
一昨日(8月27日(木))は、所属する写真クラブの撮影旅行でした。
先月7月は、長雨のため撮影予定地の安全が懸念される事態となり、やむなく延期しましたので2ヶ月ぶりです。
ただコロナが心配ですから、お隣の山梨県くらいにしておこうと、今回は河口湖周辺にしました。
アスパラは2つの写真クラブに入っていますが、一つは名人級ばかりのクラブで、こちらは一緒になんか撮影に行きません。撮りたい写真が違うから、他人と一緒ではいろいろ我慢することになり、そんなのまっぴらごめんということです。なにしろ深夜から早朝にかけて撮影し、良い写真が撮れるまで何日でもクルマに寝泊まりするなんて強者もいます。
もうひとつのクラブは対照的に、月に一度みんなで仲良く撮りに出かけています。ビギナーのアスパラには、これがなんともありがたいのです。
何故なら、
①とにかく月に一度は撮りに出かける。
出かけなければ、良い写真は撮れません。
②先輩から良い撮影地を教えてもらえる。
何月にはどこに行って何を狙うなんて、初心者には分かるものではありません。
③他の人の撮り方を見られる。
先輩の背中に立ってみると、こんなものをこんな風に狙うのかと感心します。
また女性達は目の付けどころが違い、我々ではなかなか気づかないものを狙います。

8月27日の行程図
長泉町→国道246号→御殿場→国道138号→須走IC
→東富士五湖道路→山中湖IC→
①花の都公園
→山中湖 平野→旭日丘→忍野→
②忍野 桂川
→国道138号→
③鐘山の滝
→鐘山通り→
④明見湖(あすみこ)
→西桂→国道139号→
⑤田原の滝
→富士吉田→河口湖→国道139号
→道の駅 なるさわ→県道71号→
⑥青木ヶ原樹海
→朝霧高原→白糸の滝→富士宮道路
→西富士道路→新富士IC→長泉沼津IC→長泉町

出発: 4時58分
帰着:16時48分
走行距離:180km
【①花の都公園】
開園前でしたから、門の前にある花畑で撮影しています。

コスモス

ひまわり
その後、山中湖を一周しましたが、天気が崩れて富士山はろくに見られません。
ここは空振りです。
【②忍野 桂川】
忍野しのびの里の駐車場にクルマを置いて、道の反対側の桂川に出ます。

桂川は、山中湖から流れ出し、忍野の湧き水も加わって流れてきます。

冷たい流れに陽が射すと湯気が立ち、光芒(こうぼう)が現われます。

女性メンバーが狙っていた構図をマネしてみました。
アスパラだと、こんなところはなかなか狙いません。
【③鐘山の滝】
先週22日(土)にも立ち寄っている鐘山の滝に、また来ました。
今回はしっかり写真を撮ります。

滝壺に、うんと近寄りました。
途中は濡れた崖を辿っていくような危ないところで、無茶をするなとメンバーから叱られました。
どうもカメラを持つと、無理をしがちです。気をつけましょう。

滝だけではなく、そこから流れ出る渓流にも魅力があります。

オゾンたっぷりの、水気溢れる渓谷です。

いまは水量もたっぷりあって、迫力ある流れが撮れました。
【④明見湖(あすみこ)】
次は、富士吉田市民の憩いの場と言われ蓮の名所である明見湖です。
しかし、もうかなり遅かったです。

やっと咲いているところを見つけました。

一応これが収穫です。
騙されて見に行っても、ほとんどありませんよ。
【⑤都留 田原の滝】
ここまで来たのだからと、都留市にある松尾芭蕉ゆかりの田原の滝に初めて行きました。

元々あった柱状節理をそれらしく再現していると言いますが、下部は人工の構造物です。
後ろを富士急大月線の電車が走っています。
【⑥青木ヶ原樹海】
最後は青木ヶ原に行って、樹海の中を彷徨いました。

鬱蒼とした森の中は、冷ややかな空気が流れていて、もう別世界です。

青木ヶ原樹海は自殺の名所としても有名ですが、自分の人生を終わろうと考えた時に、この場所を選ぶというのは、ちょっと分かる気もします。
ただ地元には迷惑なことですから、それは止めておきましょう。
実りの多い撮影会でした。9月以降は気候も良くなるので、これからが益々楽しみです。
Posted at 2020/08/29 17:56:31 | |
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