皆様(^^)v
師走に入り、寒さも益々と増してきました。
体調を崩されない様ご留意ください。
さて、12月1日は『映画の日』、当日は映画人として小さな体験旅行で映画鑑賞『ゴジラ-1.0』に行き、ゴジラの世界観に浸って来ました。 映画は小さな旅として、作品の世界観を体感できる魅力あります。
<映画鑑賞『ゴジラ-1.0』>
皆さん、ゴジラ好きですよネ!?。。。
私・アル君は好き、ゴジラ・シリーズは全てかな鑑賞しております。
日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目となります。
ヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手掛けました。
タイトルの「−1.0」の読みは「マイナスワン」。
舞台は戦後の日本であり、戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。
ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。
戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。
【動画借用:予告 ゴジラ-1.0】
ゴジラ-1.0。。。
12月1日(金)に近隣のシネマで鑑賞、映画の日にて一律1千円で座席はスクリーン3のJ列7席、見通し良い席でした。
ストーリーは「因縁を抱えた個人とゴジラ」の対立が軸になっており、特攻隊の生き残りである主人公・敷島が恐怖やトラウマを乗り越えていく流れになっています。
今回は「核」というモチーフをストレートに重ねつつ「強くて恐ろしい」イメージに振っています。
特に銀座へ上陸した際のゴジラの暴れっぷりは凄く、人間の存在など眼中にないと言わんばかりに、戦後の復興しつつあった東京の街を蹂躙し手当り次第に破壊し尽くす様はまさに圧巻でした。
そして放射熱線の圧倒的なエネルギーに込められた核、原爆のイメージ。
ゴジラにとって「核」は切っても切り離せない重要なモチーフですが、これほどまでに明確な映像表現を持って「ゴジラと核」を重ね合わせた作品です。
熱線を放射する際の段取り……特徴的なギザギザの背びれが尻尾のほうから順番にガチャンとせり上がっていくギミックも面白かったです。
あの様なタメというか、「来るぞ来るぞ」と観客に思わせてくれる見せ方はゴジラを解っているなあという感じがしました。
ドラマパートではキャッチコピーにもある通り「生きて、抗え」の「生きて」の部分がメッセージとしてとても色濃く出ていました。
人の命が簡単に切り捨てられてきた時代の物語にしたことで、敷島の「生きて帰る」という決意に重みがありました。
戦後間もない、何もかもを失ってすぐの人々がゴジラという未知の恐怖にどう抗っていくか、ゴジラと人の関係性をアプローチする試みがなされていました。
映像的には、山崎監督が「人間とゴジラの“近さ”をいかに見せるかに心を配った」通り、VFXで表現されたゴジラの臨場感が凄まじい。
近距離シーンのクオリティが格段にアップしており、特にゴジラが木造小型船や戦闘機を追ってくるシーンでは、あれだけはっきり顔を水面に出しながら泳ぐゴジラの姿に度肝を抜かれました。
重巡洋艦・高雄との近距離戦も見事です。
着ぐるみで撮影されていたミレニアムシリーズ時代には表現できなかった、VFXならではのしなやかでダイナミックな身体表現は、“ゴジラの撮り方”の常識を大きく覆した本作品です。
映像面でもう1つ触れておきたいのは、“核兵器の産物としてのゴジラ”を強く印象づけた熱線の描き方です。
中盤の銀座のシーンで、熱線の被害で大きなきのこ雲が立ち上がり、半径数キロ以内の人々も爆風で吹き飛ばされ、黒い雨が降るという強烈な場面あるが、ここまで“原子爆弾そのもの”な熱線を放ったゴジラはシリーズ初です。
いくら撃っても瞬時に再生してしまうゴジラの表皮も、簡単には除去できない放射能そのものの様でした。
どんなに頭ではわかっていても、着ぐるみだった歴代のゴジラを“核兵器の産物”として映像的に認識することは難しかった。
だが、本作品ではそこを見事に表現してみせることで、身も心も“ゴジラ=核兵器”だと認識できたことでしょう。
総評。。。
何度もゴジラはやってくる、戦争は繰り返されるというメッセージが滲む本作品です。
危機が起きれば結局脅かされるのは人々の生活だし、積み重ねてきた人類の歴史が戦争のトリガーになってしまうことは、2023年の大きな実感の一つでもあるはずです。
政治や社会は昔も、戦後も、今も、何も変わっていないということをゴジラによって気づかされました。
『ゴジラ-1.0』は山崎貴監督と白組のVFX技術の集大成であり、「世界に通じる」迫力のVFXシーンが展開する素晴らしいゴジラ映画です。
「生きようとする」ことを芯においた人間ドラマも強く心を揺さぶるが、現代にそぐわない「昭和」の精神性が散りばめられた一部のドラマ展開がノイズとなってしまっています。
だがそれを踏まえても、映画好きであれば観るべき作品であることは間違いないでしょう。
ゴジラ映画はいつの時代も誰もが楽しめる娯楽であってほしいです。
余談。。。
『ゴジラ-1.0』を鑑賞する前、ネットでゴジラシリーズを見ておりました。
又、近々では『ジョーズ』にも嵌り、B級作品を含めサメ関連の映画を見尽くしました。
後、アニメで懐かしい『巨人の星』を見ている最中で、現在は巨人軍に入団し「栄光の背番号16」まで見ました。
今、見ても良く出来たアニメ大作であり、巨人の星を目指し様々なドラマ展開は素晴らしいです。
「いやぁー、映画って本当に素晴らしいもんですネ~」
ゴジラの世界観をエンジョイ!!!
では又 by アル君(^^)/~~~
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Posted at
2023/12/05 09:00:22