システムと言ってもWindowsからMacintoshやDOS-Vに変えたわけじゃありません。いやDOS-VはWindowsにも積まれてますけどね。。
じゃあ、なんのシステムを変更したのかというと~
カメラのマウントシステムを変更。というか更新しました。
今まで使っていたのがフィルム時代の
これ。だったので、実質上の純血統の後継機に乗り換えたってことですね。
この間は約30年の開きがある訳ですが・・・・
え?フォーサーズのE系列はなんなんだい?って思われるマニアな人もいるかもしれませんが~
E系列はOMとは全く違う系統のカメラなので、このE-M5が実質上OM-4の後継機になるんですよね・・・・(OM-4は83年発売で、うちの白チタンは86年発売。黒チタンが87年発売だそうなんだけど。本当に30年の隔たりがある訳ですな・・・・(´・ω・`)
この写真の後ろの方に初代のOM-1も転がってるんですが。それぞれの主な違いとしては。
OM-1→布幕横走りシャッター1/1000まで。フォーカシングスクリーン裏にTTL測光式の露出計があるためフォーカシングスクリーンの透過率によって多少露出値が変わってしまう欠点がある。フルマニュアル機械式(電池は露出計に使うだけ)真鍮外装。73年発売
OM-4T→布幕横走りシャッター1/2000まで。TTLダイレクト測光方式。スポット測光可能。絞り優先AE&マニュアル操作切り替え。電子式シャッター。チタン外装。86年発売
ちなみにOM-1とOM-4Tの間にはもちろん2と3が存在するんですが。それについてはググレカス!
ちなみにちなみに単なるOM-4は真鍮外装です☆
マウントはOMマウントで一眼「レフ」なのでレフ板があります。ペンタプリズムに像を送る鏡の事ですね。フィルムとはいえ、一眼レフでこのサイズで作れるんだから、しかも40年ほど前に。凄いですよねぇ。。中身はもちろん精密そのものです。ピント合わせはMFしかありません。
E-M5→金属縦走りシャッター。1/4000まで。マニュアル露出、絞り優先AE、シャッター速度優先AE、プログラムAE、オート撮影、動画も撮れちゃいます。AF機能。5軸手振れ補正。マグネシウム合金製外装。
とか搭載されてる機能が多すぎるのですが主な違いはここら辺でしょうか。
当然ながらミラーレス一眼なのでレフ板がない為EVFが付いてます。実像ではなくファインダーを覗くとイメージセンサーに投影された映像が見れます。ペンタプリズム部の様に見せて中に入ってるのはEVFなんですね。マウントはマイクロフォーサーズです。イメージセンサーも4:3ですね。
と書いてみた物の。。。こんな話はググれば済むことですね。そうググレカス。。。あ。ググレ○ス!で済む話ですな!
さて、なんで長い事フィルム使ってたのにデジタルに乗り換えることにしたん?
って話なんですが。
いや。私はアナログ人間なのか、MFの方が好きなんですね。ファインダーを覗いてピント合わせをする楽しさというのは。。。(マニアックな呟きの為割愛)
と言ってもOM-1からひょんなことから手に入ったOM-4Tに変えてみたら。フルマニュアルから絞り優先AEが付いてきたわけで。露出を外すことがほぼなくなったので。これは便利だと思ってしまったわけですが。。
コンデジはコンデジで持っていたんですけれどねぇ。この記事の写真はコンデジであるところのXZ-2で撮っています。
これもよくできたコンデジで。吐き出す写真はコントラストも高くて、レンズも明るくてちゃんとボケてくれる代物なんですが。電源を入れるたびに焦点距離がリセットされて、望遠側に持っていくためには毎回操作をしないといけないという・・・・
ああ。なるほど。ズームレンズが嫌いなのかもしれん(´・ω・`)と気が付いてみるものの。コンデジでズーム機能が付いていないものもあるけれど。焦点距離固定ですがな!
そしてフィルムの方で使っているのがOMシステムなんですな。このOM。今から見てもよくできてる。
小型軽量で大口径レンズも揃ってる上に接写から無限遠までいける解放F値の明るいマクロレンズが揃ってる。このレンズの写りは今でも一線級なんですねぇ。。
このOMから乗り換えるとなるとキャノンのEOSかオリンパスかパナのフォーサーズしかなかったところにSONYがEマウントシリーズのNEXシリーズを出してきた(これは今はαシリーズに統合されましたが・・・・)
しばらく前にSONYがα7というフルサイズ機でほぼOMと同じくらいの大きさと重さのデジタル一眼を出してきたわけですが。もちろんこれに乗り換えればそのままOMのレンズが使えるんですな。
でも色々考えてみた。3年くらい考えてみた。
そうこうしてるうちに色々と情報も増えてくるわけで。。。
α7はプラスチック製外装にプラスチック製マウントなんですな。手振れ補正も無い。
上位機種にすればマグネシウム合金製外装に金属マウントになるのだけど。割高。
純正レンズは言うよりも小さい訳じゃない。というかむしろ大きい。そして高い。ツァイスのレンズはいいのはわかるのだけど高いわ!
