さて。なにやら皆さん。鍋にお悩みの模様なので。
いつものごく適当に秋水さんが書いていこうかと思います。今回は珍しく画像が壱枚もないよっ!
さて。鍋…っていうかクッカーなんですが。
秋水さんは自宅ではビタクラフトの全面多層鋼鍋を。フライパンは錦見鋳造のフライパン&北京鍋。と山田工業所の打ち出し中華鍋…は錦見のを手に入れてきてから稼働率落ちてるなぁ(;´Д`)
あとちょこちょこトランギアのツンドラ3ミニ(ブラック)を使ってる感じでございます。
あ、あとストウブ…ではなくバーミキュラの鋳物鍋も使ってますね。
使っていて鍋については。ビタクラフトが一番だなぁと思っていたりするんですが。人それぞれ好みと使い勝手があるので。人によっては無水鍋でえええんやあぁぁぁあっぁぁぁああっ!あqwせdrftgyふじこlp;@:
って人や。いや!ティファールがあぁあぁぁっ!
とか。マイヤーがあぁぁぁああ!
とか。クリステルがぁあぁああっ!
って人とか。色々あると思うんです。
マイヤー、ティファールは言わずもがなだけど。クリステルもいいと思うんだよねぇ。
デザインがあか抜けてて。取っ手が外れて入れ子になるところとかいいと思うんだ。クリステル。
多層鋼部が底だけってのがちと残念。全面多層鋼なら間違いなくクリステルにしてたと思うんだ。
ちなみにビタクラフト使い始めて一番驚いたのは。。沸騰したお湯を注ぐ時にジュっと言わない!
(*´Д`)ハァハァ
ということで。話を元に戻しますが。
鍋の話ではなくクッカーの話。
クッカーと最近は言いますが、コッヘルとか弁当箱とか。メスキットとか言いますね。
メーカーは色々ありますが。主に登山用(小型軽量で高価)からキャンプ用(大型ダッチオーブンから組食器まで)色々あります。
まあ・・・食文化は人の数だけあるのでそれに対応しようとなるといろんなものがあるのも自然な事なのでせう‥‥(´・ω・`)
私は常にソロ。なので。
多人数で使うクッカーについては他に任せて。ソロ用クッカーの話をするとします。
っていうか多人数でオートキャンプするならぶっちゃけ何使ってもいいし。なんなら家の鍋釜使うのが一番使いやすいと思うんだ(普段から使い慣れてる補正効果付き)
さて。まず話をするのは素材についてなんですが。
鍋に使われる素材は軽い&主に使われている順にチタン・アルミ・ステンレス・鉄・鋳鉄・銅・真鍮・・・etcとなります。
ソロ用クッカーの場合ほぼチタンかアルミ。たまにステンレスがあるくらいですかね。
素材ごとの特性としては。
①チタン:熱伝導率が悪いが暖まりやすいけど熱容量が少ない。その薄さも相まって熱しやすく冷めやすい。どこかの女の子のような金属。比重はアルミよりも重いが強度があるため薄くできるので結果として軽くなることが多い。イオン化せず安定しているので酸やアルカリに溶けない。金属臭が無い。熱伝導率が悪いため内容物の熱が縁に伝わりにくいため器として使用するには向いている。フライパンには不向き。チタンも色々あるけど主に純チタンとαチタン、βチタンがある。鍋は純チタンが多いんじゃないかな。眼鏡はβチタン。Ti
②アルミ:熱伝導率が超良い。熱容量はそこそこ良い。アルミ素地のものはミネラルと化合して黒くなったりする上に金属臭がすることがある。酸、アルカリ、アルコールに侵される。アルマイト加工、フッ素加工(テフロン、スミフロン等)セラミックコートされたもの金属臭がせず焦げ付きや張り付きがしにくくなるが空焚き厳禁。比重は軽いが強度がないため厚くなるのでその分重くなる。って言っても鉄や銅に比べるとはるかに軽い。熱伝導率が超良いので内容物の熱が前面に回りやすい。熱湯入れて縁に口を付けると火傷する程度の熱伝導率。鍋からフライパンまでオールマイティー。ジュラルミンはアルミニウム合金の1つ。Al
③ステンレス:熱伝導率は悪い方。でもチタンほどではない。熱容量が大きいので熱しにくいけど一度温めると中々冷めない。でも温めるのは大変。強度はあるし錆びにくいけど重い。FeにCrを13%以上添加したもの。
④鉄&鋳鉄:あんまり外で使うものには採用されてないんだけど。スキレットやダッチオーブンは鋳鉄製。ここでいう鉄は打ち出し物の事。打ち出しの鍋は薄くて軽いものがある。鋳鉄は分厚くて重いけど熱容量が超大きいから保温性が良く。ステーキとか焼くとジュっと一瞬で表面が焼け~(ry
