さて。そろそろ私も本気を出して書かないといけないようだな!
あの長かった日のことを…
そう。あれは11月の27日。
まさしく小春日和(というか秋雨の中休み)だった…
私。秋水にとってはとても長い1日なのであった。
と、まあ序文は置いといて〜
きっとタイトルを見て。
Σ(´д`;)
Σ(´д`;)!
Σ(´Д` )!!
(´Д⊂ モウダメポ
となった人も多いでしょうが~
+ ∧_∧ + +
(0゚・∀・) ドキドキ 。
oノ∧つ⊂) +
( (0゚・∀・) ワクワク 。
oノ∧つ⊂) + +
( (0゚・∀・) テカテカ 。
oノ∧つ⊂) 。
( (0゚・∀・) ワクワク +
oノ∧つ⊂) 。
( (0゚・∀・) テカテカ +
oノ∧つ⊂)
( (0゚-∀-) ワクワク +
∪( ∪ ∪ 。
と__)__)
でお読みください。
さて。時は11月27日の午前零時。
何時もの如く仕事を終えて、ちょっとこれから大垣まで走って行って、始発に乗るんべや。
と私。秋水。
手元には職場の後輩(でも歳上)から貰った吉野家の割引券。
道中何処かで使うべや。と思っていたものの…
大垣まで走ってもどこも開いていなかった!
(夜中です)
というのは余談である…
さて。無事大垣まで走って。輪行でまず向かうのは姫路。
そう。今、姫路城の隣の姫路市立美術館でこんな催事を催しているのです。
現代郷土作家展「生きるものたちへ」
そう。この催事に出展されている作家さんに知っている方が居るのです。
(夏に個展の案内を戴いてその案内状から知りました)
というわけで、大垣始発(5:24)に乗って姫路着が8:55(平日ダイヤ)である。
姫路駅からは大手前まで約800m…もない。
姫路市立美術館は姫路城の東隣である。そう。早くつき過ぎた。
というわけで、何年かぶりに姫路市街をブラブラしてみることにする。
いやぁ。姫路市街をブラブラすると知り合いと遭遇する可能性が極めて高いので避けていたんですよね。純粋に用が無かったのもありますが。
快感時間である。もとい。開館時間である。
入場券を買って。見てきた。うん。
「姫路のみなさ〜ん。生きるものたちですよ〜」
と車のルーフから顔を出して叫びたい感じ(このネタがわかる人は相当マニアックなのは間違いない…気になる人は「うたわれラジオ」でググってみよう!)
という冗談は置いといて。
こういうものは自分の目で見ましょう。まだ開催中ですし。
この姫路市立美術館で見つける。
今岡山の県立美術館でこんな催事をやっているそうな!
しかも期間が30日までである…これは見に行きたいぞ…!!
さて。姫路市立美術館を出たのは11時過ぎである。
次なる目的地は岡山。デートの相手ともオカマ…じゃなかった。岡山で待ち合わせである。
鈍行で途中下車している関係とダイヤの関係で岡山に着いたのは13時頃。
デートの相手は1時間ほど前に岡山に到着して、林原美術館で待っている。
というわけで一目散に桃太郎通りを抜けて。たしかここら辺だったよな?と思いつつ林原美術館へ。
門ですが、中は撮影不可です。
丁度入れ替えがこの2、3日ほど前にあったそうで、こちらでも刀剣、甲冑の展示をしていました。
私…林原美術館。実は初めてなんです…優しくしてください…
(何度か機会があったものの、展示物入れ替えや夜中で入れなかった。)
お相手は着物ではんなりと。2巡目の途中だったそうで。
2人で顔を並べて見る。備前物と青江物の名品の大半はここにあるのです。
国宝が何点かと重文が何点か。重美も数点に特別保存刀剣も出ておりました。
「ま、まるで備前物のカンヌ映画祭や!」
と言ったかどうかは定かではありません。
2巡して。次の目的地へ。
そう。今日は林原美術館は前菜で…前菜にしてはパンチが効き過ぎているわけだが。初めからメインディッシュ的な…
だが…あくまでもメインディッシュは岡山県立博物館で展示中の大太刀「法光」なのである。
と言いつつもこちら、岡山県立博物館でも刀剣を20振り程。しかも一振りは三尺ほどの剣でした。こんな剣は初めて見ましたよ…
「まさに和製ドラゴン殺しや〜!」
と言ったかどうかは定かではありません…(2回目)
脱線した。大太刀の話を少ししよう。
この大太刀は吉備津神社蔵で、元々はとある若者の為に作られたものなのだそうだ。
全長で3mを超える。ド級の大太刀である。
しかも欠点がどこにも無い。地金は透き通るほどで。唯一欠点を上げるとするならば切っ先付近に土が落ちたと思われる飛び焼きがあるくらいだろう。
製作者の腕がどれほどのものか。これを見るだけで思い知らされる物凄いシロモノなのである(しかもこの大太刀は法光が三十代頭に製作した物である)
ちなみに大太刀はこの吉備津神社(岡山県)の他に、大山祇神社(愛媛県、四振り)と熱田神宮(愛知県、太郎太刀)、二荒山神社(栃木県?.大太刀多数)に奉納品がある。
この吉備津神社の法光にせまる大きさの大太刀は二荒山神社にあるものであるが、美術的な視点と実用的な視点で見るとこの法光に勝る太刀は他に無いだろう。。と思う
(現存する大太刀の大きさでは二荒山神社の大太刀2振りとこの吉備津神社の法光の計3振りが最も大きいそうな…
名鑑で太郎太刀と二荒山神社のまだ研がれていなくて錆び味の物以外は確認も写真も出せるのにできるのにしない秋水さんである。てへぺろ
こういうところが秋水さんの秋水さんたる由縁である。
この吉備津神社の大太刀は来年1月12日までの展示だそうな。
見たい方は名鑑などではなく、ご自分の目で見るのをお勧めします。
ここまでで、すでに刀剣類だけでも50〜60振りは見ています。しかも国宝、重文、重美を多数含んでいますが、まだ秋水さんの長い1日は続くのであった…
〜続く〜