
昨日(4月28日(水))、またも新しい道を走ってきました。
神奈川県道731号「はこね金太郎ライン」が開通しました。「グッと箱根が近くなる!」というキャッチフレーズです。
こんな道を作っていたなんて、正直全然知りませんでした。東名大井松田ICから県道78号御殿場大井線を走ってきたら、足柄峠の手前矢倉沢から金時山の下をトンネルで抜けて箱根仙石原に至る道です。箱根に登るには小田原からの国道1号と、御殿場からの国道138号(乙女トンネル)の間には、一般が利用できるような道は無かったので、これは使えそうです。
ネットニュースで4月28日午前10時から一般供用開始と伝えられたので、お天気は悪かったですが、連休になれば混みそうですから、頑張って開通初日に行ってみました。どんな道かと興味津々です。
朝寝坊のアスパラですから、例によって午後からの出動です。それでも南足柄市に行くのであれば、せっかくですから大雄山最乗寺にも立ち寄ります。古いお札を納めて、新しい「交通安全、事故防止」のお札をいただきます。結婚してからアスパラ奥様のお母様が、毎年ずっとうちのクルマのお札までいただいてくれていました。アスパラの運転がそれほど心配だったのかもしれません。そのまま40数年、うちのクルマは大雄山のお札が続いています。
【大雄山最乗寺】
それにしても、いまの時期だと大雄山は緑が溢れています。
大雄山のHP には「溢れる自然、老木茂り、霊気満山に漲る」と謳っていますが、誇張した表現ではありません。まさに心を洗われる雰囲気です。

いつ来ても、癒やされる場所です。
【はこね金太郎ライン】
それでは、いよいよ「はこね金太郎ライン」に行きましょう。
東京新聞の記事 から拝借

大雄山をあとにして足柄峠方面に向かえば、「夕日の滝」がある矢倉沢で分岐します。

15時42分に入りました。
入口はセンターライン付の立派な道です。

開通直後ですから舗装もきれいですが、すぐにセンターラインは無くなり1.5車線の道路になります。
対向車との交換は問題ありませんが、慣れてないクルマが勢いよく突っこんでくるのは恐いです。

アスパラも比較的ハイペースで登っていましたが、もの凄い勢いの軽四輪が後ろから迫ってきました。
交換スペースに待避して、(素直に)道を譲ります。
こんなところでムリをする必要はありません。

たちまち軽四輪はその前を走るクルマに追いついてしまいましたが、このクルマもあっさり道を空けてくれて、アスパラも続いて失礼します。

ところがそのまた前のクルマがいけません。決して遅いとまでは言いませんが、プライドが許さないのか進路を譲らずに必死に頑張ります。

頑張り過ぎるのでしょう、自分のペースが乱れてきました。対向車が来たら、手前の交換スペースで待てば良いものを、強引に突っこんでは大減速しています。
後ろに付かれるのは嫌でしょうが、ムリにペースを上げて逃げるより、さっさと進路を譲ってしまえば、あとは楽しくマイペースで走れるでしょうに。

長い時間にわたって意地を張っていましたが、やっと進路を譲ってくれました。
前が空いたら、軽四輪は飛ばすこと飛ばすこと。
アスパラは後ろを付いていきます。先頭に立って対向車との接触リスクを引受けるのはごめんですが、付いていくだけなら楽なものです。

金時隧道をくぐれば、すぐ国道138号線に出ます。乙女トンネル箱根側出口のすぐ下です。
16時01分、入口から10.9kmを18分12秒でした。
開通直後で見物のクルマが多かったですが、快適に走れました。ただし1.5車線で屈曲した道ですから、峠道に慣れていない方には結構つらいと思います。
タイトル画に注記が出ているように、「乗車定員11名以上の乗用自動車と最大積載量3トン以上の貨物自動車は通行できません」。つまり大型バスはいません。「国立公園など自然環境豊かな地域を通過するため、極力地形の改変をせず、既存の林道を活用して整備したため」と神奈川県のHPで説明していました。
仙石原から湖尻、元箱根、箱根峠を通り、国道1号線で長泉に帰ってきます。
大雄山でお札をお願いした以外は、人と接触していません。
楽しく走ってきたという、ご報告です。

4月28日の走行記録
Posted at 2021/04/29 15:19:54 | |
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