2011年05月11日
今日、お客さんから電話が、、、
『事故でクルマをぶつけてしまったから、直してほしいんですけど、、、、相手のクルマを。。。』
一応クルマ屋なので、いつもは板金修理も喜んで受け付けるんですが、ぶつけてしまった相手のクルマの修理を受けるのは、とても難しいんです。
ぶつけてしまった(立場の弱い)方が、ぶつけられた(立場の強い)方のクルマを、いくら綺麗に直しても、難癖やクレームが付けられやすいです。
酷い(相手が悪い)場合は、何度もやり直しをさせられると、板金屋さんも嘆いていました。
ぶつけてしまった場合は、ぶつけられた方が自分が信頼する修理工場を自分で選び修理し、多少高い修理代でも誠心誠意弁償した方がトラブルが少ないですよ。
(多少のボッタクリな修理金額でも、自分が悪い事をしてしまったのなら仕方がないとあきらめるべきです)
あと、お客さん的には、いつもウチが何でも安く直したりしているので、ウチに持って来れば弁償するお金が安くて助かると言うのが、本音の様でしょう。
でも、それは、相手からしたらとても失礼な話ですよね。
また、別の若いお客さんで、
『知り合いのまた知り合い(他人?)の新車の様なクルマのホイールキャップを割ってしまったから、ヤフオクとかで同じ様な中古のキャップ無いですかねえ?』
と聞かれた事が有ったので、こう答えました。
『ボクなら、キャップとはいえ新車の様なクルマを傷つけられて、中古品で安く直そうとしているのが、分かったら、メチャメチャ怒るよ。最低でも新品のキャップ代を弁償しなきゃ。それプラス、お菓子持って行って謝るとか、誠意をチャンと見せないといかんよ!』
若いと特に誰でもお金に余裕がないのは分かりますが、自分のしたことには社会的に責任を果たさないといけないですね。
その為に保険が有るんですが、保険を使うかどうか微妙な金額で、自腹を切る時にこんな事を(自己中的に)考えてしまいやすいです。
いつも相手の立場になって物事を考えたいですね。
Posted at 2011/05/11 22:05:19 | |
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トラブル修理 | 日記