
今日は地元中学校の「立志式」であった・・・
「立志式」の意味は、一つ前のブログのコメントを見て欲しい。
式も無事に終わり、P会長の任も解かれ、プレサージュに乗り込む。
ネクタイを緩めながら、エンジンを掛ける。
ちょっとカラカラいっているが、機嫌よく目覚めてくれた。
中学校の駐車場から右折して道路へ。
自宅とは反対方向だ・・・
プレサージュをどこへ向かわせようとしているのか・・・
しかし、プレサージュは快調に湾岸線を駆け抜けていく。
前にも後ろにも車はいない。
スピードは60キロ前後・・・ 気分の良いドライブだ。
途中、雪が降って来たが、積もることはなかった。
夕暮れのオレンジ色の外灯の下、幻想的な雪の中プレサージュを走らせる。
学校を出て30分ほどだろうか、目的地の駐車場にプレサージュを滑り込ませる。
ここは富山県・高岡市だ。
このお店は「千年寿」(ちとせほ)さんである。
ここは年配のご夫婦がやっているお店である。
お店に入ると「いらっしゃいませ」と聞こえる。
古民家風の造りで、店内には靴を脱いであがる。
店内には旦那さんの趣味だという、懐かしい小物があちこちに置いてある。
夜は初めてであるが、間接照明で落ちついた感じがうれしい。
店内は板張りで、テーブルは板間に座布団であるが、カウンターは掘りごたつ風である。
奥さんが「まだ寒いんで」と「火鉢」を持ってきてくれた・・・
そんなに寒くはなかったが、開店間もないので、寒いのではと気遣ってくれているようである。
うれしい配慮だ。
「火鉢」だけではなく、身も心も温まる・・・
しばらくメニューを眺め、今日のお目当てである品を注文する。
注文の品がでてくるあいだ、「火鉢」にあたりながら携帯でみんカラ・・・
「火鉢」から聞こえるパチパチという音が懐かしい響きである。
ゆったりとしていると、「お待たせしました」と奥さんが注文の品を持ってきてくれた。
千年寿さんの「塩チャーシュー麺」である。
「火鉢」に当りながら、らーめんをすする。 至福のひと時である。
ここは化学調味料を一切使わず、鶏、豚骨、玉葱、椎茸、魚粉等々をじっくり煮込み、更に寝かせたスープとタレを使用している。
ちょっと変わったというか独特の味がするお店である。
初めて食べたときは一瞬であるが"漢方?"と思ったほどである。
ひと口食べて"うまい!!"とくるお店ではないが、でもなぜかまた食べたくなるのだ。
やはり自然の旨みで勝負しているからだろうか。
すべて食べ終え、会計をすませ、「ごちそうさま」と声を掛けると、奥さんの「ありがとうございました」との声と同時に奥から旦那さんが「ありがとうございました」と声を掛けてくれる。
この瞬間が私は大好きである。
なにもらーめんに限ったことではないが、声を掛けると、それに対して返事が帰ってくる。
当たり前のことなのだが、妙にここちよい。
その心地よさを持ったまま、今、会社で仕事をしている(爆
Posted at 2008/02/07 20:28:25 | |
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