
今回のレースは出来すぎなぐらい、ドライバーの皆さんは素晴らしい頑張りでした。本当に感謝しています。
ATクラス(28号車)は、順位を気にしないエンジョイチームで7人体制(本当は8人体制の予定が6人しか集まらず、私が残り二人分を走りました)だったので、完走して楽しめれば良いなあと思っていたら、一時間経過時、二時間経過時、三時間経過時、最終結果まで、ずっとクラス一位!!!
ちょっとあまりに出来すぎだね。めっちゃ嬉しかったけど。。。
MTクラス(27号車)は、総合優勝狙う為にうちのチームとしては今まで無いぐらいの最強メンバーが5人揃いました。
しかし、スタートしてみると、レース車両の戦闘力が全く無い。。。上位集団についていけない。。。一時間経過時でクラス5位。。。総合優勝どころか、3位入賞も難しいかも。。。
そして、スタートドライバー(ハンチョー)から衝撃の証言が、
『アクセルを踏めない。。。ジャダーが酷く。いきなりアクセルを全開にすると、ホイールスピンして前に進まない』
アクセルを全開にできない車で、アレだけの走りをしていたのが逆に凄い事のような。。。その時は、エンジンマウントのヘタリと思っていた。帰ってから交換だなと。。。
また、セカンドドライバー(グンマ君)から
『ギャラリーコーナーで、たまにいきなりリアが流れる』
メチャメチャ運転の旨い連中が、アレだけ挙動を乱していたのに、タダのオーバースピードかな?と思ってしまっていた。
三人目(I先輩)も四人目(たきお君)も『アクセルが踏めない』と口を揃えて車の不調を訴えていた。
そして、運命の5人目のKING。四時間耐久レースもゴールまであと5分となった時、セカンドドライバーの言っていた症状が発生。いきなりリアがブレイクし、コースのイン側のタイヤに乗り上げ転倒。。。。
そして今朝、冷静に転倒車両を確認すると、写真の通りでした。右前ロアアーム(&ロアアームバー)の取付ボルトが脱落しかけと言うか、ほとんど抜けている。
このボルト一本のユルミ(脱落)で、ジャダーも挙動不審も全て説明が付く。
レースの前には、ストラット周りの増し締めは確認しているんだが、そう言えばこのボルトは増し締めはしていなかった。猛反省です。。。
車屋が整備したレースカーでこんな事になるのは、とっても恥ずかしい事で公表するのも一瞬ためらったのですが、他チームで同じ事が起こらないとも限らないので公表する事にしました。特に足回りのボルト類は大事故に繋がるんで、各チーム皆で気を付けましょう。
でも、アレだけ不調な車で、トップ集団に追いつけない車で、47&1&11号車が脱落して行ってくれたとは言え、3位入賞は上出来すぎでした。本当にドライバーは最強でした(私(一応ATクラスではベストラップ賞)より速いと思われるドライバーばかりを集めたドリームチームみたいなもんなんで当然なのかな?)。
耐久レースは、何もトラブルが起こらないことなんてありえないが、少しでもトラブルを最小限に抑えないと、総合優勝(見えてきたような気がするんだが、、)はやっぱり難しいなあ。
Posted at 2007/11/05 18:42:34 | |
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4耐レース | 日記