脳天大神へ行ってみた。①

角鹿さん

こんばんは。

舗装はされているけれど
かなりの難所ですね。

細い川（？）の両端で
綺麗に枝打ちされている木々は
有名な吉野杉ですか？

かなりの湿度だったとか・・・。

草熟れとい言葉はあっても
『木いきれ』という言葉はありませんが、
画面を通してそんな空気が伝わってきました。

「　念仏は百善に勝る　」

牟田寺の掲示板は面白いです。
私は不信心なのかもしれないけれど
その逆を考えてしまいます。

難行苦行の末の行者様よりも
家族の為に日々汗水たらして働いている方のほうが
立派だし好きだなと自分は思います。

ビリ(´ー｀)ケン

ビリ（｀∀´）ケンさん

　おはようございます。

　昨夜は台灣の桃園野球場で行われていた日本とプエルトリコの野球試合中継をテレビ観戦して寝てしまいました。

　プエルトリコやキューバなどカリブ海のチームはやはり気温差の違いで台灣でも寒くて力が出せなかったのかなと思いました。

　日本選手も季節外れに国際試合に出るように言われて頑張らないといけない立場なので気の毒ですがまあもう少しなんで怪我しないように優勝をめざしてほしいと念願しています。

　脳天大神は変わった名前の神社だなと。しかし気になりますよね、この名前。そこで散歩のついでに行ってみたんですが少し大げさに言うと泉鏡花の小説「高野聖」の中に描写される山奥を歩くような苔むした濃密で湿潤な異空間へ迷い込んだような気がしました。感想に書いていただいている通りです。

　少し前に雨が降っていて画像ではわかりにくいと思いますが、最初の左曽の集落は道が乾いていますが奥へ入ると道がまだ濡れています。上から山蛭がぼたっぼたっつと落ちてこないかという感じです。まあ蛭もいなかったですが絶世の美女もいませんでしたが（笑）。

　　屋久島に似ていると書きましたが吉野の奥の大台ケ原も雨の多い所ですよ。紀伊半島はけっこう雨が降る場所です。尾鷲もそうです。
枝打ちして手入れされた美林がたくさんありました。吉野杉もありますが吉野檜もあります。手入れされないで放置されている荒れた山林も目立ちます。そのため松茸がとれなくなっています。

「百善は念仏に勝る」

　それも道理であり納得できます。言えていると思いますね。それでも念仏が勝ると思えるのが信仰なんでしょうね。念仏が勝ると思っているのではなく門徒の人々は人生まるごと念仏だと思ってますので人生と念仏を切り離して考えることはできないのだと思います。生きてい在ることそのものが念仏であると。門外漢の解釈ですが。

　　念仏ではなく曹洞宗の開祖・道元の「典座教訓」をときどき読むのですが仏道修行は特別なことではなく典座にもどこにもあるという道元の得心、悟りがよくわかります。道元を教えてくれる先達は多いのですが尼僧である青山俊董師の説く「発心」という言葉が心に残ります。
　　　発心は人生の画竜点睛だと。自分なりに言い換えれば発心とは「動機」です。物事をする場合もっとも大事なのは目的でも決意でも計画でもなく「動機」だと思っています。

　　道端にあるお寺の標語は実際の所突っ込みどころ満載なので好きなのですが何かを考えるヒントになればいいのかな、と軽く流して行きましょう。