「う~ さぶい」
男は手をポケットに突っ込みながら、ホテルが出た
ホテルの前の大通りを東の方角にあるく
信号が赤になり、車の流れがきれる
男は大通りを小走りにわたり、道路脇にずらりとならぶタクシーをかわして歩道に・・・
大きな交差点で、南の方角に曲がる。
そのまま歩くと、目の前に大きな歩道橋が

夜も遅く、寒さで空気が澄んでいるのか
ネオンもきれいに輝いている
男はしばし、クルマの流れを見つめていた・・・
ほとんどがタクシーであり、たまにアウディ、BMWなどが走りすぎていく
「う~ やっぱさぶい」
男は足早に歩道橋を渡る。
男はどこへいくのか
このまままっすぐいくと、「男龍」、「陽林軒」、「薬膳ラーメン 満州」そして男のオキニである「万龍」がある
この方角はしばらく行っていないエリアである
やはり お気に入りの「万龍」なのか
っと 男は急に細い路地に入っていく
そこは・・

紺屋町の飲み屋さん街だ
男はお酒はあまりのまない
さらに自分から外で飲むことはまずないのである。
そんな男がなぜ・・・
すこし行くと

新しいお店が
「辛し麺屋 輪」さんである
男はしばらくお店の前でたたずんでいた
新しいお店である
しかし、「辛い」が売りの店だ
ピリ辛は嫌いではないが、辛すぎるのはちょっと苦手である
「う~ん どうしよう」
男は隣の「初音ミク」のBARに引かれていたのだ
男は「初音ミク」の誘いを乗り越え、あるきだした。
紺屋町・・・
鍛治町ほどではないが、道路の両側に客引きがたちならぶ
男は、男性の誘いは目もくれず、手で誘いを遮るように断りながっら早足であるく
女性の誘いには目で合図をおくり、丁寧に断りをいれる
そのまま5分ほど歩いただろうか
そこには

「来々軒」さんの暖簾が
このお店7年ぶりである
まだみんカラを始める前に来ていたのだ
なので、みんカラ初登場である
暖簾で想像がつくかもしれないが、店内は決してきれいな雰囲気ではない
高齢のおいちゃんとおばちゃんが切り盛りしている
逆に言えば、歴史があるお店なのだ
「チャーシュー大盛り」
しばらくして

チャーシューメン大盛りである
スープはシンプルは豚骨で、塩気はしっかりあるが、すこし豚骨の甘味が
「力ラーメン」に近いだろうか
7年ぶり、男には懐かしい味である
男はあっという間に平らげる
「ごちそう様!」
男は汗をかいていた
外の冷たい空気がここちよい
30分後

ホテルで明日の仕事の準備をする男の姿があった
つづく
Posted at 2012/11/02 00:51:45 | |
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