鋳鉄と鉄の違いは炭素量の違いとか組成が違うんだけど割愛。ものは同じFeさ。
簡単に言うと鉄を錆びにくくさせたのがステンレス。それによって得たものと失ったものがある。
⑤銅:熱伝導率がアルミ以上に良い。っていうか超いい。延性もいいんだけどぶっちゃけやわい。分厚くても落とすと一発で曲がるよ。鉄以上に重いんだけど。それにまして利点がある。欠点もある。
錆びると緑青を生じる(無害)上、酸と反応して凄い味になる為、トマトソースとか作っちゃ駄目。3㎜厚位の鍋があったら米炊きに最高なんじゃないかと思う。純銅で使うのは電線くらいで鍋釜は数パーセント銀の入った赤銅が多いと思う。赤いCu
⑥真鍮:銅に亜鉛を添加…ry
⑦その他:土鍋とか銀とか金とか。
こんな感じ。なんだけど自分で書いてて意味不明だㇴ(´・ω・`)
物凄く上の事を平たく書くと。
チタン:直接口を付ける食器、水分多めの料理に向く。水分多くても粘性が高い麻婆豆腐とかシチューとかおかゆとかは不向き。焼き物にも不向き。炊飯は超難しい。
アルミ:調理器具としてはオールマイティー。直接口を付ける食器には不向き。
ステンレス:薄物は焼き物以外の調理に向く。焼き物は苦手。厚物は油多めか脂の多い食材にすれば焼き物もこなせる。
鉄&鋳物:重いし錆びるけど調理器具としてはオールマイティー。特に焼き物に向く(油がなじむまでは油多めか脂が多い食材に…(ry)
って感じだね。
形状については平鍋。と寸胴鍋(っていうよりは縦型?)があって。
高さよりも径が大きい。もしくは同程度のものを平鍋。径よりも高さがあるものがずn・・・縦型鍋ということになりますが。
これの特徴は、平鍋は中のものが見やすく。調理がしやすい。炒め物もできる。五徳形状をあまり選ばないけど、バーナーヘッドの形状によっては一ヶ所に火が集中しすぎたり。縦型鍋比で嵩張る。ガスボンベ入るやつでもちょっと嵩張る。〇型が多いけど□型もあるよ。
縦型鍋は中のものが見ずらくて。調理しにくい。炒め物は絶望的。何かを茹でるのに少ない水で済むとか。五徳が小型でバーナーヘッドも小型な小型ストーブに向く。っていうか大型のストーブには乗らない事があるし日がまともになべ底に当たらなかったりする。ガスボンベとストーブを収納できるものが多い。
とまあ。ここまで書いて思った。
現在主流の縦長クッカーってやっぱり基本何かを茹でたり。煮たりするのが主用途なのね。
だからパスタとかインスタントラーメンとか。あるふぁ米とか。そういったものと一緒に使うのに相性がいいようだ。海で魚をさばいて米炊いてとか。山で鶏焼いて~(ry)とかには使いにくいわけで・・・しかもチタンだと余計。
やっぱりチタンは調理器具に向かないんだけど。使用用途特化の用途なら軽くていい。飛び道具的な存在なんだねぇ‥‥(´・ω・`)
さて。というわけで。こんな感じなのですわよ。
容量とか形状とか。どういったものがいいのかは何を作るのか。どういうところで使うのか。熱源は何なのか。とかで全く変わってくるし好みもあるので割愛。
・・・・調べてみて思ったけど。スノーピークのアルミパーソナルクッカーって安くてそこそこ軽くて良く出来てそうな感じなのよねぇ。容量も丁度良さそうだし。
チタンパーソナルクッカーの方は失敗だったとうちの父上が手をだして言ってた気がするのは気のせいかしら‥‥(´・ω・`)
EPIのアルミ食器6点セットも安くて良さそうなんだけど。鍋底形状が微妙。そこは鍋じゃなくてあくまで食器ってことなんだろうか。
ちなみに
前回の記事で、新調した鍋は。
エバニュー
400FD(チタン)
mulTiDish (400FD蓋兼用。チタン)
Ti570Cup
570Cupフタ
ロータス
アルミポット
という構成になっています。
アルミポットで炊飯を。570でみそ汁を。400FDでメイン(刺身等)を。muTiDishはアルコールストーブや固形燃料なら台に。もちろん400FDの蓋にも。。。
焼き物はヨコヤマテッパンで!
って感じの使い方になるかと思います。400FDはマグ代わりにも使われることでしょう‥‥(´・ω・`)