最初に粗筋の
リンクを貼ってしまうと身もふたもないのだけれど、世の中の少女(および少女だった人々)が、よくご存知なので予防線です。
というのも、この本を読みだしたところで見つかってしまいましてね、(ふ~~ん)読むんだ。って生暖かい雰囲気が流れましたので。
読むに至った理由は、関西の朝のアニメ枠で赤毛のアンを放送してるからで、ツイッター上に翻訳された方が居てましてアニメの感想を書くとイイねがもらえたり、そんなわけです。
前後して「国を救った数学少女」ってのも読んだりしてるので赤毛のアンの全体のストーリーが飽きないようにしてます。
もう少し遡ると今年の1月だったかな、そのあたりから本好きの下剋上ってのも読み始めて写真よりも読書がマイブームになってるかもしれません。
話を戻してアン(ANNE)の物語ですが、オリジナルは戦前(1908年)でして、数多くの翻訳家が日本語に翻訳しています。いま、読んでいるのは、松本侑子さんの翻訳でして非常に丁寧に翻訳をしています。いうならば、大人が読んでも矛盾がないというかスキがまったくなく読んでいて、アンの歩いている風景やマリラやマシューの動きが手にとるように想像できる翻訳になっています。
書き出しの部分をかいつまむと「男の子の孤児を希望していたのに赤毛に細っちょでソバカスのアン・シャーリーという女の子」を引き取ったマシューとマリラの物語とも言えるでしょうか。
そしてプリンスエドワード島の四季とアンを取り巻く人たちの物語でもあります。
全部読むには非常に時間がかかりますが、章単位で読むと楽なんじゃないかと思います。また、お子様に読み聞かせるのも良いかもしれません。子供用ではないので場合によっては省略したり飛ばしたりするところがあるかもしれませんが、お薦めです。
それと最初に興味を持つまでは読み聞かせて、ある程度のところからは自力で読めるようになったら本人に任せる方法もあるのかなと思います。とにかくアンを取り巻く風景を想像できるかが鍵になりますので、10歳以後がお薦めです。
(漢和辞典とか国語辞典が必要な場合もあります)
.
Posted at 2020/05/27 10:59:29 | |
トラックバック(0) |
お勧めの本 | 日記