
男・・・
「ちょっと外出してきまぁ~す」
「帰りは17時すぎまぁ~す」
「気をつけてねぇ~」と女性職員の声を背に階段を降りる
今日は仕事で金沢までお出かけである・・・
某有料道路を順調に走る男のクルマ・・・
今日は彼の愛車ではない
半分彼専用車となりつつある「カローラフィールダー」くんだ
軽いボディに1.8リッターのエンジン
パワー感は充分である。
エンジン音も静かだ
しかし、70扁平も手伝って乗り心地がふわふわなのである。
上下のふわふわ感だけならまだしも、左右のふらふら感が若干ではあるが残っている・・・
先日、タイヤのバランスどりをしたばかりであるが・・・
といいながらも、クルマは順調に走り、県庁の近くのとある駐車場に止まった。
ここは・・・
「らぁうめん侍」さんである。
お店の構えからして「ラーメン屋さん」をしていない
店内は薄暗く、周りの壁は外装と同じでコンクリートの打ちっぱなしである
店内も黒で統一されているので、さらに薄暗さが強調されているようだ
音楽は「ジャズ」が流れている・・・
ジャズ喫茶の雰囲気であるが、店内はカウンターのみである。
店内に入り、カウンターに座ろうとする男・・・
すると、店員に「すいません あちらで食券をお願いします」
店の片隅を眺めると、申し訳なさそうに券売機が1台・・・
周りの雰囲気からおもいっきり浮いている(苦笑
男は券売機にあゆみより、ボタンを押す
カウンターにもどり、携帯を触りだす男・・・
しばらくして、
「おまちどうさまでした!」
との声と同時に目の前に現れたのは
「とんこつ醤油大盛り、煮玉子、ネギ盛り」である
グラスにも「侍」の文字が・・・ こだわりであろう
麺は細麺ストレートであるが、弾力がある歯ごたえであり、なかなかおいしい
スープはこってり感のあるとんこつに醤油のコクが合わさっておいしいではないか
このこってり感にネギがうまく調和して口の中をリセットしてくれる。
男はしっかり見ていた・・・
煮玉子であるが、麺と同時にカゴに入れちゃんとお湯で温めていたことを・・・
玉子は温かいほうがおいしいのである。
男は玉子の黄身を麺ですくって口に運ぶ・・・
麺の甘さと黄身の甘さのコラボレート・・・
まいう~! である
男は汗だくになりながらも、完食・・・
満足したようだった
「ごちそうさん!」
「ありがとうございました」
このやり取りが好きだ・・・
男は幸福の余韻に浸りながら、仕事先へと向かうのであった・・・
6時間後、男はクルマを走らせていた
仕事を終え、会社に帰る・・・
その途中
クルマを駐車場に止めた・・・
ここは・・・
「らぁうめん侍」さんである。
お店の構えからして「ラーメン屋さん」をしていない
店内は薄暗く、周りの壁は外装と同じでコンクリートの打ちっぱなしである
店内も黒で統一されているが、カウンターをスポットライトが照らしだし、なかなかいい雰囲気を演出している
音楽は「ジャズ」が流れている・・・
夜のほうがおしゃれである。
店内はお昼と違い、男性店員がひとりだけだ
男はまっすぐ店の片隅にある券売機へ・・・
カウンターにもどり、食券を店員に渡す男・・・
今回は・・・
「和風とんこつ大盛り、炭火肉盛」である
お昼のとんこつ醤油なにがちがうのだろうか・・・
男は携帯を操りながらも厨房をのぞきこんでいた
「お待たせしました!」
目の前に現れたのは・・・
「和風とんこつ大盛り、炭火肉盛(チャーシュー)」である
スープの色からして違う
香りも違うのである。
麺は細麺ストレートであるが、弾力がある歯ごたえであり、なかなかおいしい
こちらのほうがとんこつらーめんらしい
スープは比較的さらっとしており、女性でも食べやすいと思う。
ただ、男にしてみれば少し甘いのである
この甘さはとんこつからくるものであろう
「一蘭」ほどではないか、なにか奥で共通のものがあるような気がする
ネギ、きくらげが途中で口直しになり、これはこれでおいしい
途中で辛し高菜をいれると、味が引き締まる
こちらのほうが男の好みである。
おなかも満杯の男・・・
いまだ会社である・・・
「今日は帰って、「ラン」ちゃんとナイトデートをしよう!」
っと こころに誓う男であった・・・
そのころゴンは・・・
お夜食に大好きは「花かつお」をもらっていた(笑
Posted at 2009/11/12 21:52:09 | |
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