
緊急事態宣言が全国に拡大した途端、呑気に構えていた静岡県でも、多くの施設が一気に休業になりました。
テニスコートもスポーツジムも閉鎖され、そこに通っていたアスパラは否応なくステイ ホームです。パソコンの前に座っている時間が増えました。
そんなときに、本屋で目に留まったのがこれです。前から気に留めてチラチラ立ち読みしていたものですが、Adobe(アドビ)の動画編集ソフト「Premiere Elements(プレミア エレメンツ)」の解説本です。
愛車ActiveHybrid3にドライブレコーダーを付けたのは5年前ですが、走行中の画像をあとから見るのは殊の外に楽しくて、最初は録画した中から気に入った場面を静止画で切り出していましたが、そのうちやっぱり動画を編集したくなります。
なにを編集するかと言えば、
①ドライブレコーダーの記録が3分ごとになっているので、それをつなぎ合わせる。
②前後の不要部分をカットする。
③中間の冗長な部分をカットまたは早送りにする。
④必要なら画面に解説のテロップを入れる。
⑤タイトルを付ける
といったくらいでしょうか。
これらの作業をするソフトを探したら、マイクロソフトが提供する無料ソフト「Windows ムービー メーカー」というのを見つけました。初心者にとってはこれで十分で、長らく愛用しましたが、さすがに古臭くなったのでしょう、マイクロソフトも提供を中止してしまいました。
画像の中の見せたくないところにマスクを付けるとか、聞かせたくないところの音声を消すとか、もっとやりたいことも増えてきたので、さらに使い勝手の良いソフトが欲しくなりました。
画像処理ですから、やはりAdobe社が世界の標準でしょう。Adobeは画像編集ソフトとしてPremier(プレミア)を用意していますが、これにはPro(プロ)とElements(エレメンツ)の2種類があります。Proはその名の通り、動画編集を商売とする方が対象ですから、私ら程度ではElementsで十分です。
折角できたヒマですから、この際は手のかかる勉強にチャレンジしてみようと、「今すぐ使える かんたんPremiere Elements 2019」を遂に買い求めました。付録のDVDに30日間使える体験版ソフトも入っています。
解説本は買いましたが、ここからがたいへんです。ソフトを勉強するのですから、最低限でも体験版をインストールしなければ意味がありません。でも体験版をインストールしても、30日以内にライセンスを購入して認証手続きをしなければ、結局勉強したことが役に立ちません。「エ~イ面倒くさい」と退路を断って、初めからソフトを購入しましょう。

ソフトはAdobeのサイトで売っています。おやおや買ってきた解説本は「Premiere Elements 2019」のですが、ソフトは既に2020がリリースされています。古い本を買ってしまったのかと調べたら、2020の解説本はまだ出ていません。まあ、大した違いは無いでしょう。
ただ、右側を見ると写真編集ソフトPhotoshopとのバンドル版も用意されています。アスパラはPhotoshop 14という旧バージョンを使っていますので、バンドル版ならアップグレード版を18,800円を購入できそうです。持っていないElementsの単独版17,800円に1,000円追加するだけでバンドル版になるなら、この際Photoshopも最新版にしてしまいましょう。
購入手続きをして、ライセンスを取得して、2つのソフトをダウンロードしてと、簡単に書きますが、途中で何回もエラーで立往生しており、もうたいへんなことでした。
実は動画編集ソフトを走らせるには、パソコンに大きな負荷がかかります。ドライブレコーダーの画像を「ムービーメーカー」で処理し始めた頃は、前に使っていたパソコンだったので度々フリーズしました。それが引き金になって4年前にパソコンを買替えました。その時の顛末は「
パソコンの買替え 」で、ご報告しています。
写真編集が主目的での導入でしたが、スペックオタクのアスパラが動画編集まで視野に入れたため、思い切った仕様になり高い買物でした。

CPUはi7、主メモリーはなんと32GB、ストレージは512GBのSSD、データー保存用HDは3TB、グラフィックボードはQuadro K620です。まあ、やれることはやったというレベルです。
ところがPremiere Elementsをインストールしたら、グラフィックボードに問題があると英文のアラートが出てきます。「ドライバーが旧い」とか言っているようで、ソフトが遮断されてしまいます。

あらあらたいへんと、グラフィックボードメーカー(NVDIA)のダウンロードページにアクセスし、我がマシンに使われているボードを一生懸命探して、やっとの思いで最新ドライバーに更新できました。これでやっとのことPremiere Elements 2020が立ち上がりましたが、いや~びっくりしました。いままで他のソフトでグラフィックボードをチェックされたことなんかありません。さすが本格的な動画編集ソフトです。

Premiere Elements 2020の画面
解説本を片手に順番に勉強していますが、たいへん難渋しています。まず本に書いてあることが分からないのです。うまく進まなくて血圧が上がります。
要は慣れの問題でしょう。うまくいかないなりに試していると、段々にソフトのくせを飲み込めてきます。早く自分のツールとしてストレス無く使えるようになりたいですが、まだまだ時間はかかりそうです。
まあヒマつぶしですから、それもまた良しでしょう。
Posted at 2020/04/20 23:09:09 | |
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