うちに来てから2000km超えたエルグランド

エルグランド、前型のE51はよく借りて乗った。

FRだったけど、フラフラだった記憶。

中国自動車のワインディング区間は、車速が高かったら不安な動きでした。

このE52は、FFになってCVTになって屋根が低くなって狭くなって荷物乗らなくなって、、、全部マイナス要素だらけに感じていた。

叔父の逝去で不要になった為、突然やってきたエルグランド。
車検受けたばかりでしたが、叔母はこの大きさのクルマは運転できないと言い、渡されました。

水性塗料の剥がれ地獄と日産のトヨタと天と地ほどの保証と対応にびっくりして、
『日産新車で買うことないな』
とZが欲しいと思っていたけど、やめました。

来た時は、塗装は剥がれ外装は傷だらけ。

室内はヤニだらけ。

オイル類はいつ交換したのかわからない感じ。

パワーウィンドウは、今時運転席しかオートは無いし、パワステはいまだに油圧でオイル漏れてるし、とにかく後席が狭い。

アルファードの記憶が頭に残っていて、どうしても比べてしまう。



そんな第一印象からスタートしたE52エルグランド。

乗り始めて、このクルマの良さを体感することになった。

まず、ドライビングポジションが良い。それにシートも良い。これはキャラバンとハイエースでも思っていたけど、ポジションとシートはキャラバンの方が運転しやすい。

屋根が低くて低重心な意味。
これが疲れない。
長距離移動でワインディングや高速走行でも、フラフラしなく、頭が入ってリアも安定してついてくる。このエルグランドは4WDなのでリアが重い影響があると思います。
それとソフトなサスペンション。これが昔のフワァと動きながらクルマを安定させるので、気持ち良い。
オデッセイの新車に乗ってみたけど、足かたいし乗り心地悪い。エンジン音がメチャクチャ入ってくるのがとても残念でした。
アルファードの記憶は、柔らかいけどここまでではなく、しかも右から左などの走行中の切り返しの際に、『ヨッコイショ』って高いところに重いものがあるって動きが出ていた記憶。これ、E51エルグランドもこんな感じでした。

ハンドリングは、この手の重量級としてはかなり良いと思う。ひょっとして7万キロオーバーなへたったダンパーが良いのかもしれませんが、、、

あと、CVT。
これは加速時には、モーターボートみたいであまり好きになれない。
排気量3500ccもあるので、加速は巨体なのにそれを感じさせないほどなのには驚くけど、滑っている感はある。ココもオイル交換しないと。
でも、これのおかげで燃費が良い方向になっている。
ゆっくり走って遠出したら、リッター12を超える。
街乗りばかりでしたら7超えるぐらいですが、、、

あと、このクルマがメチャクチャ気に入っているのが、

『オーディオの音がメチャクチャ良い』

低音ドンドコは知りませんが、きれいな音が前から聴こえてくる。
特に高音の澄んだ音はサイコーです。

BOSE Systemでもない、普通の純正ナビですが、これが移動でストレスを感じなくさせてくれます。
どこか行くにも『エルグランドで行こう』って思ってしまうほど。


このクルマ、E52エルグランドに乗って思った事は、

『見た目だけではわからない良さが詰まっている』

と思いました。

でも、僕を含め日本人は、見た目の装備とか豪華さが全てで、買わせる事が全て！な感じになっているから、聳え立つ威圧感に豪華に見えるシートになっているんでしょうね。

反対に、日産の目に見えない体感しないとわからない良さは、もうちょっとどうにかわかるようにしたほうが良いと思う。

サーキットを走らせて較べる車種とは違うと思うんですよね。

なかなか良いですよ、E52エルグランド。