラが戻って来ないから、クルマに乗れないのでした。
いい絵を撮れるようにと、F先輩が色々と悩んでくださったのですが、この辺から雨脚が強くなってきました。
もう帰ろうよ~とアスパラは駄々をこねましたが、実はそこからが勝負時でした。
⑤御射鹿池(みしゃかいけ)

着いたら結構な雨です。有名な映り込みはまったく無理なので、クルマから降りないメンバーもいました。
アスパラだって不承不承カメラを持って、やっと見に行きましたが、おやっ、森の後ろがとても雰囲気が出ています。

これは良さそうだと心を入替えて、大慌てでクルマに戻って単焦点レンズに交換して、三脚を担いでもう一度撮りに行きましたが、その間にすっかりガスがかかってしまいました。粘りながら、雰囲気を出そうと悪戦苦闘していますが、まだまだ経験不足です。
F先輩、O先輩は、絶好のチャンスだからもっと粘りたかったようですが、弱虫達がクルマに引き上げたので、未練を残しながらも、あきらめて帰途につきました。申し訳のないことでした。
悪天候さえもチャンスにしなければ、良い写真は撮れないとわかったのが、今回の収穫です。
雰囲気のある写真を狙うのであれば、雨具等の装備を調え、強い気持ちを持って、じっくり自然に向き合いたいものです。だけど正直言えば「雨はツラい」です。

7/22(月)の走行記録
出発時刻: 5:01
帰着時刻:17:38
走行距離:385km
(もう1台の計測は395kmでした。ActiveHybrid3はタイヤを新品に交換したばかりなのでまだタイヤ径が大きいのでしょう)
今回の撮影旅行は良い勉強でしたが、作品になるような写真は撮れませんでした。
Posted at 2019/07/24 13:20:15 | |
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