
たいへんご無沙汰しておりますアスパラです。
前回のアップは6月1日ですから、約50日ぶりのアップです。天気が悪くて降り込められたこともありますが、実はコロナに感染したりで散々でした。感染後は2週間くらい全ての約束をキャンセルして自宅謹慎しましたが、そんなことをしているうちにすっかり出不精になりました。
写真クラブの6月撮影会は6月19日(水)に山梨方面にアジサイを撮影に行ってますが、アスパラは自粛しました。前日一緒に宴会で大騒ぎした友人からコロナに感染していたと18日(火)に連絡がありました。アスパラはその時点ではまだ至って元気でしたが、狭いクルマに収まって撮影旅行に行くのはさすがに遠慮しました。これが大正解で、翌日20日(木)になったら熱が上がりだして、21日(金)にはコロナ陽性を宣告されました。長老ご夫妻も参加された旅行にコロナなんかを持って行かなくて本当に良かったと胸をなで下ろしました。
そういう訳で1回抜けましたが今月の撮影旅行は10日(水)に実施しました。うちのクラブの7月撮影旅行というと3年続けて霧ヶ峰だったので、今年は趣向を変えて中央アルプス木曽駒ヶ岳にチャレンジしようと計画しました。

木曽駒ヶ岳へは中央道駒ヶ根IC近くの菅の台バスセンターにクルマを置いて、その先は道が狭くて一般車は通行できないので専用シャトルバスでロープウェイのしらび平に行きます。そこからロープウェイで一気に千畳敷に上がるのですが、ロープウェイのおかげで初心者も高い山を楽しめるというのが魅力です。
ところが前日に確認したらロープウェイ休止というお知らせが出ています。シャトルバスのルートに崖崩れがあってそのためロープウェイも20日まで動きません。これではどうしようもないので、今年も霧ヶ峰に行くことにしました。

7月10日(水)の行程
長泉町→長泉沼津IC→新東名→新清水IC
→富士川街道(国道52号)→
①白鳥山森林公園
→富沢IC→中部横断道(無料区間)→六郷IC
→中部横断道(有料区間)→双葉JCT→中央道
→諏訪南IC→八ヶ岳エコーライン
→大門街道(国道152号)→白樺湖
→ビーナスライン霧ヶ峰線→
②霧ヶ峰富士見台
→車山肩→踊場湿原
→ビーナスライン八島線→
③八島湿原
→ビーナスライン霧ヶ峰線→
④白樺湖
→県道40号諏訪白樺湖小諸線→女神湖→
そば処 せんすい(昼食)
→蓼科スカイライン→
⑤御泉水自然園
→白樺高原→ビーナスライン(旧蓼科有料道路)
→蓼科→八ヶ岳エコーライン→
たてしな自由農園 原村店
→諏訪南IC→中央道→中部横断道→富沢IC
→国道52号→新清水IC→新東名→長泉沼津IC
→長泉町

出発 : 5時12分
帰着 :19時01分
走行距離:433km
いつもは山中湖、河口湖から御坂峠を越えますが、今回は富士川沿いに中部横断道を北上してみます。このルートだと新東名を新清水JCTまで西進して中部横断道に入るのが一般的ですが、手前の新清水ICで下りて富士川街道(国道52号線)に入ります。通行料を節約します。
ところが52号線に入ったらいい感じの霧が出てきたので「どこか良い場所で写真を撮って行きたい」ということになりました。
F先輩が白鳥山を推奨されます。
【①白鳥山森林公園】