初めは防塵防滴だって言っていたけれど、今は防塵防滴に「配慮した」と言ってる。ちょっと信用できなさそう。
買うなら無印じゃなくてα7Rかα7Ⅱのどちらか。汎用性で見るとα7Ⅱの方がいいだろうね。値段はほぼ同じだし(現状で中古で13万程度。無印は8万程度)
とここまで考えた。
でももっと小型軽量なもので、NEX-3NとかにすればフルサイズじゃないけどAPS-Cサイズで小型軽量。でもOMレンズも付いてしかも画質も悪くないぞと。値段も中古で1.5万程度とこなれてると。
でもこいつはファインダーがないうえに外付けも出来ないんですな。残念なことに。
しかももしも外付けファインダーが付けれたとしても、ファインダーだけで3万くらいするという本末転倒な。。。。その3万+1.5万でレンズ買ってくるかよくできたコンデジ買ってきた方が幸せになれるんじゃね?
と思うじゃない。実際そう思った。これはオリンパスのPENもそうなんだよね。
NEX系で行くならNEX-5Nならファインダーが付くし、NEX-7なら外付けじゃなくてカメラ自体に付いてる。中古市場はまだまだ高止まりだけどね。
んで、もうちょっと調べてみたらこのE-M5が型落ちして新型が出た関係で値崩れしまくってる。と言っても新型の方は画像処理ソフトが新しくなったのとEVFの画素数が増えたとか。こまごまとした変更だけで主な仕様はあまり変わってないんですな。244万画素のEVFは羨ましい気はするけど。
SONYの外付けファインダーを買う値段でボディが買えてしまうんだから。どうなんだろうね。。
マイクロフォーサーズについてはPENが出た当初から気になってたのは確かで。改めて調べなおしてみたらレンズも小型で軽量なのがある。下の写真はフルサイズ換算で同じ35mm相当のレンズを付けてるんだけど、大きさについては一回り。重さについては半分の重量なんだから恐れ入る。しかもこれでAFで解放F値は1.8なんだよねぇ・・・(フルサイズ換算ではF3.5相当のボケ)
ちなみにこれはOMのレンズだから35mmF2.8でこのサイズだけど、他社のレンズだとこの一回り大きい。今はどうか知らんけどキャノンもニコンも大きい。
んで。調べてみて思った。
α7がいいなぁって言っても魅力なのは「フルサイズ」って事だけであって、私に必要な焦点距離が得れてかつ吐き出す画像も申し分のない物なら。もっと安くてちっこいカメラの方がいいんでないん?と。
α7Ⅱと同じ値段だしたら12-40 F2.8PROのレンズとボディが変えてしまうんですな。このレンズは定評があるレンズだし、このズームレンズ一本で私が使う焦点距離のほぼ98%は満足できるわけだけど、α7Ⅱだとボディしか買えない。これにレンズで10万か・・・・ちょっと。ねぇ。それだけ出すならフルカーボンの自転車が買えてしま・・・・ぐふんぐふん
NEX-3やPENみたいに外付けでEVFを付ける必要も無くて、しかも防塵防滴(レンズも防塵防滴じゃないと意味ないけど)で小型軽量で吐き出す画像も高感度の耐性もホワイトバランスも(そりゃフィルムから乗り換えればどんなカメラに乗り換えても満足できるのは解ってるんだけど)そして値段も。α7にする理由はどこにもないな。と思った次第。
もちろん思った。ああ。。。OM使ってきたけど。やっぱりOMなのか。。と。消去法で残ったのか最善の選択肢だったのかはわからんが。
もちろんマウントアダプターを使えばOMのレンズも使えます。
焦点距離は倍に。例えば50mmは100mmになるのと、実絞りで使うことになる。という事と絞り優先AEかマニュアル露出でレンズの情報がデータに残らないというのとMFになるという事以外は何も問題ありません。マウントアダプターの厚みが約3㎝あるっていうのが一番の問題かな。重さは80gくらいだから負担と言えば負担だよね。
私がよく使う焦点距離は16mm、35mm、90mmだから。この焦点距離をカバーできれば実運用上の問題はほとんどないんじゃないかな。90mmF2はすごいレンズだけど。残念ながら180mmF2マクロなんて言う物凄いレンズに様変わりする上に、手持ちの180mmF2.8マクロなんて360mmF2.8マクロなんていう物凄く恐ろしいレンズに様変わりしてしまうんだけれどね。ここまでくると手振れ補正も役に立たんし、ピントもさぞ薄かろうなぁ・・・・
マクロレンズはMFのが便利だからとりあえず50mmF3.5と今ついている17mmF1.8の二本での運用で。50mmF2が欲しい所でございますな。重いけど。随分値下がりしたしね。
さて、最後に書いておこうと思うのだけれど。
もちろんこのOM‐1もOM-4Tも現役で使えるものだし、今フィルムが装填されているし。手元にあと4本リバーサルフィルムがあるんだ・・・
さて。何を撮りに行こうか。。