5月17日(火)
男は北九州市にいた・・・
ホテルの窓から外の様子を眺める。
移動して、九州の工場に到着してすぐに会議が始まる
特に大きな問題はなかったが、某部署からの報告に議論が白熱する場面もあった。
「数年来ない間にかわったよなぁ~」
そう 駅前のビルの2Fには
『らうめん横丁』があり、らーめん屋さんが4~5軒ならんでいたのだ
そんな「らうめん横丁」もいまはなく、らーめん屋さんが2軒あるのみ・・・
「ふぅ~」
男は小倉城口(南口)を歩いていた
男の傍らには数名の男が「がやがや」と男の後ろをついていく
とある店の前
「個室あいてますか?」 と若いのがお店に確認
北九州といえば「鉄なべぎょうざ」だろう
今日の会議参加者と数名だけ情報交換のために晩めしを一緒にたべた
時期が時期だけに個室があるお店を選んだのだ
熱々で焼きたての鉄なべぎょうざはうまかった!!
ただ、男にはこのあとの思いもあり、ビールはこの一杯のみ、餃子も1.5人前ぐらいしか食べなかった
あまり長居をするわけにもいかず、適当に解散する
ただ、スタートが遅かった分、時間は22時をまわっていた・・・
お店を出て、皆と反対方向にあるく男
そう 男が泊っているホテルとも反対である
そのまま通りを歩いていくと
「酒呑処 飛来」さんの看板が
この看板のまえで男の足が止まる・・・
階段を上るのか?
そう やはり
このお店も久しぶりなのだ
ここは全国の美味しいお酒が揃っている
だが 男は
商店街を歩き続けていた
時間は22時30分
さすがに人通りはすくない
「旦過市場」にでる
ここは4月に大きな火災が発生していた
現場の前を通ると、少しではあるが、焦げ臭さが漂っていた
さらに違う通りの商店街をあるく男
新しいラーメンのお店がいくつかOPENしていた
小倉駅近辺で20軒以上のらーめんを食べ歩いた男であったが、足がお店に向かうことはなかった・・・
商店街を少し離れ
小倉城を眺める
ほどよい風が吹き抜けていく
歩きっぱなしの男には気持ちがいい
むらさき川の水面にうつるネオンがきれいである
また「旦過市場」戻ってきた
ここの
「丸和前ラーメン」が男のお気に入りだった
このお店、以前は屋台ででも営業していたのである。
だが、火事の影響でしばらく営業できないであろう・・・
男はさらに歩みを進め
鍛治町へ 小倉の飲み屋さん街である
基本的にこの町は遅い
飲み屋のおねーさんがかっぽしているが、それにしても人がいない
コロナ禍の影響だろうか・・・
その近くの公園に
いろいろと屋台がでていた
その奥の
「力ラーメン」ここも素直に美味しいラーメンである
だが 男は「力ラーメン」の前を通り過ぎる
そう 心のなかではすでに行くお店を決めていたのだった
そこから10分ほど経過しただろうか
男は茫然とたちつくしていた・・・
「なくなってる・・・」
男はちいさくつぶやいた
そうここは男のお気に入りの一つ
「万龍」さんがあったところだ
「う~ん ここまで歩いてきたのになぁ~」
男が歩き始めてから50分が経過していた・・・
しかたなく引き返す男
「さて どうしたものか・・・」
時間的に開いているお店は限られてくる
また商店街に戻るのか?
と ここで 男の目にとある看板が
「栗ちゃんラーメン」である
30分後 お店の前で満足そうにたたずむ男の姿があった。
そして また歩き出す
「ゴォーーーー」
男の頭上をモノレールが通り過ぎていく
男はまだ歩き続けていた・・・
もうすぐ日付が変わる
それでも男はホテルと反対方向にあるいていた
栗ちゃんラーメンを出てから30分・・・
男は別の店の食券機の前にいた
メニューを眺める男
後ろから若い男連れが近付く
すっと順番をゆずる男
まっ まさか! ここでまた食べるのか!?
そのまさかであった(;^ω^)
「う~ん 満足♪」
「日付けが変わったからハシゴじゃないよね♪」っと勝手な解釈をする男
当然ホテルに帰ってきたのは「次の日」だった
この時、男は革靴で8.5㎞も歩いたのだった・・・
つづく・・・ のか?
Posted at 2022/06/03 12:42:57 | |
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