富沢の手前で国道から右折して、隨縁カントリークラブというゴルフ場に沿って登って、さらにどんどん奥まで行ったところが白鳥山森林公園です。

クルマを降りてから展望台を目指します。「ここから300m」という表示に騙されて歩き出したら、自粛生活でなまったアスパラなんか、もう心臓がバクバクです。

苦労して辿りつけば、見事な景色が待っています。
F先輩以外はここは初めてで「良い場所を覚えた」とみんなで大満足です。

空の青さが印象的です。
富士山頂に雪があるように見えますが、これは笠雲です。
山梨県側は7月1日に山開きしていますが、静岡県側はこの日10日が山開きです。
笠雲が出ると天気が荒れると言いますがその通りで、静岡県側は10日と11日の2日間に多くの救助要請が出た上に3人が亡くなるという散々な山開きになりました。山は恐いです。
富沢ICから中部横断道に入りますが、ここから六郷ICまでは無料区間です。無料区間はクルマが多くて70km/hくらいの走りですが、六郷を過ぎて有料区間になるとクルマはまったくいなくなりました。高速道路の下に国道がきれいに整備されているからでしょう。
中央道を諏訪南ICで下りて八ヶ岳エコーライン、大門街道と抜けて白樺湖に向かうのは定番コースです。
白樺湖からビーナスライン霧ヶ峰線を走れば、程なく霧ヶ峰富士見台です。
【②霧ヶ峰富士見台】

ニッコウキスゲの群生地として有名ですが、見事に咲いています。
後ろの蓼科山にもいい感じの雲がかかっています。

富士山の方向は雲がなく、笠雲の富士山がきれいに見えています。
富士見台近くの車山肩もニッコウキスゲの群生地ですが、鹿除けの電線が邪魔して写真はうまく撮れません。駐車場も混んでいたのでスルーしました。
次に踊場湿原を覗きましたが、霧も無ければ、花もまったく咲いていないという状態で、こちらもあっさり撤収です。
ビーナスライン八島線に入って、次は八島湿原を目指します。
【③八島湿原】

駐車場にクルマが結構いたので心配しましたが、なにしろ広くて問題ありません。
鳥は思いっきりさえずって大サービスしてくれるし、蝶も乱舞しています。
すばらしい環境です。

八島湿原越しに車山を望みます。ドームがあるのが車山山頂です。

花の名前はよく分かりません

蝶にモデルをお願いして

今年のニッコウキスゲは見事な咲きっぷりです。
【④白樺湖 ミニレマン湖】
5時に集合したのにもう12時半を過ぎてしまいお腹が空きました。でも昼食を摂るのは一昨年感動した女神湖近くのそば屋に行きたいと、我慢して女神湖に急ぐことにしました。
ところが途中の白樺湖に来たらF先輩がちょっと寄って欲しいとご所望です。

ミニレマン湖に咲く、絶滅危惧種のアサザです。
先輩は
まだまだ撮りたがっていましたが「お腹が空いた~」「そば屋が閉まっちゃう」と督促して、やっと切り上げてもらいました。
【そば処 せんすい】

女神湖近くの「そば処 せんすい」です。ラストオーダーは14時半で間に合いました。

天もりそば
最初はつゆに入った温かい天ぷらそばを注文したのですが、「天もりそばでなくていいですか?」と店員さん。
「そばの良さはもりそばの方がわかるんだよね」と言ったら「そうなんです」と笑いながら上手に誘導されて、少し高い方になりました。
「そばも天ぷらも初めはお塩で食べて下さい」と、この店はこだわりがあります。
そう言うだけあってとっても美味しかったです。そばだけのためにまた来ても良いと思うほどです。
【⑤蓼科御泉水自然園】

食事が済んで、今度は蓼科スカイラインを登って御泉水自然園です。
入場料\600をしっかり払います。
雨が心配で、上だけレインコートを羽織ります。

かわいい花ですが、もっと勉強して名前を覚えなければ。

ここでもニッコウキスゲは、見事な咲きっぷりでした。

園内の景色には癒やされます。

夕方から大雨の予報でしたが遂に降り始めてしまい、レインコートを羽織ってきたのでまだ助かったものの、いい潮時と撮影を打ち切ります。
帰りは、
いつものお約束で八ヶ岳エコーライン沿いの「たてしな自由農園 原村店」に立ち寄ります。アスパラはここのジュースが大のお気に入りで、年寄り仲間へのお土産にと買い込みました。
諏訪南ICから中央道に入ったら益々雨は強くなります。今日は御坂越えを止めて朝と同じ中部横断道にします。
トンネルばかりの中部横断道と新東名ですから、こんな雨の日は大いに助かります。
この日は433kmを走りましたが、さすがに大分疲れました。
若くないのだからあまり無理するのは慎まなければなりません。反省!
Posted at 2024/07/12 21:31:16 | |
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