文章力というフレーズがありましてね。これ、書いた本人の意図したとおりに読者に想像してもらって共感を得る力と思ってます。
一番わかり易いのが「高級車の定義」。高級車とは・・・国や地域によって随分異なるんじゃないかな。
低開発国だとその国で販売されているクルマのカタログに掲載されている製品の中でもトップクラスの価格で頑丈さが優先されるんじゃないかな。
逆にモナコ公国にT社の高級車を持っていっても大したことはないんじゃないかと思ったり。
そのへんを考えてみるにCar of the Yearってのがありますが、ある意味で偏ってるかもしれません。(1月発売のクルマはインパクトがないと10月辺りに出てきたクルマに負けるような気がする)
話をちょっとだけ戻して日本国内における高級車の定義だと、趣味嗜好に大きく左右されるんじゃないかな。
単純にエンジンが・・・とか、スタイリングがエモいとか。お値段が凄いとか、本拠地がイタリアだからとかね。
そこいらへんをごまかして文章にすると
「やつは高級車に乗っている。」という部分だけでは、まだ想像できなくて
「素人の運転だが、それをアシストする性能でアイスバーンを苦もなく曲がっていく」
と書かれていれば、(あれかな?)とか想像していく。
ちなみに高性能車の場合は・・・って想像の範囲が広がっていくわけです。
例えば話が長くなりましたが、文章を紡いでいくためには、それなりの見識が要求されるんじゃないかな。そのあたり、カタログとか専門誌(どれだろ?)、ネット上の動画を読んだり見たりしていても上っ面だけで掘り下げて書くのは難しい。というのも細胞培養関連のスリラー映画が出たってので知り合いが見に行った結果、「あの実験手法は違う・・・」と申しておりました。
まさかの本物を買って、しっかり掴んでから書くというのは難しい。
そんなわけでプロの物書きは、巨大な図書館みたいなのを持ってたりする。関西だと
司馬遼太郎記念館とかに見学に行くとよく分かるんじゃないかな。
関東だと
開高健記念館に行ったことがあります。
こちらは釣り道具がメインだったかな・・・。
いずれにせよ現役の物書きの方々の蔵書が公開されることは少ないかな。
*最初は美女の定義ってのを書いてたけど、どんどんややこしくなったので変更して下書きに残してあったのが、今年の1月。11ヶ月下書きに埋もれてた。
Posted at 2022/12/13 08:56:17 | |
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